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ピコテーブルを改良・軽量化してみる

ピコテーブルと勝手に名付けたが、以前に作ったピコグリルのフレームを使ったテーブルである。

わりと使い勝手がよいので、改良していこう。
プロトタイプとして、上棚0.8mm厚、下棚0.5mm厚のアルミ板を使っていたが、そこまでの剛性は必要ないだろうと厚みを落とす。
上棚0.5mm、下棚0.3mm。見た目はたいして変わらないが、手で押すと若干歪んでぺこぺこする。

ちょっとした物を乗せる分には十分。耐荷重としては測っていないが、シングルバーナーの500ml湯沸かしセット乗せるくらいならなんとか耐える。さすがにこれにダッチオーブンの鍋などは乗せない。

下段に置くのは小物だけだろうと、メッシュやプラ段にするという方向で仮組みしてみたのだが、どうにも見た目がこのアルミ板2段、厨房の作業台を思わせる風情が良い、多少重くてもロマン分を含んだ重量差はゼログラムという結論に達し、アルミ板でいくことにした。
厨房の作業台を思い起こせるかは、人それぞれだろうが…

重量は90g削れて、グロスで370gとなった。
ちなみにメッシュにするとさらに18g削れる。ロマン重量-18g、実質0g差。

ランタンスタンドもつけた

オプションパーツというやつだろうか。フレームの4つ角の飛び出た部分に何か挿せそうと思い立つ。内径4mmのアルミパイプを挿してみると、この数センチの合わせでもそれなりの強度は出せそう。

三方囲った風防、2点支えで壁のようにしてハンガーも考えてみたが、どちらも使わなそうなので、シンプルに1点支えのランタンスタンド。

2mmステンレス丸棒を曲げたスタンドに、内径2mm、外径4mmのアルミパイプを接着しフレームと径を合わせる。それに内径4mmのアルミパイプを接着し、はめ込めるようにした。

垂直からの90度横の張り出しだと、重心がフック側に偏りすぎて接続部に負荷がかかるようだったので、重心が中央に近くなるよう思い切って下の方から角度を付ける。
バランスを見つつ曲げ角度を調整して、先端部には一応滑り止めでシリコンチューブをかぶせる。

軽量のLEDランタンに限られるが、この位置にランタンがあると、照らされる範囲も広くなり便利だ。

折りたたみ

収納時にコンパクトになるよう、棚板のフレームが重なって当たるところに切り欠きを入れる。まとめた時の厚みが5ミリくらいは薄くなったか。

ひとまず完成

これにてピコテーブルはひとまず完成とする。
しばらく使ってみるとまた改良したいところが出てくるかもしれない。
既製品と違って、足したり引いたり好きなだけいじっていけるのが、DIYやらMYOG(Make Your Own Gear)の良さだ。

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