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フロイトはしぶしぶであるが、自分がクライアントに偽りの記憶を植え付けていたのだと認めている

書『フロイトが間違っている理由(中略)ハーマンの『父─娘 近親相姦』(中略)ジェフリー・マッソンの『真実に関する暴行─フロイトと児童虐待』(中略)世界的な父親告発ムーブメント(中略)記憶回復療法と総称される精神療法(中略)「病名がわかれば、プラスになる」というのは事実とは逆である。病名は、容易にレッテル貼りとなる。そして、クライアントはそのレッテルを通じて自分のことを説明するようになる(中略)いったんレッテルを貼り付けて、そのレッテルから自分を理解するようになると、そのレッテルではくくりきれない別の可能性は本人の目からすっかり隠されています。それは、症状を固定化させる役割を果たす。残念ながら、多くのクライアントは、診断名とその症状との関係を自然科学的な厳密性を持った必然的な因果関係であると誤解する(中略)思い込んでしまう。それはネガティブな自己暗示となってしまい、最終的には、その人は、自ら貼ったレッテルにふさわしいような病理的な行動を取るようになる(中略)精神医学的・心理学的なレッテルを用いて自分のことを説明する人は、そうでない人よりも確実に治療は困難になる。

愛着理論はフロイトの精神分析の影響を強く受けており、あまりにも「母性愛」を過大評価している。その結果、「不幸になったのは子ども時代の母親の育て方が悪いからだ」との俗説をばらまき、多くの母親を苦しめている

精神分析的な命題というものが持っている力は、その断定ぶりが「もっともらしく聞こえる」ということにすぎない。だが、この「もっともらしさ」ということこそ、人々が求めているものなのである。情報の洪水のなかで、人々は「なんとなく分かったような気持ちにさせてほしい」と思っている(中略)フロイトはしぶしぶであるが、自分がクライアントに偽りの記憶を植え付けていたのだと認めている(中略)フロイト理論の崩壊は今後も進行するであろう(中略)DSMは「原因については言及しない」という」前提のはずが、PTSDにおいて「心因性」という古めかしいカテゴリーを復活させた(中略)欧米先進国の女性たちが、「あなたを不幸にした犯人は父親だ」というハーマンの宣言を受け入れた───だが、日本の場合は違う。日本社会は「母親が犯人だ」としたのである(中略)日本の心理臨床の正統的とされる流れの中には、幸い記憶回復療法が混入することはなかった(中略)告発騒動が起こった世帯の平均年収はアメリカ全体の平均収入よりも高い。また、告発者の8割近くは大学卒以上の学歴を持つ。この表面的な数字を見る限りは、決して告発者の中心になっているのは恵まれない階層ではなかった。にもかかわらず、彼らは自分の人生を何かがうまくいっていないと強く感じ、その解決を図るためにセラピーという手段をとった(中略)人々は社会や経済の問題に目を向けることよりも、夢日記をつけたり心理学書を読むことにエネルギーを投下するようになっている。

風変わりなイギリス貴族たちが、孫崎氏のご学友である。その中のひとりの変人は、孫崎氏のご自宅に泊まったそうだ。この人物は英国家情報部MI6の副長官にもなった(中略)ヒトラーは、21歳から23歳まで、極秘でロンドンの郊外のタヴィストック心理戦争(サイコロジカル・ウォー)研究所に志願して、そこの軍事学校で洗脳(ブレイン・ウォッシュ)された。最近このことがはっきりしました(※ヒトラーの一番正確な伝記を書いた人も認めている)(中略)今もロンドンの北方、埼玉県みたいなところにあるタヴィストック研究所は、サイオプ Psy-Ops 即ちサイコロジカル・オペレーション、心理作戦戦争の総合研究所です。現在は、精神病の研究所のふりをしています。建物の前にフロイトの銅像があります。ここで、第2次大戦中に、英MI6によってCIAの前身が育てられ、作られました(中略)ゼレンスキーもイギリスに連れていかれて育てられ、洗脳されたはずです(中略)優生学の思想は、マルサスの『人口論』(1798年刊)から始まった。「増えすぎたアイルランドの子供たちを似て食べるしかない」とまでマルサスは書きました。これがダーウィンの『種の起源』(1859年刊)に影響を与えた。ハーバート・スペンサーたちの、社会ダーウィン主義(ソウシアル・ダーウィニズム)の思想運動になった。ここで弱肉強食と適者生存の残酷な思想となった(中略)優生学思想の恐ろしさを軽く見てはいけない(中略)劣勢遺伝子を持っている人たちを滅ぼせ、という思想(中略)優生学は大変な学問です。学問(サイエンス)のくせに、どこの大学にも公然とは無いのですが、有る。お化けみたいに恐ろしい思想(中略)統一教会は、1954年に文鮮明(1920───2012年。92歳で死)によって韓国で創設された。このすぐあと、1956年に岸信介政権(第1次 1957年)ができる前から日本に上陸している(中略)岸信介、笹川良一らは満州において巨額の資金を集めた、その資金源のひとつが麻薬(中略)岸たちの持っていた麻薬を源とする資金はどうなったか(中略)この金が韓国にも流れた。「勝共」という名で、アメリカ、韓国と岸たちがつながっている(中略)文鮮明は、笹川良一、岸信介と一緒に国際勝共連合を作った(中略)WACL(※ヨーロッパのワックル)は、まさしく国際勝共連合の兄弟組織です。これが、統一教会の下部組織(中略)朴正熙(パク・チョンヒ)大統領(任期1963─1979年)の陸軍士官学学校時代の後輩であった朴普熙(パク・ポヒ 1930─2019年)(中略)(※統一教会の古参幹部でNo.2でアメリカ布教を広げた朴普熙は)戦後、政府高官のまま統一教会に入信し、ワシントンで、「ワシントン・タイムズ」紙も発刊しました(中略)ウクライナ戦争を引き起こした統一教会の極悪コンビ(※ビクトリア・ヌーランド米国事務次官とジェイク・サリバン米大統領補佐官)(中略)ヌーランドの夫はネオコンのロバート・ケーガン。統一教会(ムーニー)の大幹部でもある。米戦争研究所は、その妹のキンバリー・ケーガンが始めた(中略)テレビの番組で、紀藤正樹弁護士が、フランスの反カルト法の法理論を語っていました。「宗教団体の教義の内容にまで踏み込むのは、信教の自由があるから危険だ」と主張する橋下徹に対して、紀藤は、「あなたは40年前に出たフランスでの議論を知らないのか。法律の専門家なのに。すでに信教の自由の問題を超えているのだ」と言いました。橋下は必死で統一教会を擁護しようとしていた。このとき、橋下の手が震えているのがテレビに映ってしまった(中略)統一教会は、警察庁や検察庁、法務省にまで潜り込んでいます安倍の子分で検事総長までなろうとした黒川弘務(東京高検検事長だった)が、その代表(中略)学者、コメンテーターたちも、統一教会の息がかかった連中が多い(中略)警察や裁判所までも全部上から抑えています(中略)ゼレンスキーの横に70人ぐらいのイギリスのインテリジェンスの特殊部隊SASがいる。彼らがゼレンスキーを動かして、毎日、指令を出している(中略)イギリスは、自分たち自身は戦いません。観戦将校という名目で、海軍大佐(エリート)を送り込んで、東郷平八郎と秋山真之作戦参謀に、あれこれ下知(命令)をした(中略)今のゼレンスキーもまったく同じ(中略)ウクライナはたいへん特殊な国です。第2次世界大戦時、ナチスの支配下でした。ナチス政権がウクライナにかつてあったということが大事です。そのとき、ナチスに協力した人もたくさんいるわけです。※引用者加筆.

ナチズム(ドイツ国家社会主義)の中心思想は、アーリア人を人間の頂点と考えるアーリア人神話です。ところが、この世にアーリア人(Aryan race)hはいません。アーリア人種、アーリア民族、そういう種型の白人人種など存在しません。この事実が、学問的にはっきりしました。この元凶の理論を作ったのは、ウィリアム・ジョーンズ(1746─ 1794年)というイギリス人です。こいつが、映画〝インディ(アナ)・ジョーンズ〟のモデルです。ジョーンズ博士は、サンスクリット語を勉強し、インドで裁判官をやりました。彼が作ったのが、比較言語学(コンパラティブ・リングウィスティックス Comparative Linguistics )です。彼が「インド・ヨーロッパ語族」India European language tribe という思想も作りました。ヨーロッパ人とインド人とペルシア人(イラン人)は、元は同じ語族で、この言語を話していたのが、アーリア人種だと奇妙なことを言い出した。これがナチス思想のアリアン白人優等思想になった。あと悪いのは、ドイツ人の実業家で、考古学者、「トロイの遺跡」を発掘した(ウソだった)ハインリヒ・シュリーマン(1822─1890年)です。この男もとんだ食わせ者でした。言語 logos を土台にして、人種、レイス、 race なるものをでっち上げたところから、人類学(アンソロウポウ・ロジー anthropo - logy)なるものを作りました(これもインチキ)。簡単に言えば、人類学は原住民や土人たちの研究です。これが現在、大破産しました(中略)コーカサス地方が白人の発祥の地で、このコーカサス人がアーリア人種ということになったのです。こんなものは虚偽だと、学問的に判明しました。フランス人のアルチュール・ド・ゴビノー(1816─1882年)という学者が『人種不平等論』(1855年刊)という公然たる人種差別の本を書きました。ゴビノーは、白人至上主義を提唱し、アーリア人を支配人種と位置づけた。それが、ナチズムの白人優等人種理論に発展しました(中略)ナチス時代のドイツ人たちは、アーリア白人種というものを信じ込んでいました。ところが、この理論を作った言語学、そこから派生した人類学なるものも、インチキでした。今では、これらの学問の中心部分が崩壊しました。「インド・ヨーロッパ(印欧)」語族という考えはウソでした。だから、人類学という学問は、その中心部分が滅んでいる。人類学自体が差別学問でした(中略)このアーリア人思想とコーカソイド(白人優越)思想が、ナチスの思想となり、今のウクライナで復活し、暴走したのです。ウクライナ女性たちの金髪で、肌がまっ白でキレイ。キレイであることを、彼らは、自分たちが優等民族だ、と信じ込む根拠にしています。優等なキレイな私たちは「モスクワ・ルーシ」なんかとは違う。プーチンたちはモンゴル人(アジア)が混じったユーラシアンだ(※バンデーラ主義)※引用者加筆.

肌の白いヨーロッパ人が出現したのが、実は驚くほど最近のことだ↓


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