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1998,London④
典型的なイギリスの家構えのその一軒家は、二階建てでおしゃれだった。
さすが急にホストをしてくれるというだけある。
初日の夜に、今夜は友人たちが遊びに来るのと言われよくわからないままテーブルにつくと彼女の手作りの料理で友人たちをおもてなしする会だった。
イギリスは料理がまずいってきいていたけど、外で食べるご飯も彼女のつくる手料理もとってもおいしかった。
この日のメニューで二つ覚えているのはサ
1998,London③
小さな夢を叶えたこの夏は、先に語学研修に来ていた別の大学の友人のおかげでさらに楽しいものになる。
繰り返すようだがスマホのなかった時代で連絡もままならないので、高校時代に経験をしたことを活かして友人のホームステイ先へ電話をした。
どんなに小さな経験でも経験しているというのはやはり強みである。
友人と会い、話す中で後半の滞在先を探しているというとホストファミリーに聞いてあげるという。
数日す
1998,London②
当時のユースホステルは出会いと国際交流にあふれていた。
なにせSNSという逃げ場がない。
人がいるところで日本の友人たちへポストカードを書いているといろんな人に出会えた。英語もできないのに根本的なところを無視してわくわくしていた。
初めに声をかけてきたのは日本人だった。
英語でどこからきたんですかと尋ねられ、あなたと同じだよ。と日本語で返した。関東から来たという同い年の青年は人に飢えていた
1998,London
大学二年の夏へ向かう気持ちはとても大きかった。
お金も貯めたし、やる気も十分。
ユースホステルの手配もしたし、いよいよあこがれの街ロンドンへ!
ヒースロー空港へは早朝に着いた。
事前に立ち読みした情報で、慣れない街には明るい時間に着くことをお勧めするという記事を忠実に守って。
早朝のロンドンの地下鉄、通称TUBEは人もまばらで光にあふれてた。
重いスーツケースをまずユースホステルに預け
Emily in Paris
season2が待ち遠しい!
Octopas's garden
ニュージーランドの想い出と共に🇳🇿
Ohaupo,1995②
私の高校ではひとつの家庭に二人の学生が滞在するという方式をとっていて、私は高校一年の頃から仲のよかった友達とペアになった。
毎日は楽しいはずだったが、ベッドは別々といえど同じ部屋だったのでひと月も同じ部屋にいるとなんだか微妙になってくる。
次第に違う友人を誘って学校後は遊ぶこともあった。
険悪になる要素がなんだったのかは今となっては思い出せないし、そもそも彼女と私の英語力はこの頃からすでに天
Emily in Paris
1話30分で内容も軽快だ。
主人公のエミリーが感じるフランスは私が二回訪れて感じたものと似てる。
アメリカ人が感じるフランスも垣間見えるこのドラマに私もすっかり魅せられている。
パリの街並みはもちろん素敵だし主人公やとりまく人物たちのファッションも魅力的。
観光客で訪れただけだが、フランスでは他国では味わったことのない困難や差別を経験した。
食べ物もおいしくて芸術も風景もファッションだっ
Ohaupo,1995
私が滞在したオハウポ(Ohaupo)はニュージーランド北島の田舎町。
四半世紀が過ぎた今でも人口はわずか549人だ。
家から外をみるとどこからも牧草地が見えるそんな家で、キッチンの窓にはまだ青いトマトが並べられていて世界の平和を集めたような場所だった。
広めのガレージの脇からゆったりとのびた階段があって、2階部分が平屋の住宅部分で、今でも私が平屋にあこがれるのはこの家の影響かもしれない。