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何で勝負するのか

「自分に合った仕事を探す」
「自分らしく生きる」
 これらは自分が先にあって、その「自分」のイメージに沿った生活を求めることで会る。
 一見正しいように聞こえるが、「自分は変わらない」という前提になるかも知れない。
 自分を変えないから、成長が遅れる気がする。
 少なくとも適性を感じない世界に飛び込んで、何とかしようという気概はなさそうだ。
「好きなことをする」
 これにも問題が隠れている。
「好き」をどう捉えるかが大事である。
 小説家になるとした場合、小説を書くのが生まれつき好きな場合と、書いているうちに小説家という仕事が好きになる場合がある。
 どちらも持っていれば良いのだろうが、なかなかそうはいかない。
 長続きする情操に昇華されるためには、数々の苦難を乗り越え、仕事に誇りを持ち、執筆するひとときを、創作の苦しみと共に受け入れたときである。
 だから、自分が今持っているものだけで勝負しようとすると、自己実現には至らないのではないだろうか。

「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。