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バックパックキャンパーのUL系な話多め
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#MYOG

ピコテーブルを改良・軽量化してみる

ピコテーブルを改良・軽量化してみる

ピコテーブルと勝手に名付けたが、以前に作ったピコグリルのフレームを使ったテーブルである。

わりと使い勝手がよいので、改良していこう。
プロトタイプとして、上棚0.8mm厚、下棚0.5mm厚のアルミ板を使っていたが、そこまでの剛性は必要ないだろうと厚みを落とす。
上棚0.5mm、下棚0.3mm。見た目はたいして変わらないが、手で押すと若干歪んでぺこぺこする。

ちょっとした物を乗せる分には十分。耐

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6グラムのランタンフックを作ってみる

6グラムのランタンフックを作ってみる

Six Moon Designs のカーボンポール用のランタンフック。前回作ったものを踏まえて新しいフックを作った。

今回のものは、短く細く。「ミニ」といったところか。

直径2mmのステンレス丸棒を使って、長さは180mm。重さはなんと6g。
前作の直径3mm棒、450mm、30gと比べるとかなりのサイズダウン。ウルトラライトとなった。

2mmの棒にしたことでいくぶん加工もしやすくなり、ポー

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焚き火ULリフレクターをアルミ板で作ってみる

焚き火ULリフレクターをアルミ板で作ってみる

冬の焚き火に欲しいリフレクター。金属タイプのものはどうしても重くなりがち。いっそペラペラのアルミ板でULリフレクターを作ってみたらどうだろう。

厚さ0.3mm、高さ60cm、幅18cm(組み合わせの出っ張り含め)のアルミ板を6枚連結。
連結時の幅は96cmとなるのに、重さは560gと軽量だ。

裏はいくぶんか強度を出すために、凹凸の組み合わせを作って2枚づつ互いにはまるようになっている。
全てを

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燻製をチタン鍋にしてみたらウルトラライトでお手軽すぎた

燻製をチタン鍋にしてみたらウルトラライトでお手軽すぎた

以前に作った燻製チタン鍋を実際に試してきた。

チタン鍋を使っている先人が見当たらず、何か致命的な欠点があるのかとびくびくしていたが、何にも無かった。
いや、何も無かったというと語弊があるかもしれない。注意点はある。

チタンの熱伝導率の悪さよりも、薄さが勝るようで熱の回りがすごく速い。鍋自体も燻製用とするとかなり小さいので、Esbit燃料の4gで十分。つまり5分くらい熱するだけ。それ以上やると食

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アルミホイルを畳んでコンパクトパッキング

アルミホイルを畳んでコンパクトパッキング

キャンプの時に何かと重宝するアルミホイル。
ただ、筒状だとパッキングがしづらい。
畳んでしまおう。

アルミホイルには、芯が接着しているものとしてないものがある。このアルミホイルは無接着。

接着されていると剥がして抜く手間がかかるが、このアルミホイルならするっと芯が抜ける。

芯を抜いてそのまま畳む。畳むというより潰す。

かなりぎゅっと押しても大丈夫。

体積比だと、
箱まま、4 × 4 ×

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ピコグリルのフレームを使ったULテーブル(プロトタイプ)

ピコグリルのフレームを使ったULテーブル(プロトタイプ)

ピコグリルは本当によく出来てる。金属の弾性と歪み、復元力をうまく使って図面上の寸法だけでは畳めないようなものを畳む。
このフレームを焚き火台以外にも使えないだろうか。
アウトドア用小型テーブルにしてみよう。

アルミ板を上段下段と2枚乗せた。とりあえず上段だけを考えていたが、フレームに横の張りがあり下段をかけた。

上段は出っ張りに合うように穴を開けてただ乗っている状態。持ち上げようとすると外れる

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お手軽スモーク!燻製鍋のチタン軽量化を考えてみる

お手軽スモーク!燻製鍋のチタン軽量化を考えてみる

燻製となると燻製鍋だキャメロンズだとどうしても大仰に。かと言って、メスティン燻製などは空焚きに気を使うし、と。
お手軽にちょっとできればいいんだけど。
そこでチタンはどうだろうと思って組んでみた。しかも2段構成。

数々のチタンクッカーはあるが、網は逆に選択肢が少ない。網のサイズからクッカーサイズを考える。
『サザエ焼網』というものを見つけたので、これを中心に考える。直径110mmで、6Pチーズを

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ちょっとだけ使いたい!テープ類をキャンプ用の小巻にしてみる

ちょっとだけ使いたい!テープ類をキャンプ用の小巻にしてみる

ダクトテープ、梱包テープ、テーピングテープ。あると便利なんだけど、一巻き丸ごと持ってくのはちょっと。嵩張るし。
そんな時の小巻。

クリアファイル芯

厚手のクリアファイル(つまりPPポリプロピレン の板)を切って芯にする。
後は全集中と多少のずれなど気にしないおおらかな心で巻く。

平たくなって格段に収納性があがる。
強いて言うなら、角の部分があるので一気に長く取り出せないのが難点か。ちょっとづ

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ライトにも雰囲気が欲しい!COBライトをランタン色にしてみる

ライトにも雰囲気が欲しい!COBライトをランタン色にしてみる

小型軽量高光度のCOB LED LIGHT。
コンパクトなのでキャンプの時にテントの室内灯などに使っている。ただワークライトの類なのでLEDランタンのように暖色にしたり、低照度にしたりと器用なことはできない。白色高照度(弱モードでもかなり明るい)のみ。
そこで、色温度変換シートを貼って電球色の光に。ランタンぽくしてみた。

LED面より少し大きめに切って、霧吹きで濡らし貼り付け。あとは接合部の溝に

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