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みんなリバータリアンを誤解している。リバータリアンは独立自営の人間(中略)本当は日雇い労働者です

エチケット指南書では、これらのトピックは礼儀が求められる場では持ち出すべきではないとされているが、私は大いに話し合うべきだと言いたい。政治と宗教は道徳心理の表現形態であり、また、その理解は人々を互いに結びつける際に役立つからだ(中略)本書によって、見解を異にする人々のあいだでも、道徳、政治、宗教に関する会話が礼儀正しい雰囲気で、より活発に、そして楽しく繰り広げられるようになれば、私にとっても望外の喜びである(中略)ここで「リベラル」という語の意味を明確にしておこう。アメリカでは、この語は進歩主義的もしくは左翼的政治の見方を指し、本書でもこの意味で用いる。しかしヨーロッパや他の地域では、経済活動を含めて、何よりも自由を尊重するという元来の意味で用いられた。したがってヨーロッパでリベラルと言う場合、その意味は、アメリカではリバタリアンという用語が示すところに近いが、この語は左派か右派かの尺度では測りにくい。

みんなリバータリアンを誤解している。リバータリアンは独立自営の人間(中略)本当は日雇い労働者です。そして、銃を持って自分の家族だけを守る、という貧しい開拓農民の精神をした人たちです。リバータリアンは、ものすごく泥臭いのです。だから私が、彼らをアメリカの民衆の保守主義と名付けた

本書は、いつの日かあらゆる子供たちが、悪の性格とその防止のための基本原理を学校で注意深く教えられるようになる、との期待のもと書かれた本である(中略)集団の中の個人は自分の倫理的判断力を指導者に奪われがちになるが、われわれはこうしたことに抵抗しなければならない。ということを子供たちに教えるべきである(中略)犠牲者が勝利者になるといったことが、どのようにして起こるのか私はしらない。しかし、それが起こることだけは知っている(中略)こうしたことが起こるときには、つねに、世界の力のバランスにわずかながらも変化が見られるのである。

形而上学がすべての学問の土台(中略)形而上学の基礎を作ったアリストテレス(中略)本当はメタフィジカは「全学問の土台の学問」(中略)メタはアンダースタンド understand です。「下に立つもの」という意味(※ドイツ語では悟性、理解力)(中略)メタフィジカの「メタ(※メタはベース、アンダー、under・基礎の理論・土台)」meta- は、普通言われているような物質世界の「上」とか「前」とか「後」ではない。meta- は「下」である。フィジカ(※フィジカ、フィジクスはメタフィジカより下位の学問。物理学・物質学・世界を作っている物たちのこと。フィジカを自然学とするのは誤訳)の下に有る土台のことだ(中略)メタ meta- は、この現実の世界 physica の下に有って、それを支える基礎、土台のことである(中略)知の巨人というコトバは、出版業界の宣伝文句として、文藝春秋のライター上がりの(※形而上学・メタフィジクスを一切認めないと強調する)立花隆に奉られた冠言葉だ。立花隆は、CIA(米中央情報局)の手先となって、愛国政治家の田中角栄を謀略政治言論で突き殺した当人である ※引用者加筆.

パズルのこのピースを見るには、ドイツに目を向けなければならない(中略)どうしてそうだとわかるのか。研究したからだ。・・・・・あらゆる創造物の最初の絶対確実な原因まで、その根源をたどったのだ。

ドイツの敗北は最初から決まっていた(中略)ヒトラーがイギリスで洗脳されたスパイだった(中略)体制側から見たら一番怖い。外患誘致罪(中略)刑法において、外患誘致罪(第81条)の罰則は、死刑しか適用されません(中略)外患誘致とは、外国とつながって自分の国の体制を転覆させようとする犯罪ですね。内乱罪(第77条)と一緒(中略)イギリスは、ヒトラーのようなならず者たちを操って、ドイツ軍人で立派な誇り高き金髪のプロセン貴族を皆殺しにした(中略)だから英米は戦勝後に自分たちでドイツ軍人を大量処刑しなくて済んだ。この事実がものすごく恐ろしい(中略)ヒトラー自身がイギリスのスパイだったから暗殺計画は失敗した(※ヒトラーの替え玉が大ケガをした)(中略)このあと、5000人のドイツ帝国の高級軍人たちが処刑された(※7000人が逮捕され4980人が処刑された)(中略)京大で「国家のため、民族のために死になさい」と学生を扇動した田辺元。その田辺が国家を背負ってドイツでマルティン・ハイデガーから学んだ。ハイデガーはナチス・ヒトラー政権を学会から(※熱烈に)支えた。※引用者加筆.

無邪気な人々は、相手が見たところ邪悪な人間に思えたとしても、こちらが忍耐と理解と同情をもって模範を示せば話が通じるようになると信じている。認識能力の異常や感情面でのアンバランスさといったものをそういった無邪気な人々に説明するのは、盲人に色を説明するようなものかもしれない(中略)何もかもうまくいっている成功者に見えながら、実はひどくゆがんだ人格をきわめて巧妙に隠している人間が、ごく少数ながら存在する(中略)無意味な拷問といったおぞましい行ないをしうることを、ふつうの人間は信じられないからである。

GHQ(占領軍政府)の命令で治安維持法が撤廃された(中略)そして翌1946年1月に中国から野坂参三が帰国し、大歓迎会が開かれた(中略)「野坂スパイ事件」は、1992年9〜11月に連載された『週刊文春』の記事で真実が暴露された。共産党内が大騒ぎになった(中略)内村鑑三は社会主義者(左翼)を嫌って、自分の教会(聖書を読む会)から追い出しました(中略)この保守体制性格がそのまま体制保守の思想になります。だから帝大生たちでクリスチャンになった者たちから、のちに穏やかな社会主義者(リベラル人間)になった者(矢内原忠雄は誠実)と、国家官僚になって内務省に行った者たちに別れます(中略)この内務省特高と裏でつながっていた小泉信吉と野坂参三(※三・一五事件で特高警察に逮捕されたにもかかわらず、目の病気を理由にあっさり解放された事実には違和感がぬぐえません。転向を拒否して釈放されたのは野坂しかいません。野坂の仲間が小泉信三。野坂は普通の人は行けないイギリス留学をして、政府の資金でイギリス共産党の党員になっている。そして日本共産党の創立メンバーに)(中略)今の日本共産党は、この山本懸蔵の冤罪の実行犯として『週刊文春』からの告発を受けて野坂を除名、追放し(1992年)。この他の野坂の延々と続いた犯罪に対して、日本共産党は黙りこくっている(中略)野坂(※国家のスパイで日本共産党の最高幹部)のせいで創立以来、多くの共産主義を信奉した善良で正義感に満ちた人たちが政治警察に捕まって拷問の上、殺されたり、ひどい目に遭いました(中略)これは日本共産党の最大の恥部であり、最大の事件です(中略)この2人(※小泉信吉と野坂参三)は自分の教え子だった野呂榮太郎(1900〜1934。33歳で獄死)を見殺しにしました(中略)小泉信三は今の上皇と上皇后(美智子さま)の仲人を務めた、ご養育係)でした。小泉信三の親父は小泉信吉(1849〜1894)で、小泉信三を育てたのは福田徳三(1874〜1930)です。この人たちは、みんな内村鑑三の無教会派のクリスチャン(中略)南原繁を深く疑っています。どうも、彼は内務省係の人物だ。南原の一番弟子である丸山眞男(1914〜1996)に対しても、私は深い疑念を持つようになりました。内村鑑三の思想は、秘密結社のような裏に何かあります。※引用者加筆.

アメリカ陸軍情報部は 「皇室が少なくとも間接的に太平洋戦争に投資していたことは間違いない」と明言し、GHQは「皇室そのものが三井、三菱、住友などの旧財閥および東京電力と利益共同体」という表現は実に興味深い。東日本大震災以後、なぜ東電を潰すことができなかったのか、その理由の一端と、日本社会の根本的な構造が、これによって透けて見えてくる(中略)第二次大戦中、最も暗躍した銀行がスイス・バーゼルにあるBIS(国際決済銀行)だ。いまでこそ、中央銀行の中の中央銀行と言われ、国際金融の指導的な立場となっているBISだが、戦時中はナチスドイツの資金を世界でただ一つ決済していた悪名高き存在であった。不思議なのは、いくら中立国スイスに設立された銀行だったとはいえ、事実上、連合国を敵に回すような行為がなぜ、堂々とできたのか、だ。理由は二つある。一つは、条約に守られていたから(中略)二つ目の理由は各国の思惑が複雑に絡み合い、BISのナチス寄りの行動が、イギリス、アメリカ、フランスといった連合国側の国々の利益になる場合も多々あったためだ(中略)ドイツの破産は、そのまま戦勝国の巨額の損失に直結する構造ができ上がっていた(中略)連合国はドイツ軍を殲滅させんがために激戦を繰り広げ、多くの兵士たちが血を流し、命を落としていた。一方、経済的にはドイツの破綻を望まず、そのためにドイツ経済を陰ながら支えるという皮肉な局面が出現していたのだ。その陰ながら支える部分を担当していたのがBISであった(中略)BISの内部では戦時中もずっと敵味方が強力し合って銀行業務をこなしていたのだ(中略)BISは国際的な性格を持つものの、その実態は民間銀行となんら代わらなかったのだ。経営は完全に自己勘定で行っており、まず最初に考えなければならなかったのは利潤の確保であった。その利潤の85%はドイツの利払いによって発生していたのだから、ドイツを切るという選択肢はそもそもありえなかったのである(中略)最優先する事項は利潤の追求。これがBISのモットーであった(中略)天皇家の資産はこのBISを通じて、スイス銀行その他、スウェーデンなどの中立国の銀行に非難させていたらしい。〝らしい〟というのは正確なことはわからないからだ(中略)もともと日本銀行と横浜正金銀行はBISの出資者であり、両行の大株主は天皇家(中略)一方BISの現場には横浜正金銀行の北村孝次郎と吉村侃がおり、その時期、彼らは日本のための極秘工作を行っていた(中略)GHQが行ったとされる財閥解体。教科書にも事実として書かれているこの施策だが、いま街を見回してみると、おかしなことに気づくだろう。三菱、三井、住友。これらの文字を冠した企業をそこかしこで見かけることができるからだ。解体されたはずの財閥がごく当たり前に存在しているのは、一体どういうことであろうか? もちろん、その意味するところはたった一つ、財閥解体などなかったということである(中略)戦時中、日本政府は軍需会社に対して、設備建設命令や生産命令を出し、銀行にはそのためにの資金を融資するように強制していた(中略)強制されたとはいえ、財閥たちは多大なるメリットを戦争によって得ていたのも事実なのである(中略)三井、三菱、住友の資本金の割合は戦前で12%であったのが、戦後は24.5%と倍増している。また、安田家を含んだ4大財閥の日本市場における投資占有率を見てみると、重工業部門においては戦前18%が戦後32.4%に、金融部門では戦前25.2%が戦後49.7%に急上昇している。しかも、戦争に協力した軍需企業には政府補償がついたのである(中略)その総補償費は900億円超(※現在の価値で200兆円超)。財閥たちは日本国民が極貧の生活をする中で、この金を平然と受け取っていたのである(中略)1976年アメリカ陸軍のウィリアム・H・ドレーパー少将が来日した(中略)ドレーパーの同僚だったある高官は、「彼は、占領地の民主化や、戦争協力企業の解体に興味はなく、投資銀行家としての見方を優先する」と語ったほど、銀行家の観点で占領国を見ていた。銀行家の視点とは、戦争に協力してきた企業、つまり財閥は、罰するような相手ではなく、「経験豊かな経営者」という見方である。当然ながら、GHQが進めている財閥解体などありえない話だったのだ。ドレーパーら、国際金融家の意見は、もしも財閥を解体すれば、日本経済が復活する可能性はほとんどなくなる。その結果なにが起きるのかといえば、アメリカの対日復興援助が無制限に続くことになるというものであった(中略)ドレーパーが特に有能であったのは、財閥を救うという名目ではなく、日本の経済復興という名目にすり替えた点だ(中略)1950年、三井が戦前同様の規模で復活し、三菱、住友も同様に息を吹き返す(中略)各社の社長がオーナーということではない。 あくまで法人が株主になっているため、責任を問う人間がいないのだ。昔の財閥であれば、三井なら三井家が、三菱ならば岩崎家がオーナーであり、その下で働く以上番頭さんたちが勝手なことはできなかった。もしもしたら、即刻クビになっていただろう。しかし、オーナー不在の状態は、番頭たちをクビにする人間がいないということになる(中略)日本の高度成長を陰で支えてきたのは、軍需産業であったのだ。アメリカは日本をただの工場にしたかったわけではない。軍需工場としたかったのである(中略)日本の経済復興はアメリカの国益を睨んだものであった。教科書的な日本の歴史では、そこがばっさり抜け落ちているのである(中略)戦争はとても儲かる(中略)負けた戦争であっても、軍需産業と金融業界だけは確実に儲けを出してきたのである(中略)明治維新も、近代資本主義の成功も、戦後の高度成長期も、すべてを刺し貫く原則は、国家と企業による国民の搾取なのです。日中戦争や世界大戦などの戦争局面ではそれがより先鋭化し、終わってみると国民生活だけが徹底的に破壊されているという事態が起こります───苫米地英人博士(著書名失念)※引用者加筆.

神経学者でソシオパス(※社会病質)の研究者でもあるジェームズ・ファロンは、ソシオパス(※社会病質)は「汚い仕事」をするのに優れていると述べている(中略)主な動機というのは利益の追求である。※引用者加筆.

この年の出来事で一番重要なことは萩藩が外国船に向けて無差別テロを行ったことでも、薩摩とイギリスが戦争したことでもない。これらの戦争行為によって、日本の通貨 及びイギリスのポンドが事実上消えたこと。国際決済で使えなくなってしまったことこそが、特筆すべき出来事なのである(中略)どの藩が戦争を起こしたのか、などはまったく関係ない。戦争が起こった国に、外資系の銀行があれば、それでいいのだ↓


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