見出し画像

【能力】ライフプランを”実行”する

みなさんはライフプランを立てていますか?
一般的には、結婚・出産・持ち家の購入などの人生の大きなイベントの前に作るのではないでしょうか。
よくあるパターンは、生命保険の営業でファイナンシャルプランナーを持っていらっしゃる方が、ヒアリングしながら作ってくれます。(そのままズバリ、ライフプランナーという肩書の生命保険会社もありますね。)
私もそのパターンです。結婚して、妻の妊娠がわかったときに初めて作りました。

この場合、主たる目的は保険金額の算出です。いわゆる「万が一」が起きたときに、プランからの経済的な乖離を許容範囲に抑えるためです。
子供が何人ほしいとか、学校は私立だ公立だとか、持ち家を買うとか、老後はゆとりがある生活水準にするだとか、いろいろと選んで作ったかと思いますが、話の出口が「万が一」つまり、「死んだら」となっているので、作って満足してしまっている事がよくあります。

万が一なんて、文字通りの”万が一”なので、保険金額を決めたらあとはもう考える必要はありません。
大事なのは、9999の方です。つまり、作ったライフプランで立てた中身をちゃんと”実行”していることのほうがはるかに重要です。

「VUCAな時代だから」とか、「”キャリアのほとんどは偶然で決まる”っていうキャリア理論がある」、とか言わずに、きちんと実行しましょう。柔軟に自分の人生をコントロールすることと、成り行きで過ごすことととはまるで意味が違います。
コントロールするためには、フィードバックが必要です。フィードバックされたものと基準値とを比較しなければいけません。基準値になるのがライフプランです。

ここでいうライフは人生であり、僕の考えでは、人生とはキャリアそのものです。ライフプラン=キャリアプランです。立てたプランを意図を持って実行しましょう。

前述の通り、生命保険の方たちは「万が一」という出口のことしか考えてくれない(考える必要が無い)です。つまり、プランの実行においては頼れません。
では、誰が頼りになるのかというと、まさに「キャリアコンサルタント」です。特に、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているキャリアコンサルタントは、確かな知識を持って支援してくれる存在です。
キャリアコンサルタントは、転職の相談に乗ってくれるとか、悩みを聞いてくれるといった役割を期待されていますが、そうした「有事」だけが出番ではありません。むしろ、ライフプランを実行する「平時」において、傍らに置いておくといい存在です。
このnoteのタイトルで問うている「ライフプランの”実行”」ができていると言い切れない方は、ぜひ、そうした目線でキャリアコンサルタントの活用をお考えください。
もちろん、私にお声がけいただいたら支援いたします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?