見出し画像

パラレルキャリアや副業で。30目前で全く違う業界へ。【キャリアコラム】

「銀座のホテルでフロントマンに」
「30歳目前で全く違う業界に飛び込むとどうなる?」

初めに

銀座のホテルでフロント

新卒からITを中心に働いてきた私。
今もフリーランスでマーケティングを中心業務を行っております。
そんな私が銀座のホテルのフロントマンを始めました。
平日の夜と休日が空いていたので、そこでの時間を差し込んだ形になります。
まだ働き出して一か月ですが、発見や新体験のオンパレードなんです...!

行動のきっかけは?

私の年齢も30歳に差し掛かりました。
気持ちは社会人3年目くらいで止まっているのですが、ぼちぼちと年齢を重ねてきているのも事実。
30歳に入る前に、「30代での生き方」みたいな本を読み漁りました。
結果共通しているのは、パラレルキャリアが良いという事でした。
日本ではまだ1社に勤めて、長くスキルを身に着ける。
という考え方も主流にありますが、欧米や今の時代には少しだけアンマッチになりつつあります。
たくさんの業界で幅広く経験や知識を身に着けた人の方が、その後40代のマネージメントレイヤーになった時にかなり活きてくるようです。
今までとは全く違う業界、職種に挑戦してみよう。
そう考えてホテルマンを経験してみようと思いました。
もう少し業界の話をすると、今後日本では伸びていく産業の一つであること。
英語を学生時代にある程度取得したきり、活かせていなかったこと。
そして、平日ではなく、休日に出勤ができること。
これらの要因も重なり、銀座のホテルのフロントマンを選びました。

他業種の感想

サラリーマン経験万歳

バイトというと、社会人以降はなかなか経験しません。
学生時代のバイトが最後という人も多いと思います。
ただ、これがサラリーマン経験を積むと見えてくる景色が全然違います。
そもそも文系の大卒は管理職になる傾向にあります。
つまり、システムの中で動くのではなく、システムを管理する側での経験があるという事です。
どういうお金の回り方になっているのか。
ここを見れるのは非常に大きなメリットです。
その全体像、システムの中から支配人やオーナーが望んでいることについて仮説を立てられるようになるのです。
例えば、学生時代はフロントマンというとチェックインの手続きを第一におきます。
ただ、お客さんを増やすにはレビューなどで満足度を高くする必要があるのです。
そして、単価を上げていく。
全体像が見えるとチェックインの手続きをそつなくこなすことも大切ですが、エレベーターのボタンを代わりに押す。
場所を聞かれたら一緒に連いていくなどの些細な所作も重要になる、と見えてくるのです。
この全体像を見渡して、自分のポジションを確立するスキルは社会人経験があってこそ、です。
意外この経験は大きく役立ちます。

IT経験万歳

銀座では英語や中国語でのサービスが増加しており、英語でのコミュニケーションを取れる人材が不足している傾向にあります。
立地柄サービス業の人を集めることは難しくないと思うのですが、「英語」や「中国語」というスキルが付くと人が絞られてしまうのです。
ですので、大規模に高い時給で求人をかけている傾向にあります。
その時に研修制度などが追い付かず、人が業務の合間に必死にやっていたりします。
こういった場合には動画を見せてテストで理解度を図って、といった形で、ある程度人を立てずとも研修を成立させていく必要があるのです。
ただ、こういったものはITやスタートアップだと文化的にできていたりするのですが、横業界ではまだまだアナログだったりします。
そういった観点からものを見ているとオーナーからもいろいろと聞かれるようになり、すごく重宝されるようになります。

他業界での学び

高単価の接客

銀座のホテルでは客単価が1人5万円というもの珍しくありません。
つまり2人で止まるときに1泊で10万円近い料金になります。
つまり高単価商材を扱っていることになります。
団体さんは決済が100万円を超えることも珍しくありません。
「もうほぼ車買えるやん」と思います。
そこでは速さよりも向き合い方が求められます。
1人1人のお客さんの回転率を上げるのではなく、1人1人のお客さんと向き合うことが求められるのです。
早さよりもある意味での質です。
例えば代理で予約を取ったり、タクシーを捕まえたり、その時にある程度通訳をしたり。
コンシェルジュに近い動き方になります。
オーナーとしては人を用意してシステムは回るようにするから、どんどん声をかけて、どんどん提案してほしいそうです。
早さよりも質を求められるというのは、高単価商材ならではの動き方だな、と。

専門性が高い

バー、食事、ホテル。
このすべての業務を完全に分けています。
接客というと業界に共通していそうな気がするのですが、それぞれで所作が異なるのでしょう。
それぞれの部署でそれぞれのスキルを高めているような組織形態になります。
それぞれ専門の部署に配属され、それぞれの部署のスキルを身に着ける。
大手企業のようなやり方で、サービス業も区切っている辺りが銀座という街柄のような気がします。

最後に

働いてみて

他業種で働くと、学びが本当に多く、自分でも気が付かなかったスキルを持っていることに気が付きます。
その業界にいると自分の能力が本当の意味で見えなくなる。
これが新しい業界に入ることの一番大きなメリットです。
また職場も副業系の人材が多く、英語を勉強してきたという共通の価値観もあるので、仲良くなりやすいです。
そういえば、新卒のシステム会社で定年退職を迎えた人で多い次の選択肢が農業でした。
職場や家にこもって作業を行うのではなく、自然の中で体を動かしたいというニーズが高かったのだと思います。
これを副業とかに落とし込めれば、1週間のうち、PCを使って頭をメインに使う業態と体をメインに使う業態とで分けられます。
使う部位が違うので、意外と刺激があったりするものです。
激動の時代ではありますが、それだけにまだまだたくさんの発見が生まれそうですね。

おまけ

銀座のホテル、というのが私の中は重要です。
小さい人間です。
以前帰国子女の友人が
「本当は自分でイタリアの帰国子女って言いたくない」
「パスタやピザの食べ方を綺麗にして、なんでそんな綺麗に食べれるの?って聞かれて、ああそういえば私ね...」で言いたいと言っていました笑
すごく気持ちがわかるぞ。

自己紹介

自己紹介 概要

私は現在29歳で営業/マーケティングを専門として独立をしております。
「Connecting The Dots(点と点をつなぐ)」
スティーブ・ジョブズさんのこの言葉が好きです。
好奇心を大切に興味のあることを自分なりに突き詰めていく仕事スタイルにしています。
目先すぐには収入にならなくても、自分なりの正解があって、そこに突き進んでいくうちにスキルや経験が磨かれていくだろう。
そんな運頼みのスタイルを選びました笑
やりたいことたくさんあります。
そんな話ができるコミュニティにしていきましょう。
あっ、写真は右です笑

簡単な経歴
富山時代の大学生活を経て、就職を機に東京へ。
ベンチャーから東証一部企業へと転職、その後独立をしております。
1社目はIT企業にて営業兼PMを経験しております。
社長と私の2名体制の営業スタイルにてエンジニア約50名の仕事やプロジェクト管理を行っておりました。
2社目は東証一部上場企業にてマーケティング/広告。
現在はフリーランスとして製造業向けのマーケティング/広報を行っております。
尚、新卒時代からコミュニティ系の副業は6年間継続しております。

コミュニティ

そんな私が立ち上げ/運用しているコミュニティがこちら!

大卒&同世代キャリア組コミュニティの形成
キャリア組でのコミュニティ形成。
コミュニティやイベント内で人間関係を広げられる機会を構築。
イベント企画にて定期的に集まる場所の提供。
SNS広告によりターゲット層への集客を実施。
キャリア組が集まることでお互いに刺激し合う良好な関係を作ることができる場所へ。
集客は30名~100名規模。
Facebookのコミュニティページには450人を超えるいいね&フォローを獲得する。
[主なイベント内容]
無人島BBQ、100人BBQ、趣味をシェアするイベント、大忘年会
[ページはこちら]
https://www.facebook.com/Connect.New.Worker

房総半島のU-35コミュニティの形成
地方創生の一環として、房総半島を盛り上げたい若手世代でのコミュニティ形成。
人間関係を深める機会を作るために、定期イベントでの顔合わせを提供。
またLINEグループにて横の情報連携を実施。
イベントや情報共有を行い、コミュニティとしてのチーム作りを実施中。
[参加層]
県庁の職員さん、シーシャBar開設者、ヨガ、教育系、大学院生、インフルエンサー
[ページはこちら]
https://www.facebook.com/chiba.trip.tokyo.info/

地方創生

千葉の田舎の方をInstagramにて発信しています。
フォロワーは1.1万人越え。
SNSスキルと発信力を使って房総半島(千葉県)の地方創生を行っていくことが今一番やりたいことです。
ドライブや自然旅行、海が好きな方にはおすすめの場所など教えちゃいます!
[アカウントはこちら]
https://www.instagram.com/chiba_trip_tokyo/

<ハッシュタグ>
#キャリア #コラム #エッセイ #副業 #パラレルキャリア #経験 #30代 #アラサー #挑戦 #行動 #ホテル #経済 #ビジネス #働き方 #これから #インバウンド

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,380件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?