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まいにち、その日暮らしごと。

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1日1投稿。薄暗い中だから、ロウソクの火はより明るく感じる。そんな文章たち多め。
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#人生

言葉を紡ぐ

言葉を紡ぐ

何かを知らせたいから、言葉を使って伝える。

単純な会話や、じっとりとした想い、伝えたいことはその時々状況で変わるのだろう。

毎日毎日、あらゆるものから情報は発信されて、受け取って。
自分の中に取り込むことができているのは、ひと握り?

興味のあることや、知りたいと思っていることにはアンテナを張っているから、優先的に頭に入ってくる。

自分の人生を使って「どうしても伝えたいこと」は、多分そんなに

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棘を綿に、綿を棘に

棘を綿に、綿を棘に

何かを失う覚悟がないと、何かを得ることはできない。

多くの人の目を引くためには、良い方向だけでなく悪い方向にも受け取られる覚悟で行動を起こす。

発信することは、諸刃の剣だ。

受け手がどう捉えるかによっては、相当な傷を与えるし、受ける。

人の心を動かす文章は、綿でもあり棘にもなる。自分じゃない誰かの感情を動かすんだ、生半可なことではない。

ここのところ、毎日穏やかに生活をしている。

何年

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頑張る理由

頑張る理由

「何のために働くのか?」
これは、大概の人にとっての永遠のテーマだ。

お金、やりがい、誰かの笑顔を見たいから、人の役に立ちたいから、
能力を身につけるため、使命感、義務、美味しいものを食べるため、好きなものを手に入れるため...

きっと人それぞれ違うんだろう。

何も考えずに頑張れるときもある。
もう働くことが特段意識なく、ルーティンになっているとか。

何のために働くのか、何のために生きるの

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ハッピーエンド

ハッピーエンド

最後の結末は「めでたし、めでたし」かもしれないが、どうにもならないことがこの世にはいくつもある。

どうしたって合わないことがある。

意見の相違、性格の問題、タイミング。

人間関係、試験問題、面接。

努力して歩み寄っても、どうにもならないときもある。

それならもう、諦めてもいいですか?
縁がなかったね、と片付けてもいいですか?

何とかかんとかやり過ごして、大丈夫なものならば。
自分にと

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山の中

山の中

目的と目標、手段の違いについて。

大学の活動の中で、何においても目的と目標と対峙してきた。

言葉の定義からわからなかったところ、何度も言ってもらって今はすとんと自分の中にある。

目的は、どうなったらいいのか。山の頂点。
目標は、どうしたら目的を達成することができたのかを図る指標。山中にいくつもある、小屋。

手段を目的にしてしまうことが多かった。
何かのイベントをすることをゴールにしてしまう

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選択肢があること

選択肢があること

毎日は選択の連続。

その中でも、人生を左右するような選択も存在する。

例えば進学。就職。

現代において、かなり可能性は広がっている。

大学に行くのも一般的だし、
オンラインの説明会も増えて会社の場所も問わなくなってきた。

「選択肢があること」幸せだと思っていたけれど、選択には痛みも、迷いも、伴う。

選べることで、よりしんどく、辛くなることもある。

例えば、親の会社を継がないといけない

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発することは、怖いこと

発することは、怖いこと

誰かと会話をする。

ネットに何かをアップする。

どちらも発することで、後者は特に注意が必要だと言われる。

けれど実際は、両方とも怖い。

誰かに嫌われないと、誰かに好かれない。
それは知っているけれどやっぱり嫌われていい想いはしない。

誰かを救う文章は、誰かを傷つける文章である。
そんな説を必ず立証することができる?

何かと引き換えに生きているけれど、やはり出来るだけ傷つけずに、傷つけら

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続く日々を奏でる

続く日々を奏でる

少し前に、1ヶ月ほど前に、何かのきっかけで、ラジオを聴いた。

それから1週間後に、アルバムを購入した。

それからさらに2ヶ月ほどして、Liveを見ることができた。テレビだけれど。

好きなものを好きだとしっかり思える、蔑ろにせず浸ることができる。

それが今の自分にとっての幸せだと気付いて、
今はそれを大事にしたい。

毎日を奏でる中で、好きなものや得意なことが変わっても、それはそれでいいと思

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ゆとりとさとり

ゆとりとさとり

ぬるま湯に浸かっているばかりではいけない。
このままじゃダメな気がする。

ゆとりある生活を、と求めたものは自分の手の中にあって。
何の文句もないのだけれど。

このまま春になって、社会人になって、毎日仕事して。歳をとっていく。
特段希望も持たず、普通の生活が一番幸せと、悟って生きていく。

それもいい、それもいいのだけれど。

どこかから聞こえる、これでいいのか?
自分にはできないって決めて、挑

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好きなものがある自分が好きか

好きなものがある自分が好きか

自信がほしいときに、自分以外のものに頼ることがある。

例えば、美容院。
きっちり仕上げてもらうと、どこからか安心のたねが伸びてくる。

例えば、持ち物。
お守りとか気に入っているものを目にすると、何だか大丈夫な気がしてくる。

自信は「自分を信じる気持ち」とか、過去の自分の積み重ねだとか、そういったことであるというのはわかっている。

それでも、そうだとしても。

他人が作り出しものによって救わ

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甘くて苦い

甘くて苦い

自己肯定感を高めた方がいい、
もっと自分を大切にするべき、みたいな話を聞く。

それはそうだなと。私も心からそう思うし、大事にしたいこと。

確かに、甘く甘く甘やかすことで、自分を癒すことができると思う。

ただ、甘い砂糖水にひたひたと浸かって、何もしていない時間が長くなると、ちょっとずつちょっとずつ、でも確実に苦しくなってくる。

甘いだけじゃ、生きていけない。

苦いものはできるだけ避けて生き

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巡り巡って

巡り巡って

日本史の授業で聞いたことが、政治経済の試験で出題された。

新聞社の試験で文学賞について昨年出題されたが、今年は別の会社で出題された。

今興味がないことでも、数ヶ月後にはどハマりしているかもしれない。

それってすごく面白いことじゃないか?

生きている限り、色んなことを知ることができる。調べようと思ったら、いくらでも調べることができる。

知らないことがまだまだあって、読んでいない、見ていない

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傷つくことを避けること

傷つくことを避けること

傷を負いながらも立ち向かうことが正しい、
何かと戦うことが立派なこと。

みたいな風習がうちにはある。

どうなのかなあ。

できる限り傷はつきたくないし、傷つけたくない。
それを避けて通る、通れるのならばそれにこしたことはないんじゃないの?と思ってしまう。

生きてるだけで傷を負うんだから、せめて避けられるのならば、できるだけ避けたいと思うことはだめなことなのか。

妥協になる?努力なんて人には

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似て非なるもの

似て非なるもの

カフェラテとカフェオレは似ているが、少し違う。

レアチーズケーキとベイクドチーズケーキは似ているが、少し違う。

就活と受験は似ているが、大きく違う。

目的があって、それを達成するための舞台に立つための過程である点は似ている。

ただ希望の会社と大学に入るだけでなく、その後の生活が、その後何をするのかが、大事なんだと、いう点は似ている。

違うところは、人が判断するところ。
受験はただ、得点を

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