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140字の小説集

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140字の小説を集めてみました。(それ以外の短編もあります) お時間がお許しならば、少しでもお立ち寄りください。 このマガジン、読めば笑顔になるかもです。 笑いはあなたのお薬です…
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2023年3月の記事一覧

はれた日に(140字小説)

はれた日に(140字小説)

晴れた日は気持ちが良いです。快晴の日は心が弾みます。
春は本番。
桜の華は彩りを増し、巷は活気に溢れている。春は生命の輝く季節だ!

だが、世間の活気とは裏腹に、
私は怪我をした膝が痛い!
水が溜まりお医者さんに抜いてもらったのに、膝が痛い。
晴れの日に、腫れている膝で、私の気持ちは暗くなる。

追伸
本当に痛い時に書いてます。

知らんけど伝えたい(140字の小説)

知らんけど伝えたい(140字の小説)

人が恋に堕ちる時間は、ある脳科学者の話に依ると、一秒も無いらしい。
殆どが一目惚れ。
しかも、匂いが影響するらしい。
人によっては、匂いの好みが違うらしいが、好きな匂いを感じて恋に堕ちるらしい。
でも、その愛しさは、三年も続かないとの事。
だから、浮気も仕方ないらしい。

知らんけど!?

追伸
あまり知らないけど、伝えたい事ってありますね。
無責任極まり無いですが、どうでもいい事なので、書きまし

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お彼岸(140字小説)

お彼岸(140字小説)

お彼岸になるとお墓は賑やかになる。お盆の時もそうだ
普段お墓参りに来ないのにこの日になると多くの人達が訪れる。
私も以前はお墓参りをしたけれど、こんな場所に私は住んで無い。。
千の風になって と言う歌にも有るが 私は大空を自由に飛び廻っているのです。

楽しいですよ♪ 生きている時よりも!

追伸
本当に死んだら何処に行くのでしょか?
楽しみですね。でも地獄には行きたくないですよね。

悪魔(140字小説)

悪魔(140字小説)

鼻の中で悪魔が蠢く。
その悪魔を追い出す為に、
クシャミを連発
鼻水が止めど無く流れ落ちる
その悪魔は鼻だけでは許してくれない
目にも入り痒みを与える
だが、その悪魔は人には無害だ
バイ菌の様に害を与える物では無い
自分の身体が勝手に反応してるだけ
無害の物を敵と想い込み戦っている
愚か者の私がいる

追伸
人間関係で何となく嫌いと思ってしまう人がいますね。
話した事も、付き合った事も無いのに、見

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愛犬の想い出(140字の小説)

愛犬の想い出(140字の小説)

昔 飼っていた犬がいた。
ワガママで頭が良く大食漢で顔はブチャい。
悲しい事に奇形児であった。
本来は血統書が付く由緒ある犬だが、
殺処分される犬だった。

僕が帰って来ても出迎る事も無く
小屋の中で尻尾を振るだけ。

大飯食らいの番犬にもならない、
役立たず犬のだった。

僕は、そんな犬が好きだった。