ナスがなり始めました。
ナスがなり始めました。こんなに早く露地ナスがなり始めたのは、農園はじまって以来初めてのこと。
八雲の山車行列の日に27度、26度と2日連続して25度以上の日は驚くほど。何故ならこれまでの八雲だと、この山車時期はまだ肌寒いくらいのイメージがあるから。
気になって調べてみると、過去10年の記録を見て7月同日の最高気温は大体22度。
やっぱりそうかと、今年は特別なんだなぁと、そこで話の幕を下ろそうとしたんだけど、どうも気にかかる。
それで7月全体の過去10年のデータを改めて確認。気候変動が進み次第に温暖化しているのはわかるのだけど、特にここ3年は加速度的に天候が変わったことがわかる。7月はもう普通に25度以上の日が何日もあり、30度を越える日も数日ある。
やはり、
過去のイメージはもう過去のことなんだと思い直した。
今年はヤマセが吹いても、なかなかどうしてヒンヤリと冷たい風では無い。確かにここ数年そんな日が多くなった気がしているのだけど今年は時に顕著。それでは海水温が気になると調べると、やはり高い。(以前も話をしたことがあるけれど、ヤマセは寒流である親潮が流れる冷たい海から吹く風だから、ひんやりとした風をもたらす。)近海表面海水温は例年より3度ほど高かった。
そして昨日改めて確認したらびっくりした😳。過去30年の平均水温と比べて5度も高い!たった5度かと思うかもしれないけど、水温の5度の差は、実はとても大きい。40度のお風呂は快適でも、45度のお風呂はどうだろうか。そして、太平洋近海の海水温の上昇を深堀りすると寒流親潮の衰退という事実に当たる。
なるほど。ヤマセが吹いてもということだし、ナスがこんなに早く採れ始める訳なのかもしれない。