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1998,London④

典型的なイギリスの家構えのその一軒家は、二階建てでおしゃれだった。

さすが急にホストをしてくれるというだけある。

初日の夜に、今夜は友人たちが遊びに来るのと言われよくわからないままテーブルにつくと彼女の手作りの料理で友人たちをおもてなしする会だった。

イギリスは料理がまずいってきいていたけど、外で食べるご飯も彼女のつくる手料理もとってもおいしかった。

この日のメニューで二つ覚えているのはサーモンとズッキーニの串焼きとでデザートのHotPeach with Chocolate

天才なの?とこころで感じていたが集まってきた友人たちが全員犬を連れてきて当時の私は犬が苦手だったので英語力のなさもあいまって感激を正しく表現できずにいた。
うわ。私の足をわんこがなめてる。。
くすぐったい、くすぐったいよ。

お昼は自分で用意したサンドイッチを作って出かけた。

朝の犬の散歩について行ったり、あこがれていたロンドンの広い公園で昼寝をすることも実現したがホストマザーに言われたのは犬のうんちがいっぱいあるからきたないわよ、と。


・・・・・予想もしていなかった。

そうだよね。これだけ犬が好きな人たちがいる国で毎朝たくさんの散歩をさせているんだから。

驚いたことのひとつは犬の散歩に車で出かけるということだった。ゆっくり時間をかけて1時間近くお犬様たちは自由に公園内をおさんぽする。

旅でなく滞在型が好きな理由ってこうやって住んでいる人たちの風景が見えてくるからに他ならない。


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