りょう@ワークライフコンサルタント

本業は製造業(オートメーションが生業)。2021年にキャリアコンサルタントの資格を取得…

りょう@ワークライフコンサルタント

本業は製造業(オートメーションが生業)。2021年にキャリアコンサルタントの資格を取得。自分自身のキャリアを活かし、自分を含む多くの人のキャリア自律に貢献したい思いで、学びの共有や知見の発信を続けていきます。 写真は山本屋本店の味噌煮込みうどん。思い出深い人生の味。

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自分の人生を生きる=人生を経営する

noteで書いていく大きなテーマ noteに書くいろいろな話は、「自分の人生を生きる」という大きなテーマに沿っています。 自分の人生を生きる自分の人生を生きるということは、人生を経営することと同じ 誰でも自分が思う人生を送りたいと思うはずです。そのとおりにするためには、「思い通りに人生になってほしい」という願望ではなく、自ら意思を持って人生の過ごし方を決定し、行動していかなければなりません。 この意思決定・行動すべてのことを、自らの主体性を込めて「人生を経営する」とします

    • 【能力】お金を使う能力

      1. よりよい人生にするためには、お金を上手に使わないといけない お金は、私たちがよりよい人生を経営するための重要な経営資源です。しかし、そのお金をどのように使うかによって、人生の質は大きく変わります。ただお金を持っているだけではなく、それをどのように活用するかが鍵となります。お金を上手に使うことは、単なる消費を超えて、豊かな経験を得たり、将来の安定を築いたりするための手段となります。ここで重要なのは、「お金を使う能力」です。 お金を上手に使うとは、単に買い物や贅沢品を

      • 【能力】ライフプランを”実行”する

        みなさんはライフプランを立てていますか? 一般的には、結婚・出産・持ち家の購入などの人生の大きなイベントの前に作るのではないでしょうか。 よくあるパターンは、生命保険の営業でファイナンシャルプランナーを持っていらっしゃる方が、ヒアリングしながら作ってくれます。(そのままズバリ、ライフプランナーという肩書の生命保険会社もありますね。) 私もそのパターンです。結婚して、妻の妊娠がわかったときに初めて作りました。 この場合、主たる目的は保険金額の算出です。いわゆる「万が一」が起き

        • 【能力 技】余裕が生み出す質の高い仕事 (現状維持バイアスに負けない)

          新商品や新規事業を興すときにはとにかく弾数を多くする、ということの狙いが分かってきた。当たる確率が低いからたくさん打つ、というのは当たり前のこととして認識していた。 でも、どうやら本当の狙いはそうではないと思い始めた。本当の狙いは、仮説検証がねじ曲げられた事実に基づいて行われるのを防ぐため。ビジネスがどうのこうのという話ではなくて、ある状況下における人間の行動心理に基づいている。 「次がない」人間は、事実をねじ曲げてでも仮説を成り立たせ、現状を維持しようとする。ダメな仮説

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        • キャリアコンサルタント、キャリアコンサルティング
          8本
        • 読書メモ
          10本

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          【能力 心】居心地の悪い場所を見つけて、意図的に身を置こう

          Comfort, Stretch and Panic ZoneRYAN, A. と MARKOVA, Dが提唱したとされる学習プロセスに関する理論として、Comfort zone Stretch zone Panic zoneという概念があります。(すみません、出所はきちんと調べられていないです) これらは、個人のストレスによって切り分けられるもので、その名の通り「快適」、「ストレッチ」、「パニック」な状態を指します。 Comfort zone では、特にストレスやおそれを

          【能力 心】居心地の悪い場所を見つけて、意図的に身を置こう

          男性キャリコンは”これを読め!”   女性誌ポートフォリオ

          相談者とのコンテキストの合わせキャリアコンサルティング面談の際に、相談者への問いかけの中身が事柄に偏りすぎるとよくないです。それは相談者が、思考を自分の内に向ける(内省する)ことを妨げるからです。 つまり、キャリアコンサルタントには相談者のコンテキストをある程度理解したり、抽象度が高い知識に基づいて素早く理解する必要があります。 そのために、キャリアコンサルタントは多様な相談者を想定して、知識を深めておく必要があります。 私は、その方法として雑誌を読むことにしています。

          男性キャリコンは”これを読め!”   女性誌ポートフォリオ

          【キャリア発達】あなたのImmovableは何か?

          人生に必要なものには、2つの種類がある荒っぽい分け方ですか、人生に必要なものには「動かせるもの」と「動かせないもの」の2種類があります。 英語で表現すると、MovableとImmovableです。 多くのものは動かせるので、あまりこういう考え方をしないかと思います。動かせないものの代表例は、住まい(家)です。immovablesで、そのままズバリ不動産という意味になるようです。 僕がこういうことを考え始めたのは、2019年から20年ぐらいにかけてでした。この頃に何があった

          【キャリア発達】あなたのImmovableは何か?

          【キャリア発達】会社を使い倒す

          このnoteの要約会社勤めをしてらっしゃる方を対象に書いています 自分のキャリア発達のために、会社を使い倒すという発想が必要 自己啓発の支援制度や、外部講座の受講への補助金など、くまなく調べて使い倒す 何よりも使い倒すべきは、仕事を通じて得られる経験と、その過程で身につけられる知識・スキル・人間関係 キャリア自律を一旦受け入れよう キャリア自律が働く人に求められています。”いまさらそんな都合のいいこと言うなよ”と毒づく気持ちも分かります。今まで会社の都合のいいように

          【キャリア発達】会社を使い倒す

          【キャリア発達】ロールモデルの投資を真似しよう

          このnoteの要約こんなふうになりたいな、と思えるロールモデルの存在はキャリア形成に良い作用をもたらす 具体的には、代理的経験と社会的説得の観点から自己効力感を高めることに寄与し、キャリア目標達成に向けた行動が強化される ロールモデルを自分のキャリア発達に活かすためには、その人のスキルや能力ではなく、投資を真似することが有効 <キャリア理論 キーワード> Albert Bandura アルバート・バンデューラ 社会的学習理論 自己効力感 結果期待 キャリアの目

          【キャリア発達】ロールモデルの投資を真似しよう

          今日の読書 #12 "持続可能なキャリア -不確実性の時代を生き抜くヒント-" 北村 雅昭

          ざっとどんな本?持続可能なキャリアとは「仕事を通じて幸福・健康・仕事成果の3つをバランスよく実現することが良いキャリアにつながる」と考える、キャリア研究の新たなパラダイム 持続可能なキャリアが提唱された背景のひとつに、キャリアにおける時間の変化がある ひとつは、仕事のサイクルの短期化。変化がすぐに来る。 それが読めない もうひとつは、働く期間の長期化 持続可能なキャリアには、キャリアアダプタビリティとキャリアアイデンティティが重要になる。特に不確実性が高まる中では、ア

          今日の読書 #12 "持続可能なキャリア -不確実性の時代を生き抜くヒント-" 北村 雅昭

          新NISA元年に金融以外の投資を考える ~自己投資としてのキャリアコンサルティング~

          このnoteでは、投資がキーワードです。 2024年の新NISA開始で、投資=金融投資 という認識とムーブメントが強くなっています。同格以上で考えるべき自己投資について、改めて考え直すために書いています。 金融投資の前に考えることがある先に得をするのは、政府・証券会社・企業 2024年から、いわゆる新NISAがスタートしました。世の中に情報が溢れかえっているので詳細の説明は不要ですが、一言でいえば”使いやすく”なりました。 日本政府としては、タンスを含む預貯金からお金を引

          新NISA元年に金融以外の投資を考える ~自己投資としてのキャリアコンサルティング~

          2023年の振り返りと2024年

          2023年の振り返りこのNoteでのテーマでは「人生を経営する」ことをテーマとしています。 そしてその経営リソースは時間・健康・お金・能力であるというのがわたしの主張です。 ですので、振り返りも人生の経営状況とリソースの状態で行いたいと思います。 人生経営の状態 人生経営がうまくいっている状態について、以下の記事で書きました。 2週間に1回にはほど遠く、2ヶ月に1回ぐらいのペースです。 まだまだですね。 時間 最も重要にして最も課題が多いリソースです。 意図的に使っ

          寛容になる ~リーダーは ”ま” を取りあげよう~

          前提の自己紹介(会社でD&I推進のリーダをしています) どういう背景を持った人間が書いているのかを最初に知っていただいた上で読んでもらったほうがいいので、最初に簡単な自己紹介です。「知っているよ」という人は読み飛ばしてください。  上記のような人間が、会社のとある部署(全部で700人ぐらい)でのD&I推進のリーダーをしています。日頃から、D&I(DEI)について関心を持っていろいろと考えたり勉強したりしています。そんな人間が書いていると想像して記事をお読みください。 ダ

          寛容になる ~リーダーは ”ま” を取りあげよう~

          僕の転機 ~キャリアコンサルタントになった理由

          今回は、僕がキャリアコンサルタントになった理由と、それが僕のキャリアの転機になったことを書きます。 前置きとしての僕のキャリア、会社の環境  元々は、大学で電気工学を専攻しており、会社選び・職選びもその軸でやっていました。入社した会社は電機メーカで、最初は電気の技術者、そして商品企画、事業企画という職歴です。(ずっと同じ会社に勤めています)  キャリアコンサルタントは、僕の通った養成講座でもそうでしたが、人事関係・派遣会社・ハローワーク・学校職員、そういったところに勤めて

          僕の転機 ~キャリアコンサルタントになった理由

          キャリア発達・支援を何に頼るのか?~KrumboltzのPlanned Happenstance Theory(計画的偶発性)の議論から考える~

          「計画的偶発性」 というキーワードへの反応こんなポストをしたのと、このネタに関連していくつかのポストを見たことがきっかけでちょっと考えてみました。 僕のスタンスは上のポストに書いた通りです。もう少し補足しながら書くと、 計画的偶発性の理論は好き。なぜなら実践可能な理論だから。 キャリアについては、主体者であるときも、コンサルティングするときも「実践可能」であることを僕は大事にしている 計画的偶発性は結論がキャッチーなので、以下の意図しない効果を生み出す 分かりやすい

          キャリア発達・支援を何に頼るのか?~KrumboltzのPlanned Happenstance Theory(計画的偶発性)の議論から考える~

          いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?

          本文書の目的書いている人間のプロフィール さて、はじめに書いている人間のプロフィールを紹介します。どんなバックグラウンドを持った人間が書いているのかを想像いただくことで、コンテキストがある程度わかっていただけるかと思います。 アラフォー(上側)の男性、妻子あり 2021年にキャリアコンサルタント試験に合格、登録中 東証プライム上場企業で、商品事業の統括責任者をしている。いわゆる人事部門やそれにまつわる仕事の経験は無し 個人的な興味と探究心から、人材開発・組織開発に

          いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?