ウラ話：上原さくらさんへの魂込めたお手紙

渡部富美子(watanabe-fumiko)

2024年4月19日 15:49

数日前に有名芸能人さんに向けて書いた、無謀ともいえるお手紙を公開した私です。それは子宮全摘手術を控えている上原さくらさんへのお手紙でした。

裏話をしますと、実はnote公開までの間、私は珍しく悩んでいました。本当にこれを書いて良いものか？イヤイヤ、やっぱやめとこう・・・。このループを何度繰り返したことか。

私は何を迷っていたのか？それが単なるオバちゃんのお節介から来るものなのか、本心で上原さんを想ってのことなのか。その見極めに時間がかかっていたのでした。

それでも上原さんのyahooニュースやアメブロを拝見する度、私の中では、どうしてもひっかかる箇所があったのです。それが、「子宮を切除すれば１２０％体調が良くなることはわかっている」というものです。

15年前の私も、まるっきり同じ思考でした。子宮さえなくなれば、貧血にもならないし、もう大量の生理や生理痛にも悩まなくなると信じて疑いませんでしたから、上原さんが同じことを発信しているのが、経験者として放っておけなかったのです。

私の場合は、10年間子宮筋腫を経過観察しながら、騙し騙しやり過ごして、願わくばそのまま閉経まで持ち越して終了。と企んでいましたが、筋腫は、そうはさせてくれませんでした。

今ならなぜ、そうさせてくれなかったのかもわかります。なぜなら、それでは自身の学びや成長にならないからです。
例え閉経にまで逃げ切ったところで、今度はまた違う形での婦人科系疾患となって、より強力な課題がやってきたことでしょう。

当人がこれまでを改めない限り、身体の学びは終わってはくれません。それくらい現実は厳しい仕組みなのです。それをこの15年で嫌という程、私は味わってきましたから、上原さんにもそれをお伝えしたかったのです。

自分の内側から湧き上がる、その氣持ちに氣づけた朝、「魂を込めて本音で上原さんにお伝えしよう！」と思い、勇氣を振り絞ってnoteを書きました。それがたとえご本人に伝わらなくとも、今、同じような症状で苦しんでいるかたの氣づきに繋がればいいと。

もっと裏話をしますと、昨年までの私は、丸4年間も隠遁生活をしていました。いわゆる引きこもりってヤツです。けれども世間一般的な引籠りとは違い、それは戦略的なものでした。

そのひっそりとした暮らしの中で、人様のお悩みを眺めますと、やはりそれは必要だからそのかたに起きているのだなとわかります。私は前半の人生で、大半の事は経験済みなので、対処の仕方も解決法も大体わかるのですが、それをご相談者さまにお伝えしてしまうことの罪深さも感じていました。

せっかく宇宙が、そのかたの氣づきになるよう、課題を与えているっていうのに、私ごときが手出しをすれば学びの機会を奪ってしまいかねないからです。

それもあって自分だけに集中してきたのですが、昨年末にお声がけをいただき、私のこれまでの経験を世に活かすというフェーズに入ったことを悟りました。以前はわからなかった、お節介なのか、適切な導きなのかも見極められるようになった次第です。

私の場合は、毎晩の就寝時に答えがわかり、目覚めと共にこの世にそれを持ち帰ってくる感覚です。夢の中で解決策がわかるときもあれば、目覚めた瞬間に降りてくる日もあります。

上原さんへのお手紙を書こうと肚が決まった時も、公開日の明け方3時過ぎでした。ベッドから飛び起き、暗いうちからパソコンに向かい、数時間かけて書き上げた次第です。

こんな私ですが、この世での生活はまだ目に見えるものや、自身のエゴに左右されて、モヤモヤ・グルグルすることもまだあります。けれども以前のように、それを長引かせたり、変に落ち込んだりはせず、長くとも数日以内にスッキリ解決できるまでになりました。大半は当日中に解決できているので、以前の私では考えられないほどスピードアップしたなと思います。

それから今回の上原さんへのメッセージを書いて感じたのは、魂を込めて、本当の自分の思いを伝えることの大切さです。
ご本人以外のかたが、それを読んでも伝わるように本音で書くことで、自分自身も納得させることができると実感しました。

最後に、上原さくらさんの手術と、術後の経過が良好であることを、心からお祈りしています。どうぞお身体を大切になさってください。
お読みいただき有難う御座います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　渡部富美子