考えを整理するためのポイント
どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が425日目のnote投稿です。
本日はとてもシンプルに。
考える際に、何を軸にするかを振り返って。
以下の3つのポイントに着目します。
●相違点を探す
まずはこちら。
「これは前にも見たことある」
「似たようなことを経験したな」
「同じような話を聞いた気がする」
こうした感覚を覚えることは、日常でも、仕事でも、スポーツに勤しんでいる時も、多いのではないでしょうか。
その感覚を自覚してから、そのままにするか否か、で考えのいわゆる"深度"が異なってくるように思います。
簡単にいえば、『何が違うのか』を言葉にしてみる、ということですね。
自分の中で物事の整理をしたり、考えたりしていくときに、「明らかに異なる点」や「独特の特徴」を抜き出せるかどうか。
こちらが捉えられるかどうかで、「なにか似ているもの」から『〇〇と××』のように分類ができるようになる。
この切り分けが積み上がっていくことで、物事を捉えるアンテナもそれに応じて広く深くなっていくように思います。
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●共通点を挙げる
そしてこちら。
上記の類似点や似ている点を探しているときに、並行して頭の中で行う作業かもしれません。
全く同じこと、というのはあまりないのかもしれませんが。
「少し抽象化したような」共通項があればあげてみること。
これが共通点を挙げることなのだと思います。
言い換えると、AとBをつなぐものは〇〇というようなことですね。
あるいは、CとDは△△という共通の方向性を持っている、のような中心にある考え方や概念を捉えること。
これらは、何が異なるかを押し並べて見てみることで見えてくるものでもあるのかもしれません。
「軸」や「核」と呼ばれるような、その物事の本質、また人自身の根本的な魅力など、を捉えること。
その観点の汎用性はとても広いような気がしています。
スポーツ選手では、トレーニングの「意図」をいかに早く自分のものにして、軸を自分の中に取り入れられるか。
これができることによって、トレーニングの効率も、その効果も段違いになるんですよね。
あるいは、仕事上のコミュニケーションでも。
相対する人が「本当に求めているものは何か」を頭に置けるかどうかで、話の持っていき方や言葉の選び方が変わりますよね。
いわば、自分と相手の知識レベルの共通項ともいうべきものが捉えられるか、ということになるでしょうか。
このような、共通点を見出す能力は普段の思考の中でも養えるものだと思いますので、少し意識を向けて考えてみるのもいいかもしれませんね。
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●一言であらわす
そして最後に。
説明やプレゼンをする時には、必ずと言っていいほど教育されるのがこちらだと思います。
このようなnote記事のタイトルもそうですし、研究スライドの見出し、スライド内の結論の付け方、トレーニングのキーフレーズなど。
「要するに・・・」という接頭語で考えてみること。
そうする習慣がつくことで、情報をまとめる力と、相手に伝える力が身につくのだと思っています。
情報をまとめることの中では、一言で「相違点」と「共通点」を表してみたり、核となる特徴を言葉にしてみたりすることで、情報の"精度"が上がるのではないでしょうか。
そして、相手に伝える力としては、一言でインパクトが大きいこと(相手の頭に"刺さる"言葉を選ぶことができるか)に直結するものだと思っています。
ダラダラと話をするよりも、一言でバシッと言えるかどうか。
その訓練をすることで、授業でも、指導でも、教育現場でも、相手に伝える力がぐんと上がる気がしています。
このような抽象化の観点を大事にしながら、今後も考えを整理できるようにしていきたいですよね。
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今日はここまで。425日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた明日。
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
<体育実技>
●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
<ワークショップ科目>
●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
<講義科目>
●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い
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