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#暮らす旅
過去最高に貧乏で、過去最高に楽しい1年だった。そして、そんなにのんきじゃいられない毎日が始まる予感。
家族で「暮らしの延長のような旅をしてみよう」と思い立ったのは、1年前の11月。
翌12月に、茨城県鹿嶋市から私たち家族の旅が始まった。
たぶん、
過去最高に貧乏で
過去最高に豊かで
過去最高に楽しい1年だった。
今回は、1年のざっくりとした振り返りとともに新たな報告を。
最初の7カ月間
最初の7カ月間は、気が向いた地域にノープランで滞在し「あの場所に行くといいよ」「あの人に会うといいよ」とま
旅は好きだけれど、いろんな場所に行きたいわけじゃきっとない。(仮暮らし:奈良県下北山村再訪)
9月10月とバタバタしてしまったが、振り返りnoteを更新。
8月は、4月に訪れて以来、夏の間にどうしても再訪したかった奈良県の秘境下北山村へ。
会いたい人に会いに。
新たな出会いも楽しみに。
ここで仕事をするために。
そして前回来て「嘘みたいな色だ」と思った川の色をもう一度見るために。
今回の下北山村は雨模様。4月に来た時は一週間もの間ずっと快晴だったので信じられないのだが、雨の方が晴より
娘が宝物ボックスにしまった「みんなで宇和島に住んでくれんかなぁ」というハガキ(仮暮らし:愛媛県八幡大島、西予市、宇和島市完結)
最終日は、八幡市の大島へ。
お弁当を持って八幡大島へ
前日に残ったタコを唐揚げにして、塩昆布と胡麻のおにぎりをつくり、デザートとジュースと一緒に保冷バックに入れたら出発。
フェリーに乗れると分かった時の子どもたちのワクワクした顔がとても嬉しい。
20分ほどで大島に到着。
肉眼で、ハッキリと魚が泳いでいる姿が見える!
子どもを乗せられる自転車を借りて島をサイクリングすることも考えたけど、散
ここには「またね」に必要なものがたくさんあって、こんな夏をまたここの人たちと何回も過ごしたいと思った(仮暮らし:愛媛県南予地方西予市②)
珍しく私と娘だけが早く起きた朝。
徒歩1分の場所にある海へ散歩に行くことに。
今日も暑い。肌がジリジリする。
朝ごはん
散歩から帰ると、朝ごはんができていた。
麦味噌のお味噌汁と、道の駅で激安だった大きな茄子の炒め物とミニトマトと納豆。
麦味噌は昔から愛媛県南予地方に伝わるおみそとのことで、しっかりした甘味がある。
こちらに来てから様々な場所でお味噌汁をいただいたが、同じ麦味噌でも同じ味の
嬉しい。美味しい。おなかいっぱい。ねむい。(仮暮らし:愛媛県南予地方西予市①)
愛媛県南予地方3日目。3日目からは西予市へ。
西予市役所の鈴木さんと、地域おこし協力隊の林さんと待ち合わせ。
3日目からは自炊予定なので、絶景を横目に道の駅やスーパーを案内してもらいつつ食材を購入。
食材を購入したので、まずはこれから三日間住ませてもらう一軒家へ向かう。
夫はいそいそと荷下ろしし、私と娘は食材を冷蔵庫へ避難。
荷物を降ろして車が軽くなった後は、みんなで「かりえ笑学校」へ。
人が幸せそうなこと以上の説得力はない(仮暮らし:愛媛県南予地方宇和島市)
今回は愛媛県南予地方へ。
私たちの希望をもとに愛媛県がツアーを組んでくれるという、なんとも贅沢な旅。
滞在中のスケジュールを立てるのは、この生活を始めてから初めてのこと。
いつもその土地で出会った人からのおすすめや、仕事の状況、家族の残HP(体力)などによって臨機応変に動けるようにしているので、予定が入っていることに期待や不安を抱えながら初日スタート。
愛媛県南予地方滞在初日は宇和島市
前日
ついさっきまで穴水町での滞在をどう締めくくろうかと思っていたのに、今届いた一枚のハガキに始まりを感じている(仮暮らし:能登半島穴水町周辺完結)
誰一人緊張させない能登ワインワイナリーと、朝のひと悶着
最終日の午前中は、
葡萄畑が広がる丘の上にある能登ワイン製造所を見学。
さぁさ、と数種類のワインを試飲させていただくものの、私から出てくる感想は「美味しいです」「甘いですね」「さっきより甘くないですね」「おお、これはまた…(ここからは別に何も続かない)」というものばかり。
「これは…白い花のかおりがしますな」なんて言ってみたかった。
場所を変えても会う人を変えても食べる物を変えても、私たちは良くも悪くもこのままだと思った(仮暮らし:能登半島穴水町周辺②)
6時。
町内放送で家族全員モゾモゾと目覚める。町内放送が終わると同時にもう一度寝る。
7時。
町内放送で私と夫のみ布団からノソノソと這い出る。子どもたちは二度目の町内放送にしてすでにこの町のシステムに耳が順応したようだ。
体調不良で落ち込まないのは、7か月目にしてこの生活が日常になってきたからかもしれない
やはり到着翌日は身体に疲れがたまっているのか、体が重い。
鼻の奥がムズムズしてきた。心
自分と同じように暮らす子どもがいろんな場所にいることを知った娘と、裸で踊る人はどこにもいないと知った息子(仮暮らし:石川県能登半島穴水町①)
今回の仮暮らしは石川県能登半島穴水町。
家族で穴水町民に扮してきたことを少しずつ振り返りたい。
まずは初日。前夜に千葉を出て、長野、岐阜、富山をゆっくり抜け能登半島に到着。
今回の家は海が一望できる一軒家。町の中心部から離れた静かな場所だ。
チェックイン後は地域おこし協力隊の方々に会い、まちを案内していただく。
町の保育園まずは保育園。
通常通り開いている保育園の中まで見学させていただいたの
牛のマネをして、ここで私がすべきことはこれだったのかもしれないと思った晴れた日(家族移住体験#4:栃木県大田原市)
良かった…!ずっとぐずついていた天気も私の心も晴れた!
思い出の苺は酸っぱかったんだな、な朝
起きたら念願の苺ミルクづくりを。
小さい頃、休日の朝に苺を苺専用スプーンでつぶし、牛乳とお砂糖を入れてかき混ぜて飲むのが好きだった。
苺味のアイスや苺味のチョコレート、苺風味の飲み物は苦手なのだが、このお砂糖の入った苺ミルクだけは大好きだったのだ。
きっと、娘も息子も喜ぶだろう。そんな気持ちでせっ
「豊かさに対して足りないということが貧しさか」そんな言葉を思い出した今日は、これからの生活に必要な一日だった(家族移住体験:栃木県大田原市#3)
昨夜から、なんとなく嫌な予感はしていた。
仕事が終わらない。
完全に私の考えが甘かった仕事なんていつだって終わらないのだが、その日にやろうと思っていたことの半分もできていないのだ。
昼間に終わらなかった仕事は夜にすればいいと思っていた。
家族で部屋が一つでも大丈夫だと思っていた。
Wi-Fi環境がなくてもデザリングすればどこでも仕事ができると思い、コワーキングスペースを調べておかなかった。
振り返れば丸亀製麺とまいばすけっと。ユルくて好きだよ大田原市(家族移住体験:栃木県大田原市#2)
この日は地域おこし協力隊の方、そして移住コーディネーターの方に会って大田原市の話を聞く日。
早起きし、娘と二人朝風呂から一日がスタート
早く起きて仕事をしようと思ったら、珍しく娘も起きる。
「腕とか足がヌメヌメするお風呂に入りたい」
とのこと。
すべすべと言ってほしい、と思いながら、私自身ちょっとウキウキしながら温泉をためて娘と二人朝風呂に。
お風呂から上がると夫も息子も起きていて、「ズ
ここにいる間に、大田原市を大田笑市と言えるようになるんじゃないかと牛を見て思った初日(家族移住体験:栃木県大田原市#1)
今回の滞在は栃木県大田原市。
けっこう都会なんだなと思った大田原市の市街地
移住交流センターの方に事前にいただいたパンフレットには「大田"笑"市」と書いてあり、遊び心のある大田"笑"市に行くのが楽しみになった。
大田原市に着いたのはお昼ごろ。
市街地はなかなかに都会で、ラーメン屋の丸源に入り、
「あれ、ここ、流山だっけ…」と錯覚した。
と思ったら牛がいたるところに点在している大田原市
そ
息子の一人称を「俺」にさせる下北山村(家族移住体験:奈良県下北山村#5完結)
最後の2日間は、オンラインで開催された奥大和サスティナブルデザインスクールで出会った方々と下北山村で再会し、一緒に過ごす。
この数年で「出会い」の定義が変わったように思う。
一日目ハイライト。感じるだけでいっぱいいっぱいな小野さん夫婦のカフェ。そしてBBQ初日は小野さんご夫婦がセルフビルドしたマキビトカフェで、お二人の生き方や考え方を聞きながら美味しいコーヒーを頂く。
外にあった自作のバイオト