記事一覧
HIGH LARYNXの対策・練習方針
今回はHIGH LARYNX(以下ハイラリと略)の対策等についてです。
このタイプは高音発声時に喉頭が上がってしまうタイプでした。
ただ高音発声時にはある程度喉頭は上がってしまうものですし、
声の音色を作る際にもあがります。
その為一概に悪い状態とは言えないのですが、程度を超えるとやはり弊害となってしまうのでそういった場合は矯正が必要となります。
さて治していくにあたり重要になってくるのが、
LIGHT CHEST / NO CHESTタイプの対策・練習方針
今回はLIGHT CHEST(NO CHEST)の対策に関してです。
このタイプのおさらいですが、裏声の筋肉(輪状甲状筋:CT)は動くのですが地声の筋肉(甲状披裂筋:TA)不足している事が原因でした。
※声帯を薄く延ばすも縮めることが出来ず張りがだせない為音が鳴りにくい。
このタイプの対策方法はPULLタイプと真逆を目指します。
声帯を縮め厚く使う練習です。
解りやすく言うと、地声をできる限
FLIPタイプの対策・練習方針
今回はFLIPタイプの対策・練習方針についてお話します。
まずこのタイプの原因は大きく2つありました。
①TAとCTの活動バランスが一気に傾いてしまう(大体が極端にCT優勢に移行
②声帯の声門閉鎖を起こす筋肉、CLA(外側輪状披裂筋)の不足
ですのでこのタイプの方が練習する際に大事にして欲しい事は、
TA(甲状披裂筋)とCLA(外側輪状披裂筋)をしっかり動かす事です。
特にCLA(外側輪状披裂
PULLタイプの対策・練習方針
各タイプの大まかな特徴や原因を紹介してきましたが、
今回からはその対策と練習方針についてご紹介していきます。
まずは筆者も長年悩んできたPULLタイプの対策・練習方針についてです。
このタイプのおさらいですが、地声の筋肉(甲状披裂筋:TA)が過剰で裏声の筋肉(輪状甲状筋:CT)が不足している事が原因でした。
※声帯を厚くするばかりで薄くできない状態。
対策や練習方針は理屈上は単純です。
裏声
【発声タイプ】LIGHT CHEST / NO CHEST
さて今回はLIGHT CHEST または NO CHESTタイプについて説明します。
こちらのタイプも名前の通り『地声が軽い』若しくは『地声が無い』タイプとなります。
声の傾向としては、
・高い声は得意だが低音が苦手
・低音から高音まで出るが声量が小さいまた声質が細い
・本人の自覚がない場合が多いが裏声は出るも地声がでない
・・・などがあります。
比較的女性に多い発声タイプですが、男性でも珍