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「40代からの人体の取扱説明書」を理解しよう(51)P.126~127

毎週水曜日は、Newton「40代からの人体の取扱説明書」を理解するシリーズを配信しています。

第51回は、「中高年と朝型」(40代からの睡眠編)を読んでいきます。


加齢とともに睡眠時間は朝型に変わっていく

<ミドル世代に起こる睡眠の変化>
・夜型から朝型になる
・眠りが浅くなる
・夜間頻尿で目が覚める

本書によると、30代後半くらいから、睡眠に⇧のような変化が起こってくるそうです。

これについて、筑波大学の柳沢博士は「健常な加齢現象」のため、気にする必要はなく、むしろ気にすることで不眠症になるなどの問題につながる方が問題だと指摘しています。

ただし、30代で夜中に3~4回も目覚める場合は、睡眠時無呼吸症候群の前兆の可能性があるので、注意が必要だと教えてくれています。

僕は3年前くらいから夜間頻尿に悩まされていて、多いときで一晩に4回くらいトイレで目が覚めていたため、2ヶ月前に泌尿器科を受診しました。

<豆知識>
睡眠時無呼吸は、交感神経が優位になり膀胱に貯められる尿量が減るため夜間頻尿とは関係が深いと言われています。

ちなみに現在、僕の夜間頻尿問題は解消しています。

なぜ加齢と共に朝型に変わるのか?

朝型か夜型かという睡眠タイプは、遺伝子や年齢の影響を受けるようですが、正確にはまだ解明されていないと記載されていました。

体の変化にあわせて、それにあった生活スタイルを探していくことで、睡眠不足を防ぎ快眠を手に入れることができるとまとめられていました。

朝型・夜型を調べる方法

感覚的に「自分は○型」と思っていても、専門家視点からは異なる場合があります。

睡眠タイプ(クロノタイプ)は、⇩のサイトで、20の質問に答えることで知ることができます。

世界の研究者から支持を得ている「朝型夜型質問紙(MEQ)」という方法なので、気になる方はやってみてください。

僕は一番偏差の多い中間型でした。

次回は、「睡眠時間と肥満」です。

・いくら食事制限しても効果がない
・いくら運動しても痩せない
・水しか飲んでないのに

こんな方にとって、耳寄り情報になるかもしれません。
それではまた

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