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精神障害者として福祉を受ける難しさ

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 僕はヒキニートだ。だが最近はひきこもり要素は影を潜めつつある。週に2.3回の外出ができるようになってきたし、月に一回くらいのペースで遠出をしたりするようになったためだ。ひきこもりというには少し活動的すぎる。外食したり、買い物に行ったり、遊びに行くようになった。近頃は僕にも遊ぶ余裕が生まれてきた。

 しかし、同時に両親からの「働けオーラ」も強くなってきた。何かにつけて就職の話をしてくる。父はなにも言わないが、無言の圧力をいつも感じている。さらに母からは無邪気な就労に関する話を聞かされ、しかもそれらが非常識かつ荒唐無稽なものばかりなのでうんざりしている。

 だが、今のままの生活がいつまでも続くとは思えないのも確かだ。親は年老いていくし、福祉は今後縮小していくだろう。僕は今、年金をもらいながら親元で生活をしているが、年金はいつ支給停止になってもおかしくないし、親から家を叩き出される日もそう遠くないと思う。

 だから僕は働かなければならない。悲しいがこれは事実だ。現状、自殺という選択肢がとれない以上は、働かざるおえない。タイムリミットはそう遠くないところまで迫っている。

 僕は主治医の先生に相談することにした。親から「働けオーラ」を出されていること、将来の経済不安があるので働きたいこと、その旨を伝えた。主治医の先生はすぐにケースワーカーさんに話を通してくれた。そしてワーカーさんは僕に最適であろうプランを2つ示してくれた。

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