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事務職や日本語教師からAI領域へ。多様なキャリアから最先端エンジニアとして働く秘訣とは?

こんにちは!ワークスアイディ採用担当です。
今回は未経験からIT業界へ転職し、現在AIを駆使した部署で活躍されている藤原さんにお話しを伺いました。多彩なキャリアから最先端のエンジニアとして活動している秘訣がわかると思いますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください!

プロフィール

ビジネスデザイン事業本部関西支社 藤原さん
岡山県出身。営業事務、OA事務、貿易事務、一般事務など、多岐にわたる事務職のご経験や、日本語学校での講師や語学留学のご経験など、ユニークなキャリアの持ち主。前職ではRPAエンジニアとして、RPAの導入支援やシナリオ設計、開発から納品、保守までを担当。その後、2年の大学院経験を経て、現在はワークスアイディで対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」のエンジニアとして活躍中。

ーー今までのキャリアを教えてください。

これまで、様々な事務職を経験し、さらに日本語学校での日本語教師の経験もしました。前職でRPAエンジニアとして業務を行っていく中で、ITに関する基礎知識の不足を実感し、ゼロから学びたいという想いで幅広く学べる環境がある大学院で2年間ITについて学びました

大学院を卒業した後、転職エージェントの紹介でワークスアイディを知り、RPAを主軸に他にも様々なITソリューションを提供し顧客課題を解決しているという事業内容に魅かれて応募しました。

ワークスアイディを選んだ大きな理由は、私の多彩な経歴をポジティブに捉えてくれたことです。これまでに複数の会社で業務経験を積んできたことに対して、他の会社では懐疑的な見方をされることが多かった中、ワークスアイディはそれを「面白い」と評価してくれました。

入社して実感するのは、多様な背景を持ったエンジニアが多く在籍していて、その環境が非常に楽しく、心地よいことです。

入社初期の1~2ヶ月間はRPAエンジニアとしての業務を担当し、その後対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」に関する業務に携わるようになりました。このお仕事は、他社のプロジェクトサポートや、社内の営業チームからのリクエストに応じてサンプル作成など、多岐にわたっています。

ーーなぜ日本語教師からエンジニアの道に進まれたのでしょうか。

事務業務の経験を通して、Excel関数などで業務効率化を図ることにやりがいを感じていました。そして、日本語教師を辞めて次のキャリアを考えるために、これまでの業務経験の棚卸をした際、IT関連に興味があり、好きであることに気付き、自分に合っているのではないかと考えました。

日本語教師からIT分野へのキャリアチェンジをするため、前職ではRPAエンジニアとしてゼロからRPAスキルを習得し、お客様のニーズに合わせて導入支援~納品まで担当しました。

そして、2年間のRPAエンジニアとしての経験の中で「ITに関する基礎知識が不足している」と痛感し、短期間のスクールに通うことや資格を取ることも考えましたが、IT全般の幅広い知識を習得したいと考え、2年間大学院で学ぶことを決断しました。

ーー現在の仕事内容を詳しく教えてください。

対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」を効果的に活用するため、実際の運用を通じて日々学び、知見を深めています。

例えば、「Kore.ai」ではAIを活用したチャットボットの開発を行っているのですが、細かい質問や要望にも迅速に対応や処理が行えるチャットボットの開発を目指しています。そのようなチャットボットを導入すればカスタマーサポートの反応速度を向上させたり、24時間365日の対応が実現し、ユーザーの体験もより良くなると考えています。

ただ、完璧な回答を提供するのは難しく、複雑な質問や重要な判断が求められる時には、人による判断を介入させる必要があります。人が介入するタイミングの検討も進めながら、サポートツールとしての機能のブラッシュアップをしています。

将来的には、企業のカスタマーサポートやFAQの自動応答をはじめ、さまざまな部門で活用する予定です。目指すのは、ユーザーとの円滑なコミュニケーションと、効率的なサポートを提供しながらユーザー体験を高めることです。

ーー今までのキャリアでターニングポイントはありましたか?

韓国での1年間の就業経験が、私の「働く姿勢」に大きな変化をもたらしたと思っています。

EC業界にて、韓国の洋服を仕入れて日本のユーザーに提供する業務を担当していました。韓国では「先に行動して、うまくいかなければ次の手法を試す」というアジャイル方式で仕事を進めていくことに驚きました。日本の文化では計画と準備を重視し、そこに時間を要しますが、韓国では「失敗を恐れずに挑戦する」姿勢で仕事を進めることが特徴的でした。

IT業界では主流となっているアジャイル方式ではありますが、アジャイル方式を体感した韓国での1年は、私にとって大きなターニングポイントでした。

ーー関西支社の良いところを教えてください

関西支社の社員は個性的で、ユニークな経歴の方が多く、話すだけでも面白いです。そのようなメンバーと一緒にお仕事ができることは刺激にもなりますし、向上心を持ってポジティブに働くことができます。

社内はコミュニケーションが取りやすく、活気があります。チーム全体で課題やミッション達成のための最適解を柔軟に考え、チャレンジし、お互いのスキルや働き方から学び合える環境です。

関西支社には、集中して仕事に取り組むことができるエンジニア開発ルームがあるので、今はオフィス出社を続けています。プロジェクト次第でリモート勤務も可能なので、出勤とリモートをバランスよく組み合わせる働き方ができるのも大きな魅力だと感じています。

ーーどんな方が関西支社でのエンジニア業務に向いていますか?

スピード感を持って何事にも取り組める方が向いていると思います。迅速な対応はクライアントの信頼を築く上で重要であり、特に新設部署ではPDCAサイクルを迅速に回すことが重要です。速やかで高品質な提案ができる方も適していると思います。

現在、私が関わっているAI領域は絶えず進化しています。そのため、最新情報をキャッチアップし、柔軟な対応ができる方が望ましいです。

ーーどんなところにやりがいを感じますか?

ツールが自分の設計通りに動き、意図した返答が得られた時に大きな達成感を感じます。

一方で、現在開発している対話型AIのチャットボットの返答は予測が難しく、時には予想外の反応を見せます。気になる点を徹底的に追求する性格から予想外の反応が返ってきた要因について徹底的に検証することや、より最適な返答が返ってくるように改良する過程が楽しいと感じています。

ーー現在の業務に関して課題や大事にしていることはありますか?

常に知識が不足していると感じます。

大学院での2年間で学んだ基本的な考え方やロジックの構築は役立っていますが、その知識を具体的な実装や使い方に応用させていくことについては新たに学習と経験が必要でした。

特にIT業界は新しい技術やツールが絶えず登場するため、学びを続ける姿勢が欠かせません。この姿勢がエンジニアとしての成長や、お客様に価値を提供する鍵となると考えています。

お客様のニーズに応じて、最新の技術や情報を活用することで、質の高いサービスや製品を提供する。この考え方を忘れず、絶えず努力し続ける姿勢を大事にしています。

ーーワークスアイディに入社してよかったところを教えてください。

比較的、自由度が高いところです。

もちろん、任されている業務を遂行することを第一にスケジュールを組み立てますが、必要な学習をするための時間を確保するためのスケジュールを立て、自己研鑽をすることができます

無駄な残業もないので、退勤後の時間を充実させることができる点においても働きやすさを実感しています。

ーー今後の目標を教えてください。

私の目標は、日々の学びを通じての成長です。

大学院でもJava Scriptは学んでいましたが、実際の業務で活用できるようになるために、入社以降はその学習を重点的に行っています。また、WEB開発全般の知識も独学で深めています。

ワークスアイディでは、エンジニアとして、自分で目標を立て、実行に移していく力が必要とされます。自由度が高い環境であるからこそ、自分で進めないと成長がなく取り残されてしまうリスクもあるため、自分に厳しく向上心を持って取り組んでいます。

今後は、エンジニアスキルの向上を目指し、さまざまなプロジェクトに関わりたいです。さらに、IT技術の最新動向をキャッチアップし、お客様の抱える課題に応えられるエンジニアへと成長したいです。

ーー最後に求職者の方へメッセージをお願いします。

IT分野は日々進展しており、学び続ける姿勢が求められます。絶え間ない探求により成果が出ることが、この仕事の魅力の1つです。実際に従事していても、AIに関する技術の深さは計り知れず、終わりのない学びがあると感じています。基本から学び、業務やプロジェクトに携わりながら、自分の強みや興味を持つ分野を発掘し、深掘りすることがワークスアイディの環境では可能です。

好奇心を持ち続け、新しい挑戦に意欲的に取り組みたい方はぜひ応募してみてください。

ワークスアイディでは年齢や職歴に関係なく、コミュニケーションを積極的に取り、努力する気持ちがあれば活躍できる環境を整えています。成長したい、新たな領域にチャレンジしたいという想いをお持ちの方からのご応募をお待ちしてます。

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