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世界最高被写体の見つけ方(海外鉄編)

「ビザ無しでアメリカに入れなくなってからが海外鉄」という名言からすると、私はまだ海外鉄ではない。ただそうは言っても10以上の国と地域で撮り鉄してきたので、そろそろ端くれくらいにはなれたかなと思っている今日この頃。

さて、海外鉄をしていて現地で会う方に言われる言葉に「初めて来たのによくここに来ようと思ったね」が挙げられる。先日のオーストラリアでもYarra Valley Railwayで会った日本人に言われた。

素晴らしい気動車、RM22を擁するYarra Valley Railway

この言葉には
①もっとマシな観光地がたくさんあるのに、なぜこんな地味な観光地に?
②遠く離れた日本からどうやってここを見つけたんだ?
の二つの意味が含まれていると想像される。①は個人の好みだから置いておくとして、②は少々コツが必要。海外鉄をやってみたい人向けに、私流のやり方を書いていく。

1.人づてに聞く

「誘われて行く」みたいなパターン。これは普段の交友関係にどのくらい鉄道好きがいるかで変わってくるので、ここでは省略。

 新疆ウイグル自治区の三道嶺は人から誘われたパターン。さすがに一人では到達難易度が高い場所。

2.画像検索

たとえば「メルボルン 保存鉄道」みたいな感じで「都市名+蒸気機関車」、「都市名+ローカル線」といったそれっぽいワードでGoogle画像検索をかけてみる。アジア圏の場合は日本人が多いので日本語サイトも割とヒットするが、英語圏は英語の方が引っかかる量が増える。まとめサイト的なものに当たれば、中学レベルの英語と機械翻訳でなんとなく路線名がわかるはず。ただ、覇権的に有名な鉄道(例えばメルボルンのパッフィンビリー鉄道やバンコクの線路市場)があると、それに染まってしまうことも多い。

今はすっかり行けなくなってしまった、ロシアのウラジオストクにあるケーブルカーはこのパターンで発見。可愛すぎる見た目に虜になった。

3.地図検索

行こうと思った街がある程度決まってきた時にやる方法。行きたい街を表示した状態で「Locomotive」、「Railway」、「heritage train」みたいなそれっぽい単語で検索してみる。そうするとそこそこ引っかかるので、路線名の画像検索やストリートビューで車両を確認する。この時、ついでに良さげな撮影地を見つけたらピン止めしておく。

オーストラリア メルボルン近郊のThe Bellarine Railway T251蒸気機関車は②と③の組み合わせで発見。地図で「steam locomotive」と入れ、引っかかった鉄道をしらみつぶしに画像検索した。

4.現地の人に聞く

これは言語力とコミュ力がいるので簡単ではない。もしできたら、参考になる情報を貰えるかも。ただ、あまりにマニアックな路線は現地の人もあまり知らない。

バンコクの線路市場クラスなら有名だが、正直ここまで有名になると①〜③の方法で情報収集可能。

他にも海外の鉄道系SNS(例えばTrainspo)を見る方法もあるが、私はあまり見たことがないので詳しいことは言えない。
皆さんも、もし海外鉄に興味を持ったら是非海外に行ってみてほしい。国内とはひと味もふた味も違う鉄道達を存分に楽しむことができるはずだ。

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