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恋愛・LGBT

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2023年2月の記事一覧

LGBTと生産性 

LGBTと生産性 

「同性婚」

大学までは、 

「一刻も早く制度化してほしい。」

「社会人になったら運動でも参加しようか。」

そんな風に思っていた。   

だが、社会人になってからというもの

「同性婚ねぇ、どうでも良いかぁ」  

そう思うようになった。 

この変化はどうして生じたのだろう、、、。

会社に入って、社会に出て、すぐに気づいた。 

「私は仕事が苦手なのかも知れない」 

と。 

溌剌と

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ゲイの男性よりも、繊細なノンケ男性の方が大変かもしれない。

ゲイの男性よりも、繊細なノンケ男性の方が大変かもしれない。

昨今高まる多様化の風潮 

「男は男らしく」
「女は女らしく」

そういう固定観念から抜け出そうといった、 
この考え方。 

ゲイ男性の僕からしたら、ありがたい。 

「男だからこういう仕事をすべきだ」
そういうことに縛られなくなるのは嬉しい。 

しかし職場において、 
「男と女」は意識せざるを得ない。

女の人は、男の人を多少なりとも警戒すると思うのだ。

男の人も女の人に、 
「異性として

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オカマが、か弱くたって何一ついい事なんてないのよ 

オカマが、か弱くたって何一ついい事なんてないのよ 

思わず守ってしまいたくなるような、 
儚くて消え入りそうな、か弱い女の子  

そんな子がモテるのは納得よ 

オカマの私でも、思わず手を差し伸べたくなるもの  

(キミスイの浜辺美波ちゃんはサイコーでした。)

出来ることならね、アタシもか弱さ出してモテたいのよ。 

けどね、 
オカマがか弱さ見せた所で、 
モテたりなんかしないわ。 

まずは一人で、ちゃんと飯食っていく覚悟を固めないとね。

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55歳の部長が飲み会で言っていたこと 

55歳の部長が飲み会で言っていたこと 

子どもを二人持つ、本社で勤務している55歳の部長。   

彼が今日、飲み会で言っていた事が心に残った。 

「俺は異性愛者だけど、パートナーは同性でも良いかなと思う。歳を取れば体はあまり関係無い。
精神的に落ち着く関係が同性なら、それはそれで良いと思うのだ」  

昭和を生きてきたと言っていた部長が、こんな考え方をしてくれていた事が嬉しい。 

明日カミングアウトしてみようかな。

会社の支店長にカミングアウトした 

会社の支店長にカミングアウトした 

金曜日の仕事終わり 

はち切れんばかりの拍動を胸で感じながら 

タバコを吸い終わる上司を待っていた 

「退職願」と書かれた白い封筒を握りしめて。

上司が、タバコを吸い終え、
玄関先で待つ私の元に向かってきた。  

「支店長」  

何も言わずにそっと、退職願を差し出した。

支店長はそれ程驚いた様子もなく 

「そおかぁ。全然予測していなかったぞ」 

そう呟いた。    

「まあ今夜

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かわいいの賞味期限 

かわいいの賞味期限 

何を隠そう、私はかわいい  

ちなみに、正統派の可愛いでは無いことは、予め伝えておかなければならない。

似ていると言われてきた芸能人は 
ノンスタ石田だったり、
サンボマスターだったり、 
ミキのコウセイだったり。   

私はよく「小動物みたいだね」とか「キャラ立ちするね」とか言われる。  

行動や言動、表情がコミカルなのだろう。   

これは良い所なのかもしれない。

だって、可愛いは

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「クィア・アイ」を見て思ったこと   

「クィア・アイ」を見て思ったこと   

皆さんはご存知だろうか。

Netflixの人気バラエティ番組

「クィア・アイ」 

5人のカリスマゲイ達が、 
色んな悩みを抱えた人達を救っていくという番組  

私は、その番組のとある回を見て、 
気になる場面があった。 
その日のお悩み相手は、一人のゲイの日本人

「ゲイであることに自信が持てない」 
そう言った内容だった。 

そこで、5人のゲイ達は、彼に自信をつけさせようとする。   

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ゲイの方にクリエーターやアーティストの方が多いと言われる理由   

ゲイの方にクリエーターやアーティストの方が多いと言われる理由   

ゲイには、クリエーターやアーティストが多い 

俗説的な話だが経験則的には、 
ゲイにはデザインをしている人や、音楽好きなどの割合が高く、案外間違い無いように思える 

それは何故かを推察する。

理由は2つあると思っている。

1つめ 
「繊細で感受性が豊かな人が多い」 
 デザインやアートは、人の感情を揺さぶってこそなんぼだ。そこにはやはり、製作者の繊細な感覚、感性が重要だと思う。ゲイの人は、

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ゲイや女性と、社会の構造に関してのメモ 

ゲイや女性と、社会の構造に関してのメモ 

現在、 
LGBT法に関して、事がものすごく進んでいる 

それにあたり、
現在の私のジェンダー観をメモしておく 

・男性は比較的、外で働くことに向いており、女性は家事に向いている。 
だがそれが、全ての男女に当てはまることでは無い。逆パターンも存分にあり得る。

・男性性、女性性というものは曖昧で、 
男と女は、完全に100:100で分けられるものではない。 
が男性は一般的に男性的な思考が強

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ゲイだから自己肯定感が低いのか、自己肯定感が低いゲイなのか 

ゲイだから自己肯定感が低いのか、自己肯定感が低いゲイなのか 

今日の私は、自己肯定感が低い  

まあ自己肯定感なんて、 
日によってブレブレなんだけど笑

それでもなんとなく、
周りの友人よりも低い気がする 

こういう時にいつも思う事が、

「ゲイだから、自己肯定感が低いのか。 
 それとも自己肯定感の低いゲイなのか。」     

どちらなのだろうか。  

ゲイは羨ましい? 

ゲイは羨ましい? 

退職願を出してからというもの

「どうせ退職するなら」と思って、

セクシャリティをわざわざ隠そうとしなくなった。  

だから 

恋愛の話を振られれば、 

正直に答えるようにしている。  

そうやって職場でカミングアウトしていると、 
一部の人達から 

「羨ましい」 

と言われる。 

彼ら、彼女らの言い分はこうだ。

『自分の見ていない世界が見えている』     

『殆どの人が分か

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