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キャリアコンサルタント、キャリアコンサルティング

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男性キャリコンは”これを読め!”   女性誌ポートフォリオ

男性キャリコンは”これを読め!”   女性誌ポートフォリオ


相談者とのコンテキストの合わせキャリアコンサルティング面談の際に、相談者への問いかけの中身が事柄に偏りすぎるとよくないです。それは相談者が、思考を自分の内に向ける(内省する)ことを妨げるからです。
つまり、キャリアコンサルタントには相談者のコンテキストをある程度理解したり、抽象度が高い知識に基づいて素早く理解する必要があります。

そのために、キャリアコンサルタントは多様な相談者を想定して、知識

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【キャリア発達】会社を使い倒す

【キャリア発達】会社を使い倒す

このnoteの要約会社勤めをしてらっしゃる方を対象に書いています

自分のキャリア発達のために、会社を使い倒すという発想が必要

自己啓発の支援制度や、外部講座の受講への補助金など、くまなく調べて使い倒す

何よりも使い倒すべきは、仕事を通じて得られる経験と、その過程で身につけられる知識・スキル・人間関係

キャリア自律を一旦受け入れよう

キャリア自律が働く人に求められています。”いまさらそんな

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【キャリア発達】ロールモデルの投資を真似しよう

【キャリア発達】ロールモデルの投資を真似しよう

このnoteの要約こんなふうになりたいな、と思えるロールモデルの存在はキャリア形成に良い作用をもたらす

具体的には、代理的経験と社会的説得の観点から自己効力感を高めることに寄与し、キャリア目標達成に向けた行動が強化される

ロールモデルを自分のキャリア発達に活かすためには、その人のスキルや能力ではなく、投資を真似することが有効

<キャリア理論 キーワード>

Albert Bandura アル

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今日の読書 #12 "持続可能なキャリア -不確実性の時代を生き抜くヒント-" 北村 雅昭

今日の読書 #12 "持続可能なキャリア -不確実性の時代を生き抜くヒント-" 北村 雅昭

ざっとどんな本?持続可能なキャリアとは「仕事を通じて幸福・健康・仕事成果の3つをバランスよく実現することが良いキャリアにつながる」と考える、キャリア研究の新たなパラダイム

持続可能なキャリアが提唱された背景のひとつに、キャリアにおける時間の変化がある

ひとつは、仕事のサイクルの短期化。変化がすぐに来る。
それが読めない

もうひとつは、働く期間の長期化

持続可能なキャリアには、キャリアアダプ

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新NISA元年に金融以外の投資を考える ~自己投資としてのキャリアコンサルティング~

このnoteでは、投資がキーワードです。
2024年の新NISA開始で、投資=金融投資 という認識とムーブメントが強くなっています。同格以上で考えるべき自己投資について、改めて考え直すために書いています。

金融投資の前に考えることがある先に得をするのは、政府・証券会社・企業

2024年から、いわゆる新NISAがスタートしました。世の中に情報が溢れかえっているので詳細の説明は不要ですが、一言でい

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僕の転機 ~キャリアコンサルタントになった理由

今回は、僕がキャリアコンサルタントになった理由と、それが僕のキャリアの転機になったことを書きます。

前置きとしての僕のキャリア、会社の環境 
元々は、大学で電気工学を専攻しており、会社選び・職選びもその軸でやっていました。入社した会社は電機メーカで、最初は電気の技術者、そして商品企画、事業企画という職歴です。(ずっと同じ会社に勤めています)

 キャリアコンサルタントは、僕の通った養成講座でもそ

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いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?

いまさらながら振り返る”キャリアコンサルタント 10万人”の意味合いは何か?


本文書の目的書いている人間のプロフィール

さて、はじめに書いている人間のプロフィールを紹介します。どんなバックグラウンドを持った人間が書いているのかを想像いただくことで、コンテキストがある程度わかっていただけるかと思います。

アラフォー(上側)の男性、妻子あり

2021年にキャリアコンサルタント試験に合格、登録中

東証プライム上場企業で、商品事業の統括責任者をしている。いわゆる人事部門や

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キャリア発達・支援を何に頼るのか?~KrumboltzのPlanned Happenstance Theory(計画的偶発性)の議論から考える~

「計画的偶発性」 というキーワードへの反応こんなポストをしたのと、このネタに関連していくつかのポストを見たことがきっかけでちょっと考えてみました。

僕のスタンスは上のポストに書いた通りです。もう少し補足しながら書くと、

計画的偶発性の理論は好き。なぜなら実践可能な理論だから。

キャリアについては、主体者であるときも、コンサルティングするときも「実践可能」であることを僕は大事にしている

計画

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