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わかおの日記163

この前調子に乗って、週末の予定が埋まってきたとか書いたが、全然そんなことはなく、この週末は普通に暇だった。

今週はずっと曲を作っていた。島村楽器で買った、適当なコード進行が書いてあるカードをパラパラしているうちに思いついたのだ。いままでヒップホップっぽい曲の作り方をしていたが、イマイチしっくりきていなかったので、思い切って弾き語りベースで作ってみたらこれがとてもいい感じがする。無理して韻を踏んでたんだと思う。もうやめます。男カネコアヤノにおれはなる。丁寧な暮らしをします。

先週なんやかんやあったこともあって、歌詞もすんなり降りてきて、実感を伴ったいい曲ができた。しかし明らかにモデルにした人物がはっきりしていて、その人に聴かれたら気まずいので、しばらく公開しないでおこうと思う。聴きたかったら個人的に連絡してくれれば嬉々として聴かせます。

そうして何か作り終えると、もう自分の中には何も残っていないんじゃないかというような気持ちになる。毎回そうだ。こういうときは何をしても仕方ないので、やりたいことをやるんですけど、そういう時間にアイデアとかが育まれるんじゃないかって好意的に解釈している。そう解釈しないとありえないくらいゴロゴロゴロゴロしている。神門というラッパーも曲のなかでそういうことを言ってた。神門が言うなら間違いないでしょう。

【おまけ】最近見つけたいい曲たち

冒頭の高速なカウボーイビバップのサンプリングからもう面白いですが、意外とスキルフルなラップと、謎に耳に残るサビが癖になります。

2008~2012年くらいまでのスマホが普及してなかった時代って、あらゆるカルチャーに特有のダサさと良さが共存していると思うんですけど、そういう曲です。

思想の強い音楽って押しつけがましい気がしてそんなに好きじゃないけど、この曲は普通に「いいこと言ってるな〜」と思った。「今ある不幸せに留まってはならない」とか特に。全共闘とかそれくらいの時代だから音楽を聴く人達の顔も真剣で、今のフェスのようなエンタメ感がないのもいい。音楽はやっぱり真剣に聴くものだと思う。

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