りょう@ワークライフコンサルタント

本業は製造業(オートメーションが生業)。2021年にキャリアコンサルタントの資格を取得…

りょう@ワークライフコンサルタント

本業は製造業(オートメーションが生業)。2021年にキャリアコンサルタントの資格を取得。自分自身のキャリアを活かし、自分を含む多くの人のキャリア自律に貢献したい思いで、学びの共有や知見の発信を続けていきます。 写真は山本屋本店の味噌煮込みうどん。思い出深い人生の味。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

自分の人生を生きる=人生を経営する

noteで書いていく大きなテーマ noteに書くいろいろな話は、「自分の人生を生きる」という大きなテーマに沿っています。 自分の人生を生きる自分の人生を生きるということは、人生を経営することと同じ 誰でも自分が思う人生を送りたいと思うはずです。そのとおりにするためには、「思い通りに人生になってほしい」という願望ではなく、自ら意思を持って人生の過ごし方を決定し、行動していかなければなりません。 この意思決定・行動すべてのことを、自らの主体性を込めて「人生を経営する」とします

    • 新NISA元年に金融以外の投資を考える ~自己投資としてのキャリアコンサルティング~

      このnoteでは、投資がキーワードです。 2024年の新NISA開始で、投資=金融投資 という認識とムーブメントが強くなっています。同格以上で考えるべき自己投資について、改めて考え直すために書いています。 金融投資の前に考えることがある先に得をするのは、政府・証券会社・企業 2024年から、いわゆる新NISAがスタートしました。世の中に情報が溢れかえっているので詳細の説明は不要ですが、一言でいえば”使いやすく”なりました。 日本政府としては、タンスを含む預貯金からお金を引

      • 2023年の振り返りと2024年

        2023年の振り返りこのNoteでのテーマでは「人生を経営する」ことをテーマとしています。 そしてその経営リソースは時間・健康・お金・能力であるというのがわたしの主張です。 ですので、振り返りも人生の経営状況とリソースの状態で行いたいと思います。 人生経営の状態 人生経営がうまくいっている状態について、以下の記事で書きました。 2週間に1回にはほど遠く、2ヶ月に1回ぐらいのペースです。 まだまだですね。 時間 最も重要にして最も課題が多いリソースです。 意図的に使っ

        • 寛容になる ~リーダーは ”ま” を取りあげよう~

          前提の自己紹介(会社でD&I推進のリーダをしています) どういう背景を持った人間が書いているのかを最初に知っていただいた上で読んでもらったほうがいいので、最初に簡単な自己紹介です。「知っているよ」という人は読み飛ばしてください。  上記のような人間が、会社のとある部署(全部で700人ぐらい)でのD&I推進のリーダーをしています。日頃から、D&I(DEI)について関心を持っていろいろと考えたり勉強したりしています。そんな人間が書いていると想像して記事をお読みください。 ダ

        • 固定された記事

        自分の人生を生きる=人生を経営する

        マガジン

        • キャリアコンサルタント、キャリアコンサルティング
          4本
        • 読書メモ
          9本

        記事

          僕の転機 ~キャリアコンサルタントになった理由

          今回は、僕がキャリアコンサルタントになった理由と、それが僕のキャリアの転機になったことを書きます。 前置きとしての僕のキャリア、会社の環境  元々は、大学で電気工学を専攻しており、会社選び・職選びもその軸でやっていました。入社した会社は電機メーカで、最初は電気の技術者、そして商品企画、事業企画という職歴です。(ずっと同じ会社に勤めています)  キャリアコンサルタントは、僕の通った養成講座でもそうでしたが、人事関係・派遣会社・ハローワーク・学校職員、そういったところに勤めて

          僕の転機 ~キャリアコンサルタントになった理由

          キャリア発達・支援を何に頼るのか?~KrumboltzのPlanned Happenstance Theory(計画的偶発性)の議論から考える~

          「計画的偶発性」 というキーワードへの反応こんなポストをしたのと、このネタに関連していくつかのポストを見たことがきっかけでちょっと考えてみました。 僕のスタンスは上のポストに書いた通りです。もう少し補足しながら書くと、 計画的偶発性の理論は好き。なぜなら実践可能な理論だから。 キャリアについては、主体者であるときも、コンサルティングするときも「実践可能」であることを僕は大事にしている 計画的偶発性は結論がキャッチーなので、以下の意図しない効果を生み出す 分かりやすい

          キャリア発達・支援を何に頼るのか?~KrumboltzのPlanned Happenstance Theory(計画的偶発性)の議論から考える~

          いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?

          本文書の目的書いている人間のプロフィール さて、はじめに書いている人間のプロフィールを紹介します。どんなバックグラウンドを持った人間が書いているのかを想像いただくことで、コンテキストがある程度わかっていただけるかと思います。 アラフォー(上側)の男性、妻子あり 2021年にキャリアコンサルタント試験に合格、登録中 東証プライム上場企業で、商品事業の統括責任者をしている。いわゆる人事部門やそれにまつわる仕事の経験は無し 個人的な興味と探究心から、人材開発・組織開発に

          いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?

          今日の読書 #10 "答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ" 枝廣淳子

          ネガティブ・ケイパビリティとは、なにかを「しないでいる能力」 このわかりにくい言葉を、言語・心理・東洋哲学・ビジネスでの実例を交えて教えてくれます キャリコンの人には、ロジャーズの3条件わかりやすいかもしれません。対象は人だけではないですが ネガティブ・ケイパビリティを発揮できる人は、不可解な物事を目の当たりにしたり、対応の手段がわからなくても、動じることがありません。内申では動揺していたとしても、不安や焦りにじっと耐えることができるのです ネガティブ・ケイパビリティ

          今日の読書 #10 "答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ" 枝廣淳子

          【時間】Time Portofolio その3

          時間ポートフォリオについての続きです。 人生を豊かにするために、時間という希少資源を意図的に使うことが大事 意図的に使うための設計図として、時間ポートフォリオを作る ポートフォリオは軸が大事。横軸は、投資性(浪費→消費→投資の順) 横軸のポジションは、意識と行動で変えることができる 縦軸は、目的時間ポートフォリオの縦軸には、時間を使う目的を配置することになります。 目的の書き方はいろいろとあります。「その1」で書いた、ライフロールで書いてもいいですし、今の人生のテ

          【能力】仕事を追いかける

          仕事に追われる、納期に追われる、という言葉が職場で聞かれます。 次々とやるべきことが出てきて、仕事が終わらない状況です。 この状態で仕事を進めていても、いわゆる発生型の問題解決しかできず、やってもやっても問題がなくなりません。 このモードになってしまうと、付加価値を生み出す仕事ができないだけでなく、仕事に臨むスタンスが悪くなってしまうことが問題です 次から次にくるものを"こなす" こなすことが"作業"になり、考えることをしなくなる 指示待ち、リアクティブな仕事のスタ

          【お金】タイムリッチになるためのキャッシュリッチ

          自分の時間の価値を知って、その価値を活かし切るためにお金を使うことが役に立つ タクシーで移動する デリバリーの食事で済ませる 飛行機の広い座席・快適な座席を予約する タイムリッチを生み出すためには、キャッシュリッチでないといけない。お金を稼ぐ目的は、時間を稼ぎ出すためで、その稼ぎ出された時間で人生の豊かさにレバレッジがかかる。人生の豊かさは人それぞれ。目的は自分で決めたら良い。 お金を稼ぐために使い、キャッシュリッチとタイムリッチをさらにスパイラルアップさせる ボ

          【お金】タイムリッチになるためのキャッシュリッチ

          【時間】Time Portfolio その2

          前回の記事では、スーパーおよびハンセンのキャリア理論をもとに、人生の時間をどのように配分するか、そのポートフォリオが重要だという話書きました。 【時間】Time Portfolio その1|りょう@ワークライフコンサルタント見習い|note 時間ポートフォリオの1軸:投資性サマリは以下のとおりです。 ポートフォリオは軸が重要 お金のポートフォリオは、リスクとリターンの2軸 時間ポートフォリオの1つの軸は、投資性 浪費→消費→投資 で1軸を引く 今回は2軸目の話を

          【時間】Time Portfolio その1

          キャリア理論の創始者である Donald E Super は、人生における役割としてライフロールという考え方を導入しました。人には、6つ(9つの場合もある)の社会的な役割があるというものです。 子供 学習する人 職業人 家庭人(ホームメーカー) 余暇人 市民 時期とともに役割が変わっていくこと、そして同時期に複数の役割を持つことが言われています。 実際には、子供でありながら職業人でもあり学習する人でもある、そういったものです。 また、Hansen,L.Sunn

          【能力】"自分で限界を決めない"

          昔に書いていた文章を今日は掘り起こしてきました。 おそらく2012年ぐらいのときの文章です。 ある若い営業から「りょうさん、文系営業の価値って何ですかね?」という質問をされました。 良い質問だと思う。文科系出身という事実に背くことなく、自らを分析しようとしているから。 悪い質問だとも思う。文系という名の幻想にまだ囚われているから。 「文系」なんて、まったく実態を持たない空虚な言葉。こんな言葉に踊らされてはいけない。少し賢い人間は、踊らされないけど、逃げ道に使う。 それも良

          【能力】"自分で限界を決めない"

          自己開示への恐れ

          よりよい人間関係を築くために、自己開示は不可欠です。 理論的にも、自己開示にも返報性があることが確認されています。つまり、自分が自己開示すれば、相手もしてくれる。 これによって、お互いを知ることができ、そしてお互いが関係を良くしたいと思っていれば、知ることでそれが進みます。 私自身は自己開示はさほど抵抗なくできるタイプです。 いいカッコをしたいという思いはそれなりに強いですが、自分にとってこだわりがないところをさらけ出すことはできます。 ふとした拍子で 「いやぁ、実はです

          【能力】常に困っていよう

          より高い成果を出し、人生を豊かにしたいですね。 成果を出すための処理能力はもちろん必要ですが、処理するプロセッサーに入れるインプットも同じぐらい大事です。 単なるインプットを成果出しのためのアイディアに変えるために、インプット(情報)に対するフィルタの目を細かくしておくことが大事です。 フィルタの目を細かくするためのひとつの方法は「困りごとを持つ」こと。 ”あの問題を解決するためのアイディアは何かなにか?” ”どういう切り口で考えたらいいか?" という疑問、困り事が常に頭