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心配性が人生を豊かにすることもある

心をラクにするワークライフハック

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

僕には昔から心配性な側面があります。

ルールや規律を破ることや、良くないとされていることをやることに対しては、強い抵抗感を覚えていました。

中学・高校の時とかは、「先生が見てないから大丈夫でしょ」というノリでルールを破る友達を脇目に、僕は常にソワソワしていた記憶があります。

友達のノリに合わせてルールを破ることは1回だけあったけど(中学時代にノーヘルで自転車に乗ったことが1回だけあります)、そのノリに合わせないことが多かったので、友達視点で言うとノリの悪い奴だったと思います。
※友達に対して、「ダメだってー!」「やめた方がいいって!」が口癖の少年時代でした。

大人になってからも、「それは良くないよ」「それはルールに反しているよ」「なんか危険だよ」という心配性の側面は、日常的に発揮されています。

捉え方によっては、チャレンジしないルールに縛られたつまらない奴かもしれないです。
※そのルールや規律が僕の納得のできないものだった場合、ルールや規律を変える動きは取りますから、そこの柔軟性はありますが。

子育てにおいても、非常に心配性かな(まだまだリスクヘッジが足りないけど)。

心配しすぎて、すでにその側面が娘に移っている感じに思えます・・・何か良くないことが起こったら、僕の顔をジーっと見て何かをアピールしたり、ちょっとチャレンジングな何かをやる時には、慣れるまでは慎重すぎるほどじっくりと行動しています。

見方によっては「子どもの可能性を狭めてる」と捉えられるかもしれないけど、心配性な側面があるからこそ、結果的に重大な危機を回避できるんじゃないかと思うんです。

子育てに関しては、チャレンジ精神の醸成と危機管理能力の醸成という両側面が大切なので、一概に「チャレンジさせない」というわけではありませんが、危ないことや良くないことに「ダメだよ」と教えることは非常に大切です。

重大な事故が起こってしまっては、手遅れになる場合があります。

世の中の暗いニュースを見るたびに、「事前に何かできなかったのか・・・」と思うばかりです・・・本当に心が痛くなる。

前職の建設会社で頻繁に教えられてきたハインリッヒの法則は、もっと多くの人が知るべきだと思っています(知るだけじゃなくて、日々の行動に反映させることこそ大切ですが)。

以下のnoteに、ハインリッヒの法則を紹介していますので、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

ハインリッヒの法則・・・重大災害や重大な事故1件につき、軽微な事故が29件、さらにその背後に隠れた事故寸前の案件が300件ある 。

「誰も見てないからいいんだ」とか「今日だけはいいんだ」という気持ちが、取り返しのつかない何かに繋がるかもしれない。

「自分が守るべきルールや規律はなんなのか?」を考えて、日々の行動を選択していった方がいいと、僕は思います。

法律や規則は守らないといけないですが、世の中には『暗黙のルール』とされるものも多いです。

最終的には、自分の中にある自己基準で判断すべきことも出てくるはずなので、何に対して自分を律するのかを考えてみるといいかもしれません。

僕は結果的に、心配性な側面があるからこそ、自分の人生が豊かになっている感覚がありますし、今後はこれまで以上により豊かになっていく感覚もあります。

この感覚に関しては人それぞれなので、「心配性が自分を苦しめている」と感じている人もいるかと思いますが、心配するからこそいろんな想定をして、準備に時間をかけます。

心配だから、いろんなことを調べて、自分の気持ちに余裕が生まれるようにします。

だから、心配性なんだけど、最後には「なんとかなるっしょ」と思えるんです。

僕の親が心配性だから、親から子に、子育てを通して無意識的に引き継がれるものなんだろうなと感じています。

その心配性な親の側面にイライラしていた時期もありますが、結果的にその関わりが僕の人生を豊かにして、子育てにも生かされているということで、親に感謝です。

守るべきものを自覚して、「守らなくてもいっかな」という誘惑にも負けず、自分を律しながら生きることができたら、間違いなく心はラクになります。

守るべきものを守れば、あとは自分の判断で自由に意思決定するだけだから。

心をラクにするキッカケ

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
※少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、毎日noteを更新しています。

日々、Xでもつぶやいていますので、こちらも覗いていただけると嬉しいです。


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