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畑のはなし

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北海道八雲町の小さな農園のはなし
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記事一覧

白ゴーヤ

ゴーヤの美味しい季節が北海道にもやってきました。旬の野菜にはやっぱり体にとって意味があって、ゴーヤの苦味と栄養価は夏バテ予防にぴったり。

ゴーヤは漢方では

五味は「苦」

五性は「寒」

◆「苦」は体の熱を冷ます作用があって、「寒」は水分を補い、炎症を鎮めて毒を排泄する作用があります。

私たちも夏本番を迎えて暑さの中くたくたになるまで働いた後は、ゴーヤを良く食べています。翌朝は体がスーッとす

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自家採種の今年のズッキーニ

ズッキーニが採れ始めました。

今年のズッキーニは主に2種が混ざり合った交雑ものになりました。種の交雑は交雑しやすい種類の野菜の自家採種の面白いところの一つでもあって、植物の種の不変な姿、進化の深みや不思議にふれる瞬間でもあります。

この交雑は去年、近くに数種のズッキーニを植えていて自然交配の実から採種したからという単純な理由から。本来であれば採種前提でズッキーニやかぼちゃを栽培する場合はせめて

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セロリの種

セロリの種

昨年、農園としては念願だったセロリの採種に初めて成功した。北海道でセロリの採種はやはり難しいと思うけれど、うちの作付けでは暑い夏を乗り越えなければならないからなおさらで。だから春に揃ってトウが立ちはじめた時は本当に嬉しくて喜びました。

それからしばらくして初めて見た蕾や花のこと。蕾の頃は一体どんな花が咲くんだろうと楽しみにして毎日のようにセロリの様子を見に行っていたことを、こうして種をあやしなが

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食べることは生きること

食べることは生きること

8月に入りました☀️。今年の八雲はすごく暑い日々が続いていて、さらに湿度もあるので、昼間の照り付ける太陽の下では、もうさすがに全開では仕事が進まず続かずというかんじです。能率を上げる為にも朝晩に集中して野菜のお世話をし、私たちは元気に畑で過ごしています🧑‍🌾。

さて、今年の立秋は8/8。
暦上ではもうすぐ季節の変わり目。早いものですが、農園の野菜はもう中盤を過ぎて、秋野菜を入れても残すところ

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種をつないで

種をつないで

にんじんの収穫がスタートしました。掘りたての時のオレンジ色は本当に綺麗です。
そして、良い香り。
久しぶりに農園の新鮮なにんじんを食べて、体にすっと染み渡るような元気を貰いました。

このにんじんが育つ列の下側には、この子たちのお兄さんたちが、今は花を綺麗に咲かせてその育ちを見守っています。同じ親を持ちますが種をまき、育ったタイミングが異なるので兄弟。兄は去年秋植え。弟は今春に種をまきました。

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ナスがなり始めました。

ナスがなり始めました。

ナスがなり始めました。こんなに早く露地ナスがなり始めたのは、農園はじまって以来初めてのこと。

八雲の山車行列の日に27度、26度と2日連続して25度以上の日は驚くほど。何故ならこれまでの八雲だと、この山車時期はまだ肌寒いくらいのイメージがあるから。

気になって調べてみると、過去10年の記録を見て7月同日の最高気温は大体22度。
やっぱりそうかと、今年は特別なんだなぁと、そこで話の幕を下ろそうと

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立春

立春

『立春大吉』。二十四節気では第一節気となり一年の始まりです。氣の流れが変わり、春の氣が立ちはじめるという日でもあります。太陽の黄道位置(地球から見た太陽の通り道での位置)としては冬至点と春分点とのちょうど中間で、ここからいよいよと春が動きはじめるという節気になります。古来中華では陰から陽へと氣や波動、エネルギーの向きが変わる一年の中でも重要な大転換日とされているそうです☯。
太陽や地球という天体が

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春の畑

春の畑

春の植付けは順調に
ひと山を越えました。

長くなった日が暮れる頃には、
まるで坂をずっとずっと登り続けていたかのような重たい足を一心に進めた日もありました。

あっと言う間に日々が過ぎていく中、
たくさんのやることを頭で整理しながら、
一つ一つを丁寧にやり続けてきました。

なかなか降らない雨、
月の前半はなかなか止まなかった強い風の中

手を使って一個
また一個。
足を使って一歩
また一歩と

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春の芽吹き

春の芽吹き

【紅花一薬草(ベニバナイチヤクソウ)】農園の沢の植物も色々と芽吹いてきました。「一薬草(イチヤクソウ)」という名の由来は一つの薬草で様々な病に効くというところから。生薬では「鹿蹄草(ロクテイソウ)」強心、降圧、抗菌などの作用があるとされています。

イチヤクソウは菌従属栄養植物で土壌微生物(外生菌根菌)との共生関係を育まなければならず、単独では生きていけない面白い半寄生植物です。
根を見るとわかる

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穀雨

穀雨

【穀雨】

山の芽吹きを呼び起こすような雷鳴が夜の空に轟く。ザーっと雨が大地を叩きつける激しく。静かに聞いていると、何かが自分の内も呼び覚ますような気がした。
あっ、そうかこの雷雨はサインであり起点だ。山も畑もこの一雨で一気に緑が深まるだろう。
畑はこれから春本番の忙しい日々が始まる。

古来これは百穀を潤す慈雨であるとする。
#八雲山水自然農園 #穀雨 #二十四節気

畑の春

畑の春

不耕起に取り組み続けているので、雪がとけたばかり春一番の姿でも土がすっかり露出している場所が少ない畑の景色となります。

先日の八雲は南西風が強く吹いてPM2.5の霞む空でしたが、畑の土はしっかりとカバーされているので表土が風で飛ばされることもありません。北海道では露地野菜の植付けがまだ行われていないこの時期、強い風が吹くと砂埃が立つ畑をよく見かけます。生命感があまり感じられないそうした畑は一応に

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畑につながる水のこと。流域の自然を守りたい

畑につながる水のこと。流域の自然を守りたい

先週午後のひと時に、「流域の自然を考えるネットワーク」の川の活動に少しお邪魔しました。全ての生きものにとって大切な水。その水のこと、流域の自然環境に関心を持つことは農園にとって必然であり当然なこと。時間を見つけては何より現地に足を運ぶこと、見て触れて実際に感じることを私たちも続けて行きたいと思っています。
川にいると気持ちがいいし🐟

畑で土に触れていると自分らしくあるように、川の流れの中に身を

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野草堆肥づくり

野草堆肥づくり

【野草堆肥】農園の野菜の残渣+畑わきの野草(野菜3:野草7ぐらいの比率)で堆肥を仕込みはじめました。今回、野草は主にヨモギ、イタドリ、クマザサ、イラクサを中心にして農園の沢の植物(セリ、ミズなど)も少し←沢の植物は水分量が多いので少しでOK。どの野草も有用な植物ですが「野草堆肥づくり」にはこの時期のものが一番良い生命感、状態のものになると思います。
ヨモギは新芽だけではなくて全草を使用(野草堆肥に

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【当帰の話】

【当帰の話】

もう栽培はしていないのだけど畑には細々とひっそりと当帰が僅かに点在している。あれっというところにいたりする。もともとは山の自生種。品種改良のされていない野生種。その力強さに不思議はない。

だけどミョウガ畑で長い間自生していたたった一株の大きな当帰は4年目の今年芽を出さなかった。なんだか寂しいなぁと思いながら茶色く枯れたその姿を眺めていた。

しばらく眺めていると、はっとした。

目に入ってきたの

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