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研究・考察

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●研究テーマ ・オカルトで学ぶ日常生活・社会生活について ●扱う分野 ・文化人類学 ・人文科学 ・自然科学
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2023年8月の記事一覧

伝統行事と霊界

伝統行事と霊界

どうも、WisteriaQです。

冠婚葬祭や季節の行事といったものは、しばしば霊界・神々の世界と密接な関係にある。

なぜ、大きな行事にあの世と関わることが多いのか?

風習 = お作法?

日本の伝統的な芸事は、礼から始まり、礼で終わる。
そのような作法は、神社・お寺の参拝作法や日常生活における挨拶といったように作法が文化として根付いている。

日常に宿る八百万の神々

なぜ、このような作法が

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オカルトと日本文化

オカルトと日本文化

どうも、WisteriaQです。

以前にこちらの記事を書いたが

日本文化とオカルトは密接な関係にある。

妖怪・怪異文化

古典芸能にも表現されているように、日本は古来から妖怪・怪異に親しまれてきた。

人間の知識・科学技術で説明できないものを「怖いもの」「不思議なもの」として畏れ敬う文化はインターネットが発達した現代でも語り継がれている。

厄除け

青森県のねぷた、福島県の赤べこを始め、日

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学問と娯楽で見るオカルトの楽しみ方

学問と娯楽で見るオカルトの楽しみ方

どうも、WisteriaQです。

「オカルト」の定義は幅広い。
それ故にオカルトをどう楽しんでいいのか分からない。
そんな方々がいらっしゃると思う。

今回は2つの視点で見るオカルトの楽しみ方について考えていこう。

学問

オカルトは学問の視点が存在する。
民俗学や哲学、美学、科学といった学問だ。

人々の営みから発生するオカルトや科学でしか分からないオカルトが存在する

そういった分野はその

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ホラーと古典芸能

ホラーと古典芸能

どうも、WisteriaQです。

「ホラー」というジャンル。
現代では映画・ドラマなどの映像作品が台頭している。
現代ならではの恐怖の描き方も良いが、古来ならではの恐怖の描写も忘れないでいただきたい。

古典芸能能

幽玄の美、と称される能は古来より描かれる霊界の姿だろう。
その神秘的な舞台では、幽霊だけでなく、妖怪や神々といった異界の存在と人間との交流が描かれる。

古典芸能の中でも敷居が高い

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波長と霊体

波長と霊体

どうも、WisteriaQです。

心霊スポットにおいて

という話はよく聞く。
「波が合う」とは生きている中での人間関係でもよく聞く話だ。

類は友を呼ぶ

人間関係ではしばしば似た者同士が惹き寄せ合うとは有名な話だ。
怠ける人には同じ怠ける人が集まり、活発な人には同じ活発な人が集まる。

気付いたら同じようなメンツでつるんでいた、なんて経験はないだろうか。
周りを見渡すと、意外と自分自身と同じ

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幽霊はなぜ憑いてくるのか

幽霊はなぜ憑いてくるのか

どうも、WisteriaQです。

お盆なので、夏の風物詩・怪談の時期だ。

怪談・ホラーではしばしばこんな話をよく聞く。
幽霊も私たちと同じ、もとは生きていた人間である。
心理が分かれば、霊のこうした行動が分かるようになる。

今回はホラーのあるある話を心理学を基に紐解いてみよう。

気付いてくれた・反応してくれた

幽霊は見えない存在だ。
だから、音を鳴らしたり、モノを動かしたり、声を出したり

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