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スーパーウルトラライトダウン

うすうすは気づいておりました。 ユニクロのウルトラライトダウン。 冬期の焚き火&キャンプ用として数年頑張っておられです。 ご存知の方も多いと思いますが、焚き火なんぞはパッチパチと火の粉が散るものでして、衣服などは穴が開くことこれ大前提。 このウルトラライトダウンも穴開き上等と使っておりますが、これが何でしょう。全く穴が開かない。柳井会長のご威光的なパワーが火の粉を寄せ付けないのでしょうか。 穴が開かない衣服など存在しないというレベルでいろいろ開けてきてますが、このダウン

    • テントが燃えて無くなっていた景色の話

      「あれは焚き火?すごい燃えてない?」 木々の隙間をぬって、林の奥の方からオレンジ色のメラメラとしたかなり強い光が見える。まるでステージ照明がついているか、車のヘッドライトがこちらへ向けられているようだ。 寒さの抜けきらない三月上旬だった。その日は場所と日程だけ合わせた4人のソロキャンプ。いわゆるソログルキャン。前日より天候はすぐれず、やっと雨が上がったところだ。到着は各々の都合次第で、自分は日も暮れかけた時から合流する。 テントを張るのは、未整地が残る木々が多いキャンプ場

      • AI 旅行記 『架空都市ミラノスへ行ってきました』

        AI でどこまで『それっぽい』旅行ができるだろうか。 実際に旅行へ行かなくても AI に作らせて SNS に投稿すれば、明日から世界を飛び回る旅人になれるはず。 旅人の称号を得るために AI に頑張ってもらおう。 Bing AI チャットは、テキストは GPT-4、 画像生成は DALL-E というエンジンで動いている。テキストも画像も生成してくれる賢い AI だ。 テキストと画像でどこまで辻褄の合う『それっぽい』ものができるのか試してみたい。 まず架空旅行のスケジュール

        • AI伝言ゲーム [ChatGPT→StableDiffusion] ポテチはアボカド

          AIに伝言ゲームをしてもらおう。 伝言ゲームとは、何人かがグループとなってお題を耳打ちなどで伝え合う遊び。正確であることを目指して競うのだが、とんでもない結果になった方が試合には負けたが実質勝利という謎の遊び。 今回は、言葉の雄ChatGPTと画像の雄StableDiffusionのタッグで挑んでもらいます。 『お題→言語化→画像化』の伝言ゲームいうわけです。 ChatGPTにお題を言語化。名前は伏せた形で見た目を言語化してもらう。 『***という言葉を使わずに、***の

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          Runway Gen-2 で動画を作ってみる。

          Runway に静止画やテキストからAIが動画を作成できる"Gen-2"という機能があります。 これを使ってショートムービーを作ってみました。 トレーラームービー風 どうせなら全てAIに任せてみようということで、ChatGPTにストーリーとシーンに分けたプロットを出してもらいます。 オーダーは「深海の蛸のSF」。 トレーラームービー風にしましょう。 人間的にはまったく面白く無さそうですが、AIに任せると決めたのでこれで行きます。 各シーンのプロットを英語で出してもらい、

          Runway Gen-2 で動画を作ってみる。

          『韻を踏んで頑張ってる人 全員手を上げて』ラッパーChatGPT

          ChatGPTにラップの歌詞をお願いした。Yeah しかし、目指す未来は高く遠くだから今すぐに飛び立とうFlyでした。 『韻を踏んで日本語ラップの歌詞を書いてみて』 どんなお題でもすらすらと答えてくるのすごい。 でもちょっと待って『どこで韻を踏んでる?』 あれ?えーと 『韻を踏むってのはわかる?』 切り拓くんだ→ Yeah! も韻? ちゃんとわかってるな。 『さっきの歌詞、韻を踏んでないと思うんだけど』 一箇所「流れる」を「鳴る」に変えただけ! 『例えばその「歩く」

          『韻を踏んで頑張ってる人 全員手を上げて』ラッパーChatGPT

          『おじさんはChatGPTっていうんだよ〜( *´艸`)』ChatGPTに「おじさん構文」を書いてもらった話

          ChatGPTに「おじさん構文」がわかるか聞いてみた。 「おじさん構文」とはいわゆる絵文字・顔文字を乱用した下心が滲み出るおじさんが若い女性に対して送るメッセージ構文のことだ。 こういうやつ。これを知ってるか聞いた。 ChatGPTは自信ありげにこう返してきた。 おい…、おっすって。 今も元気に生きてるのは何よりだが、全く取り違えている。これは普通の昭和生まれおじさんだ。 そこから「おじさん構文」とはいかなるものか、教え込む作業が始まった。 「絵文字」や「顔文字」を多

          『おじさんはChatGPTっていうんだよ〜( *´艸`)』ChatGPTに「おじさん構文」を書いてもらった話

          なめてたらハンガーノックくらった話

          そんな重篤なとこまでいかない軽度だけど。 やはり振り返ってもなめてたな。 目的地は高尾山の山頂でもなく薬王院(山頂とたいして変わらないが)。6号路入って琵琶滝横から合流の急峻抜けて1号路で薬王院のコース設定。上りはたかだか1時間くらいだ。 何度か通ったことあるコースで感覚は掴めている。 徹夜でパソコンにかぶりつき、朝食もとらずにそのまま電車に飛び乗る。高尾山口駅でおにぎりひとつ補給。いざ山行。 軽快にスタートを切る。体調にも不安はない。 6号路を進み琵琶滝から1号路への

          なめてたらハンガーノックくらった話

          行動食の雄「かし原羊かん」3兄弟を比べてみる

          登山などの行動時に持ち歩く食品で、絶対的な信頼感を放つ「かし原羊かん」。メディアで取り上げられるような華は無いが、知る人ぞ知る燻し銀の存在として行動食界に君臨する雄である。 「塩羊かん」が有名だが、他に2種の兄弟がいることは知らない人も多いだろう(実はもっといるのかもしれないが)。 「本煉羊かん」と「栗羊かん」だ。 その兄弟の存在に気づいてからは、何となく気分で違うものを買ってみて「やはり塩だな」などわかったクチを叩いていた。 改めて3兄弟を取り揃えて何が違うかみてみよう

          行動食の雄「かし原羊かん」3兄弟を比べてみる

          ピコテーブルを改良・軽量化してみる

          ピコテーブルと勝手に名付けたが、以前に作ったピコグリルのフレームを使ったテーブルである。 わりと使い勝手がよいので、改良していこう。 プロトタイプとして、上棚0.8mm厚、下棚0.5mm厚のアルミ板を使っていたが、そこまでの剛性は必要ないだろうと厚みを落とす。 上棚0.5mm、下棚0.3mm。見た目はたいして変わらないが、手で押すと若干歪んでぺこぺこする。 ちょっとした物を乗せる分には十分。耐荷重としては測っていないが、シングルバーナーの500ml湯沸かしセット乗せるくら

          ピコテーブルを改良・軽量化してみる

          燻製チタン鍋をマイナーバージョンアップしてみる

          以前に組んだチタン燻製鍋を改良。 何度か試していると、火力によっては具材が焦げることがある。ちょっと強めに当たってしまうと一部炭化するほどにまで焦げる。 炎があたる鍋底と下段の網までの距離が近すぎるようだ。 網の距離を10mmほどあげてみた。鍋底から下段まで35mm、下段から上段までは以前の43mmより削られ33mm。 炎からの距離の調整は食材の空間とトレードオフとなる。 テストとして燃料を多めに燃やしてみる。Esbitのスタンダードは4gであるが、Esbitミリタリーを

          燻製チタン鍋をマイナーバージョンアップしてみる

          アウトドアで餅をついてみる

          以前、小豆からぜんざいを作ってみた。 その時は市販のパック切り餅を使ったが、今回は餅をもち米から作ってみたい。 ぜんざいの汁は正直なところ小豆の缶詰でいいのではという結論に至ったが、突き立ての餅はパック切り餅と別物だ。美味さのわりには簡単にできるのでやってみて欲しい。 用意したもの もち米: 300g(2合) 片栗粉: 適量(多め) 水: 360ml +米とぎ用 飯盒(丸飯盒4合炊き) 麺棒(杵のかわり) もち米を炊く 基本的に白米を炊くのと変わらない。 研ぐのは欠

          アウトドアで餅をついてみる

          6グラムのランタンフックを作ってみる

          Six Moon Designs のカーボンポール用のランタンフック。前回作ったものを踏まえて新しいフックを作った。 今回のものは、短く細く。「ミニ」といったところか。 直径2mmのステンレス丸棒を使って、長さは180mm。重さはなんと6g。 前作の直径3mm棒、450mm、30gと比べるとかなりのサイズダウン。ウルトラライトとなった。 2mmの棒にしたことでいくぶん加工もしやすくなり、ポールに巻き付く部分の隙間もギリギリまで詰めることができた。 ポールに接する面が増え

          6グラムのランタンフックを作ってみる

          煮出しコーヒーを淹れてみる

          以前に焚き火コーヒーの淹れ方を書いたが、今回は時間をかけて煮込む煮出しコーヒー篇。 基本は同じでお湯を沸かして挽いたコーヒー豆をそのまま入れる、それだけ。 今回はそこから煮込んで煮出しコーヒーにする。 お湯を沸かす ケトルでも鍋でも何でもいいのでお湯を沸かす。まずはそこから。最初から豆を入れて煮たたせる方式もあるようだが、今回は沸騰してからの後入れ。 多めのお湯の方が、後述する煮込みコーヒーの特徴を活かせる。 コーヒー粉を入れる コーヒー粉を入れる。ポイントのひとつ

          煮出しコーヒーを淹れてみる

          焚き火ULリフレクターをアルミ板で作ってみる

          冬の焚き火に欲しいリフレクター。金属タイプのものはどうしても重くなりがち。いっそペラペラのアルミ板でULリフレクターを作ってみたらどうだろう。 厚さ0.3mm、高さ60cm、幅18cm(組み合わせの出っ張り含め)のアルミ板を6枚連結。 連結時の幅は96cmとなるのに、重さは560gと軽量だ。 裏はいくぶんか強度を出すために、凹凸の組み合わせを作って2枚づつ互いにはまるようになっている。 全てを凹凸で組めるようにすると、畳めなくなってしまう。 基本構造は板同士を糸で結んだ

          焚き火ULリフレクターをアルミ板で作ってみる

          極細ポール用のランタンフックを作ってみる

          Six Moon Designs のカーボンファイバーテントポールというものがある。高さ124cm、3本継ぎで重さが52g。太さが9mmしかない極細ポールだ。 このポールにランタンハンガーを付けてみる。 一般的なポールに引っ掛けるランタンハンガーだと細すぎて相性が悪い。そこでステンレス棒で作ってみた。 使ったのは直径3mmのステンレス丸棒。ぶら下げる想定もLEDの小型のものなので剛性はそんなに必要ない。直径2mmの丸棒でもいいかもしれない。 先端はフック形状に曲げた。

          極細ポール用のランタンフックを作ってみる