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生い立ち〜 いつか飛び立てる日を夢見て生きた日々の記憶

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臍の緒がついたまま、置き去りにされた私は不必要な子ども 何の存在意義もないのではないか・・思春期の頃はそんなことも感じていました。 だからこそ、生きる意味が欲しかったのかもしれ… もっと読む
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2023年5月の記事一覧

養母の話し

養母の話し

 母の日に因んで?

 私には本当の母親の記憶もなく養母のことしか浮かばず

 可愛がってもらった記憶もなく、あまりいい思い出はないのですが

 養母は・・もともとはお洒落好きだったんだろうなと思います。
後半、あまり身だしなみを気にしない感じが嫌でしたが…

 貧しい日々を送った反動だったのかもしれませんが、ポー○化粧品など 私が小さな頃にはまだ高価な感じであった化粧品を使っていました。

あっ

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遥か昔、17歳の頃の夢は…

遥か昔、17歳の頃の夢は…

↑は9年ほど前の自分の記事です。
最近はとても気持ちがフラットで、あまり昔のこと…それも辛かった時のことは思い出さなくなっています。

月日はどんどん流れて…

着々と環境は変わってきたんだなと改めて思うけれど、

それでも昔願った夢は、形を変えつつ、少しずつ叶っているような気もします。

何よりも欲しかった心地の良い心の居場所を見つけたようにも感じてます。

数年前に戸建てを手に入れ

ブルーベ

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「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

新聞記者が綴るノンフィクション
『誰も僕を見ていない』祖父母を殺害した少年

その本を最初に読んだ2017年だった。

2014年、17歳の少年が祖父母を殺害…10代の子どもにそんな事をさせてしまう状況にはどんな事があったのだろう…そう思い手にした本。

私はどんな事件であろうとも被害者、加害者両方の立場に想いを馳せる癖がある。

特に未成年の子が犯罪に手を染める状況にならざるをえない環境…なんと

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あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

2009年のブログを読み返してみたら

そこまでの人生が、ほんと大変だったんだなって思い出した。

そして、13年間の辛い結婚生活から解放されたばかりの私が、そのページにいた。

それまでの人生観は…生きていくって茨の道で、時折花も咲くけれど…耐え忍ぶ事が多いものだと、そういうものだとも思っていたのかもしれない。

若い頃は特に宿命とか運命という言葉の呪縛に囚われていたように思う。

あえて苦難の

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私を支えてくれた言葉たち**言の葉⭐︎想うこと

私を支えてくれた言葉たち**言の葉⭐︎想うこと

思春期の頃は

血の繋がった親もなく、乳飲み子を捨てるような親の血を引いたあたしには、とても汚れた血が流れているのではないだろうか…

宿命とか運命という言葉に翻弄されていたのかもしれないあの頃の私。

(当時育った工事現場の飯場には訳ありの職人さんが多かったので)荒くれ者の中で育ち…世間一般的な躾けや常識など無縁に育ってしまった自分に何ができるのだろうと混沌とした想いを抱えてもいた。

バイトで

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