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導入事例:株式会社TES 様

生成AIの登場で今までにない速度で変化する現代において、「進歩するテクノロジーを通じて、お客様といっしょに成長し、世の中に新しい価値を生み出す」をミッションに、Webアプリケーション開発、システム開発、インフラ設計・構築の3事業を柱に幅広いサービスを提供している株式会社TES。
Ruby、PHP、Python、JavaScriptを中心としたWebアプリケーション開発、大手メーカーの基幹系システム、業務系システムの設計、開発、保守やサーバー、ネットワーク、仮想化基盤(VMware、Hyper-V)などの設計、構築を行っている。
(コーポレートサイト:https://www.tes.co.jp/

「ともに成長し、新しい価値を生み出すために、一人ひとりがポテンシャルを最大限に発揮し、ワクワクを楽しみながら働く」というTES スピリットを土台に、人材教育に力を入れている。
流通小売や物流・医療・建築業界など、デジタル化が進んでおらず課題が多い業界へのさらなる価値提供をするべく、セキュリティやクラウド、最新の開発フレームワーク技術等の向上に注力している。

今回はWorkschoolで社員教育を行なっている湯原氏に、Workschool導入の経緯から取り組み、そして成果についてお話を伺った。


目的|Goal

  • 自発的な学習環境の構築と、それを通じた全社員リスキリングの実現

課題|Issue

  • 集合研修やe-learningなどの研修を用意するも、社員から積極的に手が挙がりづらかった

  • 個々に合わせた社員の教育(自己啓発・自己研鑽)をどうすれば良いか悩んでいた

結果|Result

  • 個々に合わせた教育を提供でき、集合研修が苦手な社員もWorkschoolで自己学習ができるようになった

  • Workschoolを活用した自発的な目標設定・学習に繋がった

  • 受講者に進捗を聞かずとも、進捗確認が簡単に行えることに加え、本人の自己啓発・自己研鑽の意思を読み取ることができた



Q.Workschool導入の背景・感じられていた課題を教えてください。

弊社のクレドは「共存共栄」といって、自分たちだけが良ければ良いといった考えではなく、関わってくださる周囲のステークホルダーも一緒に成長してこそという思いで日々業務にあたっています。よくある利益追求型企業とは逆の考えですね。そのため当社では組織づくりや社員教育を重視していて、これまでも集合研修やe-learningなどの研修を様々用意してきたんですが、社員から積極的に手が挙がりづらかったんです。
集合研修が苦手な人もいるし、社員それぞれの持ち味や個性・保有スキルも異なりますから、全て一律の教育では適さない。自己啓発・自己研鑽をどうしてあげればいいのか悩んでいました。

会社から強制するのではなく、自分から学ぶ姿勢を弊社では重視しているため、そのための気付きを作ってあげたいと思ってe-Learningを探していたときに、Workschoolを紹介してもらいました。
コンテンツ内容とコストバランスが良いなと思ったのと、TRUNKさんの「生まれた環境に関係なく、やる気次第で誰でも活躍できる世界をつくる。」というビジョンに共感して、導入を決めました。

Q.Workschoolの活用方法を教えてください。

入社1〜3年目までの若手社員を中心に、好きなコースを受講するよう案内しています。通勤時間や業務の隙間など、個々に合わせて手軽に学べるのが良いですね。

会社として用意したから使ってねというだけでは今までと変わりませんから、「自分から学ぶための気付き」を与えられるように半期に1度個別面談を実施しています。全社員が見られる全社会議でも、Workschoolの受講状況を開示してます。

Q.実際にWorkschoolを導入して、どうでしたか。

まずは会社として個々に合わせた教育を提供できるようになりました。集合研修が苦手な社員でも、Workschoolで自己学習できる環境があるので手を伸ばすことができる。

また先程の「面談」でのアドバイスを受けて、「自分なりに今後どうしよう」「自分の課題は何なのか」と考え、Workschoolを活用して資格取得という目標設定を立てて挑戦してくれた社員がいます。目の前の業務に日々取り組む中では、成長に向けた具体的なフィードバックをもらうといった「気づきを得る機会」がなかったりするんですよね。
面談を行う前もちょこちょこ受講してくれていたんですが、この面談をきっかけに、「Workschoolを使っていつまでに資格を取る」といった自発的な目標設定をしてくれました。

管理側としては、受講者に進捗を聞かずとも、進捗確認が簡単に行えることもポイントです。当社は自発性を重視しているので、本人の自己啓発・自己研鑽の意思を読み取ることができたのも良かったです。

あとは新卒採用活動の中で「どんな教育を会社でやってくれるのか」と学生さんから聞かれることも多いですし、安心してもらえる環境を構築できたのも良かったですね。

Q.Workschool受講者からはどんな声があがっていますか。

まずUI(ユーザーインターフェース:見た目や・使いやすさ)がとても綺麗にまとまっていて学習しやすいと好評です。ひとつのコースの中で何を学ぶのか、現在どのくらいまで学んだかがパッと見てわかりやすく、モチベーションを保ちやすかったと聞いています。1コンテンツが多すぎず少なすぎずちょうど良いボリュームで、自分の空いている時間でサクサク受講できたのも良かったと言ってくれています。

Workschool共通コース 社会人基礎力コース

コンテンツ面においては、基本的な知識から専門的な内容まで、幅広い内容を学べたことが大変良かったという声がありました。
先程の資格取得を目標設定してくれた社員が一番注力しているのは基本情報技術者試験のコース。試験内容に出てくる「ITコンサル」「事業計画」などに関して興味が湧いてさらに知りたくなった時も、ネットで調べて出てくる情報には限りがあるため、もう1段階深い部分はWorkschoolでさらに深く理解するといった形で別コースに波及して学習するといった自発的な学びに繋がっているそうです。
「資産形成」に興味があった社員は、自学だと様々な文献があって手を出しづらかったそうなんですが、Workschoolで受講できて良かったとも聞いています。

あとは社会人基礎力コースもお気に入りだいう声もありますね。内容が充実していて、社会人の基本的な心得や考え方に加えて、自分を見つめ直す手法も知ることができたと。先程の資格取得の目標設定時、その計画の立て方などもこのコースで学んで実践してみたそうです。まさに「自分から学ぶ姿勢」を体現してくれていて、非常に嬉しかったですね。

Q.最後に、Workschoolに対する今後の期待やメッセージをお願いします。

ITエンジニアの基礎領域のコンテンツは豊富なので、マネジメント領域のコンテンツ拡充をしてもらえると嬉しいですね。今は若手中心で利用していますが、異業種からの転職者が入社した際にWorkschoolで学んでスタートできるような教育体系にしていきたいなと。コンテンツのリリース予定、お待ちしてますね。
あとは、人気コースなどの情報を頂いた時に私から社内アナウンスしているんですが、受講者へのサジェストという形でおすすめコースを案内してくれると、それがきっかけになって受講促進につながると思います。
受講者本人の学習成果もまとめて見られるようにアップデートを進めていると聞いていますので、期待しています!

インタビューにご協力くださり、ありがとうございました!


プロフィール

湯原 哲郎さん
システム本部 デベロップメントサービス部 部長
組込み業界から始まり、ポケットベルや携帯電話などの開発エンジニアとしてキャリアをスタート。リーダー・マネージャーといったポジションや、購買、営業、経営企画部門など幅広く経験した後、インフラ・アプリ開発をメイン事業とする株式会社TESの開発部門の責任者として2019年に入社。IT業界のキャリアは早35年にもなる。現在は開発部門の社員や協力パートナーなど約50名をマネジメントしつつ、新規顧客、パートナー会社の開拓にも注力する。「売上をあげるということは組織をつくるということ」としてリーダーやマネージャーの育成にも力を注いでいる。


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