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木田博貴演劇論

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演劇ユニットFOXWORKS「舘山寺殺人事件」観劇感想

観劇感想を書く。
そんな時必ず注意事項として書いているが、あくまでも個人的な感想なので、鵜呑みにしすぎないでほしい。
それと、俺はシビアに見る方だと思うし、表面的な部分を楽しみたいわけでもないし、考察を楽しむタイプでも無く、表現を観にいくタイプなので、褒めることが少ないという前提で見始めると良いです。
特に知り合いには辛辣です笑

総合的な感想

まず率直に点数で表現すると、観客としての純粋な感想

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「飛龍大戦」個人的反省文

「飛龍大戦」個人的反省文

飛龍大戦を終えて

11月6日に無事演劇ユニットFOXWORKSと劇団Z・Aのコラボレーション企画「GOLDENMIX」第二弾として制作された「飛龍大戦」が静岡県浜北文化センター小ホールにて上演されました。
浜松演劇・人形劇フェスティバル「劇突」の1公演として上演されたこの公演について、自分の中で思ったこと、感じたことを書いておきたいなと思いここに残しておきます。

ネタバレ的な要素も含まれている

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「飛龍大戦」キャスティングについて(藤枝)

「飛龍大戦」キャスティングについて(藤枝)

Twitterにもあげたんですが、あちらでは文字数的にも見づらさもあると思うので、こちらでも一度の読めるようにしました。
内容はツイートしたものと同じです。

今回合同公演と言うことで「総合演出」とは別に浜松と藤枝それぞれのチームで狐野さんと僕で演出を務めました。なので、藤枝チームが出演するシーンの演出もつけさせてもらったり、当然藤枝メンバーのキャスティングも僕が務めたので、キャスティングについて

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いま木田博貴が出来る事を探した結果

いま木田博貴が出来る事を探した結果

久しぶりの寄稿になってしまった
覚えていてくれているだろうか?木田さんです
今日はお知らせをするために、久しぶりにnoteを開いた

この度、木田さんはYOUTUBEチャンネル
「木田さんの演劇産業革命」
を開設しました

今さらYOUTUBE?と思う方もいるかもしれないが
この数か月、自分なりに考えて
今、木田博貴が出来る事を探した結果、見つけた答えの一つが、これだったのだ

なるほど、じゃあど

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木田的おすすめ劇団紹介③(静岡県内編)

こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z・Aを始め、複数の団体やユニットの運営に携わり、自主公演だけでなく企業や自治体からの依頼公演、個人のオーダーメイド作品の制作、演劇教室の開催、ワークショップの講師など様々な活動を通じて、演劇界の盛り上げ及び、演劇人口の拡大を目指して爆走中です
自身の劇団だけでなく、全ての素敵な劇団・演劇人が活躍することが

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これから演劇を始めようと思っているあなたへ

これから演劇を始めようと思っているあなたへ新年度が始まり、新しい事にチャレンジしようって方も多いですよね
その中で演劇を初めて観ようって方もいるのではないでしょうか?
もちろん今の状況で演劇をチョイスするのも難しい気もしますが
少しでも誰かの参考になればと思い、書いて行こうと思います

こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z・Aを始め、複数の

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木田的演技上達法「学ぶ君」

こんにちは!

今日は県内でも演出家・舞台俳優として様々な賞を受賞してきた木田が、どうやって演技を上達させてきて、これからどうやって上達させるのかを書いてみたいと思います
演劇を始めたばかりで何から始めたらいいのか分からない方
もっともっと演技を上達させたいと言う方
に少しでも参考になればと思います

◆自己紹介

日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z

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「自信」と「謙虚さ」を持ち合わせていますか?

必要なのは「自信」と「謙虚さ」こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z・Aを始め、複数の団体やユニットの運営に携わり、自主公演だけでなく企業や自治体からの依頼公演、個人のオーダーメイド作品の制作、演劇教室の開催、ワークショップの講師など様々な活動を通じて、演劇界の盛り上げ及び、演劇人口の拡大を目指して爆走中です
自身の劇団だけでなく、全ての素敵

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演劇をより多くの方に届けるには・・・その2「ジャンル」

昨日に引き続き
より多くの方に演劇を届けるにはどうしたらいいかを考えていきたいと思います

昨日は演劇に関心を持ってもらう手段をいくつか紹介していきましたが
実際に「関心期」へと移行し、観劇の「準備期」に入ったお客様を
観劇「実行期」に移行させるにはどうしたら良いのかを考えてみたいと思います

「ユーザーに事前情報を渡し、不安材料を一つでも減らす」多くの方が演劇に限らず、何かを始めてみようと考えた

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演劇をより多くの方に届けるのはどうしたらいいのか考えてみる

演劇に携わる者なら一度は
「より多くの人に演劇の面白さに触れて欲しい」
と感じた事・考えた事があるのではないだろうか?
もちろん演劇だけではなく、この感覚は様々なジャンルに携わる方の多くが感じるものであるのだと思う
スポーツであろうと、芸術であろうと、娯楽であろうと
自分が好きな物を多くの人にも知ってほしいと感じるのは当然の欲求であると思う

今日はこのテーマについて考えてみたい

「演劇をより多

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