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憂きことも吹き飛ぶ心地かき氷

こりゃ旨いひと声上げる夏氷

裏庭の蜩の声火を灯す

夏帽子緑の山の華となる

万緑の松山城や勇湧きぬ

夏草の揺れいる影を楽しむや

幽かなる音にも翔ちし赤とんぼ(祖母が遺してくれたもの)

3週間前

好物のバナナ描いて詩となる

平然と手荷物検査サングラス

かにかくにまっすぐ進む清夏かな

七月の空の青さや心和ぐ

しみじみとステンドグラス夏涼し

定番のメニュー並べて夏の朝

雨雲を天に押し上げ梅雨に耐う

どこまでも早苗田続く里の山

裏庭の蜩の声火を灯す🔷ばあばの俳句(8/16)

散策の力みなぎる夏木立

節電や手放すなかれ古団扇

新樹より力貰いて前を向く

カップルの足どり遅し梅雨の街

風涼し道後散歩の足湯かな

初物の一皿嬉しさくらんぼ

憂きことも吹き飛ぶ心地かき氷🔷ばあばの俳句(8/10)

描き終えてケーキで憩う夏の朝

紫陽花の色が変わりて雨あがる

好物のバナナ描いて詩となる🔷ばあばの俳句(7/23)

歯の痛み飛んで真夏の空の青

ギアマンの天然氷いちご味

たまさかに浴衣で夕餉楽しみぬ

夏草や揺れいる影を楽しむや🔷ばあばの俳句(7/11)

万緑の松山の城絵の如し

万緑に色を映して陽が昇る

何処までも果てなき道や山滴る

夏帽子緑の山の華となる🔷ばあばの俳句(7/2)

定番のメニュー並べて夏の朝🔷ばあばの俳句(7/21)

かにかくにまっすぐ進む清夏かな🔷ばあばの俳句(7/9)

髪色を流行りに変えて夏衣

六月の空を見上げて深呼吸

吾が命守るが一番梅雨に耐う🔷ばあばの俳句(7/14)

夕焼や水面耀く瀬戸の海

歯の痛み飛んで真夏の空の青🔷ばあばの俳句(7/10)

万緑の松山城に勇湧きぬ🔷ばあばの俳句(7/7)

さり気なく香水噴霧家を出る

かき氷老舗の味の長き列

七月の空の青さや心和ぐ🔷ばあばの俳句(7/5)

平然と手荷物検査サングラス🔷ばあばの俳句(7/28)

万緑の城を見上げて句を修す

暑き日は我が家で楽し三時かな

日燦燦大物干して汗ばみぬ

夫の笑み狭庭の紫蘭咲き継ぎぬ