「好きなことを好きな時に好きなだけ」がモットー。 好きな物事:テレビゲーム、読書、旅、…

「好きなことを好きな時に好きなだけ」がモットー。 好きな物事:テレビゲーム、読書、旅、柴犬、昼寝、ゲーム音楽、ペーパーブランクスのハードカバーノート、万年筆、静かな空間、一人の時間

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日記を書くということ

私は文章を書くのが好きだ。 紙に書くのも好きだし、こうしてデジタルの媒体に打ち込むのも好きだ。 書く内容はなんでもいい、とにかく何かを書き続けていると心が安らぐ気がする。 煮えたぎるマグマのように沸騰していた脳みそが、水風呂に飛び込んだようにキンキンに冷えていく。 頭の中に乱雑に散らばっていた諸々が、磁石にくっついた砂鉄のように理路整然と並べられていく。 これを読んでいる方は、自分で文章を書いた時にそんな感覚を覚えたことはないだろうか。 私はこの感覚を追い求めて文章を書

    • 適応障害

      最近思考がうまくまとまらない。 おそらく飲んでいる薬のせいだとは思うが、なにか思考をしようとするたびにボロボロと、ジグソーパズルのピースが抜け落ちていくように考えようとしていたことが脳内から消え失せていく。 なので、今日は覚え書きもかねて私がなってしまった適応障害について、経緯や症状などを書いてみようと思う。 最初に書いておくが、あまり気持ちの良い話ではない。それでも読んでみようと思った方は、ページを下へスクロールして欲しい。 私は一年ほど前から軽い鬱症状で心療内科に通

      • 「WEST CODE~タイムトレインの切符~」

        私はいわゆる「謎解き」と呼ばれるジャンルが好きだ。 得意かどうかと言われたらそこまで得意ではないのだが、近場で謎解きプログラムが開催されると参加したくなる。謎解きという言葉自体を聞くだけでワクワクしてしまう。謎を解く、という行為が好きなのかもしれない。 以前はディズニーリゾートで開催された謎解きプログラムに参加したりもしたのだが、最近はそちらの方には参加できていなかったので、少々寂しい思いをしていた。 実は今日、関東の私鉄、西武鉄道で開催中の謎解きプログラム「WEST

        • 本の魔力

          本屋に行くと「本に引き寄せられる」という感じを覚えることがある。 以前にも書いたかもしれない、本を見た時の「直感」のようなもののことだ。これは本のジャンルに関係なく(小説だけでなく料理のレシピ本に感じたこともある)、本の厚みや海外作家か日本人作家かも問わず、本当に唐突にビビっとくる。 だが、中には例外もある。 それは古本屋で本を買う時だ。 たいていはTのつく某系列店を訪れるのだが、時々ほ古本まつりという催しに立ち寄ることもある。だがこのような場所で本を見ても、不思議なこ

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        日記を書くということ

          辻村深月「かがみの孤城」を読んで

          辻村深月さんの「かがみの孤城」を読んだ。 とある出来事があってから学校に行くことができなくなった中学一年生、安西こころを中心に、中学生たち七人が不思議な孤城で日常を過ごしながら願いを叶えてくれる鍵を探す物語だ。 この小説を読んでいる時、私は自分の過去の学校生活を思い起こしていた。あまり、いい思い出ではない。 私は学校という場所に対して、非常に複雑な感情を持っている。 学校は楽しかったかと言われれば、楽しかったのかもしれない。つまらなかったのかと聞かれれば、そういうもの

          辻村深月「かがみの孤城」を読んで

          「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」

          Twitterで朝話題に登っていたので、pixivで「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」という漫画を読んだ。 朝から号泣してしまった。 私は休職こそしているが、「うつ病」ではない。私が言われたのは「適応障害」という診断だった。もっと言えば、私は漫画の主人公のようにゴミ屋敷で極限状態の生活を送っている訳でもない。だが、涙は止まらなかった。 私はあの主人公が置かれた状況と、似た状況に置かれたことがある。似たとは言っても、私は漫画家ではないので自分の作品をどうのこうの、と言われた

          「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」

          スマホのポイントアプリ

          最近、様々な店のポイントカードがアプリに取って替わられている。 私がよく利用しているのはカルディ(コーヒーを買う)、ブックオフ(ゲームを売ったり本を買ったりする)、Tカード(TSUTAYAやその他提携店舗で使う)だが、このうちカルディはこれから、後者二つはすでにポイントカード制からアプリでポイントを管理できる方式に切り替わっている。 つい数日前、コーヒー豆を買うためにカルディを利用したら「五月からアプリに切り替わるので」と、ポイントカードにアプリ切り替えの案内用紙が挟まっ

          スマホのポイントアプリ

          「コーヒートーク」

          昨日は日記を書くことをサボってしまったので、今日はこの時間に投稿してみようと思う。 私には最近、贔屓にしている喫茶店がある。 半年ほど前に初めて訪れてから、一週間に一度は必ずその店に通っている。店の広さは6畳程度だろうか、今のご時世なら3~4人も入ればいっぱいになってしまう、とてもこじんまりとした喫茶店だ。店内にはマスターが撮影したのであろう、様々な風景写真が飾られている。 喫茶店には軽食も主食もあるが、やはりメインはコーヒーである。オリジナルブレンド以外にもモカやトラ

          「コーヒートーク」

          休むってなんだろう

          私は今、絶賛長期休暇中である。 休職中なので当たり前と言えば当たり前なのだが、やらなければならないことは意外に多い。家事は無論、施設に入っている母からおつかいを頼まれたり、市役所やその他公的機関に行かなければならない用事だってある。 これがまた、負担大なのである。 仕事をしていた時はどうやってそんな諸々の用事をこなす時間を捻出していたんだろう、今それらの日々を思い返してみて思う。おそらく、というか間違いなく、余暇の時間をそれらの用事をこなす時間に充てていた。 おかげで

          休むってなんだろう

          一つのコンテンツの消費速度

          最近、一つのコンテンツが消費され尽くすまでにかかる時間が短い。 とあるソシャゲの話だが、一人のキャラクターの開放まで数ヶ月かかることを見越して作られたシステムに抜け穴が発見され、わずかひと月ほどでキャラクター開放が行われてしまうという事象が起こった。 NieR Re[in]carnationがそれである。真暗キャラクターという、言うなれば隠し的な扱いのキャラクターがわずかひと月ほどで日の目を見ることになってしまった。 しかもその方法がいわゆる『リタマラ』と呼ばれるもので

          一つのコンテンツの消費速度

          国名(地名)Tシャツの話

          海外の方が日本語の書かれたTシャツを着ている姿を、時々見かける。 もちろん、日本人が日本語Tシャツを着ていることもある。それは単に着ているTシャツに書かれている文言が好きなのかもしれないし、もしかするとウケ狙いなのかもしれない。私も「旅に出ます 探さないでください」と書かれたTシャツを買った人物を知っている。 とにもかくにも、日本語に慣れ親しんだ私たちからすれば、それは時に滑稽な姿に見えることがある。中には大きな文字で「日本」と書かれたTシャツもあったりするからだ。だが私

          国名(地名)Tシャツの話

          文章を読むということ

          私は、他人の書いた文章を読むことができない。 ……と書くと「じゃあお前は読書もなにもできないのか」と言われてしまいそうだが、それは違う。私は「自分と同じ土俵で書かれた他者の文章を読むことができない」のである。 ……これもなんだかイマイチしっくりこない。「自分と同じネタで他者が書いた文章があった場合、それを読むことができない」というふうな言い方がもっともしっくりくるだろうか。 例えば極端な話だが、小説を書く時のテーマとして他者と同じお題を出された場合、私は自分以外が書いた

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          アガサ・クリスティー

          今、アガサ・クリスティーの『ナイルに死す(新訳版)』を読んでいる。 こちらは本屋でたまたま平積みされているのを見かけて、あらすじを読んだ上で面白そうだと思ったので購入した。アガサ・クリスティーは以前にも『ABC殺人事件』や『オリエント急行殺人事件』などを読んできた。後者は映画でも見るほど好きな作品だ。 アガサ・クリスティー作品の中でも、私にとって一番印象深いのは『そして誰もいなくなった』だ。 無人島に集められた登場人物たちが次々と殺されていき、最後に残った人物も拳銃自殺

          アガサ・クリスティー

          宛てのない散歩

          ※今日はとりとめのない文章しか書けていないので、興味がないという方は読み飛ばしていただいて構わない。 私は、なんの目的もなく外出するということができない。 たとえば本屋をぶらぶらするとか、ある店でウィンドウショッピングをするとか、飲み物を買いに行くとか、なにか一つでいい、はっきりとした目的がないと、どうしても外出する気になれない。 私の母は目的もなく外をぶらぶらすることが好きな人だった。私は対照的にこんな質なので、よくぶらぶらしに行く母の背を見送ったものだった。今では母

          宛てのない散歩

          読書の話②

          今日は私が最近読んだ中で面白かった小説をテーマにしてみようと思う。 マーダーボット・ダイアリー 上 (創元SF文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4488780016/ref=cm_sw_r_other_apa_glt_i_QS2WC21AY7321AJCAWZV マーサ・ウェルズ作、中原直哉訳の上下巻。ジャンルはSFなのだが、なんと言ってもこの小説、主人公の一人称が特徴的なのである。 主人公は過去に大量殺人を犯したと言われている(本人はその時

          読書の話②

          習慣の話

          ある行動を習慣にするためには、なにが必要だろうと考えることがある。 例えば、このnoteはどうにか三日坊主にならずに済んでいる。それは私が文章を考えることが好きなことと、今のところは書くネタにも困っていないこと、また書くことを楽しめていることが理由だと思う。 また毎日紙の日記を書くことも、ここ十年以上の習慣になっている。その日にあった出来事を順序立てて書くことが、一日の〆にちょうど良いのだ。重要事項を書き留める、備忘録としての機能もある。 だが過去には筋トレを習慣にしよ

          習慣の話