テン年代の美少女ゲーム

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記事

テン年代のエロゲを振り返る(2014年編)

2014年、多くのエロゲプレイヤーを支えてきたWindows XPのサポートが終了した。秋葉原ラジオ会館も改装再オープンし、オタク業界にはラブライブ旋風が吹き荒れていた。次世代のオタクたちの可処分時間はスマホへと向かっており、「若者のPC離れ」が進んでいくのではないだろうかとすらささやかれ始めていた。

PCゲームの衰退が決定的かと思われた中で、spriteより発売した『蒼の彼方のフォーリズム』は

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テン年代のエロゲを振り返る(番外編:秋葉原ソフマップアミューズメント館大看板について)

テン年代も終わりですねということで,最近はテン年代の美少女ゲームというnoteを書いています.noteは記事にヘッダー画像を指定することができるんですが,やはり回顧録ということで,当時のエロゲの看板を映したいという気持ちがありました.幸いなことにCCライセンスの元,使用可能な写真がいくつかあったので使用させていただいています.

https://note.mu/waravim/m/m79d2ec4

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テン年代のエロゲを振り返る(2013年編)

2013年は,この年で一番注目するべきは,メタフィクションもの『君と彼女と彼女の恋。』だろう.そのほかには,『虚ノ少女』『Magical Charming!』『ハピメア』などの作品が評価を受けていた気がする.微妙にリメイクが多かった気もする年で,「Rance」と「家族計画」がリメイクした.『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』がリパッケージしたりもしている.個人的な印象ではOP・ED

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テン年代のエロゲを振り返る(2012年編)

総評

2012年はヒット作がないわけではないが,頭の一つ抜けた大傑作というものを欠いた年に思える.一方,現在の若年層ユーザーが影響を受けた作品は比較的多いように思える.例えば,SAGA PLANETSより『はつゆきさくら』,PULLTOPより『この大空に,翼を広げて』はそれぞれのブランドの現在のファンの多くを獲得した作品であろう.その他の点でいうと.例えば,E-moteを使用した作品や,また『魔

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テン年代のエロゲを振り返る(2011年編)

2010年は『素晴らしき日々』こそあれ,全体としてイマイチパッとしない1年という印象であったが,打って変わって2011年は美少女ゲーム界にとって多くの重要な作品が生まれた年である.特に大手メーカーからのリリースが相次いだ年であり,Leafから『WHITE ALBUM 2 ~closing chapter~』『星の王子くん』,Keyから『Rewrite』Alicesoftから『大帝国』『ランスクエス

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テン年代の美少女ゲームを振り返る(2010年編)

ゼロ年代におけるエロゲ(美少女ゲーム)の存在感が良く語り草にされる一方で,2010年に入って以降エロゲ業界というのは縮小を続けているといわれている.

先日も『ef』で有名なminori,『Dies irae』のlight,『蒼の彼方のフォーリズム』のspriteが活動を停止するなど,傑作を生みだしてきたブランドが次々と終焉を迎えている.

このような縮小ゆえか,あまり2010年代のエロゲというも

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