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眼鏡作り、アスリートのパフォーマンス向上は "モーガンの標準値" で視覚機能の数値管理を!
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人間の眼の視覚機能は複数あります。体の健康を測る目安の数値(血圧、血糖値、コレステロール等)と同じように各視覚機能ごとに標準値(期待値)があります。
この視覚機能の数値を管理することで、疲れなくはっきり、ボヤけることなく最高の視力で、遠方や近方の様々な対象物を「見る」ことができます。
また、ドライバーやアスリートにおいては、数値をしっかりと管理することで最高のパフォーマンスを発
No.22 上下開散力(#12B検査)から判断する ”瞳孔中心とメガネ光学中心” のずれからくる身体的不調と複視の原因
前回(No.21)記事で上下開散力の検査方法を説明しました。上下開散力とは、6本の外眼筋の主に ”上直筋と下直筋” の筋力パワーだと説明しました。
このことからわかることは、上下斜位がある人は眼筋パワーで、視線の位置を調整しながら日常遠方や近方の両眼視をコントロールして生活しています。
前回の記事で、上下斜位の持つ人(1△以下の軽度は除く)の割合は、「比較的に少ない」とお伝えしました。
私た
No.20 両眼視機能検査 【検査7番】【遠方上下斜位検査#12/フォン・グレーフェテスト】
前回までは、遠方視での水平方向の斜位を計測し輻輳と開散の両眼筋パワーの検査方法とプリズム処方の考え方を説明しました。
斜位は水平だけではありません。上下の斜位があります。上下の斜位の特徴は、わずかな眼位ズレでも非常に疲れやすく、また「複視」を起こしやすいのが主な症状です。
上下斜位が大きいと水平方向の輻輳と開散の両眼球運動まで影響を及ぼしますので、上下斜位の有無をしっかりと検査することが重要で
No.19 両眼視機能検査 【検査6番】【遠方BOプリズム負荷テスト/遠方内寄せ検査#9#10/輻輳テスト】
今回(NO.19記事)は、内寄せ(輻輳力)テストの検査方法を紹介します。前回は、開散テスト方法を解説しました。
斜位の測定に際して ” 内寄せ(輻輳力)と 外寄せ (開散力)" は重要な検査になります。フォン・グレーフェテスト(米国式)検査手法は、被検者の持つ輻輳力と開散力を計測し理論的に不足する部分をプリズムレンズで補います。
具体的には、斜位があっても2倍以上の輻輳力や開散力があれば大きな
No.18 両眼視機能検査 【検査5番】【遠方BIプリズム負荷テスト/遠方外寄せ検査#11/開散テスト】
斜位の測定に際して ” 内寄せ(輻輳力)と 外寄せ (開散力)" は重要な検査になります。フォン・グレーフェテスト(米国式)検査手法は、被検者の持つ輻輳力と開散力を計測し理論的に不足する部分をプリズムレンズで補います。
具体的には、斜位があっても2倍以上の輻輳力や開散力があれば大きな斜位あってもプリズム矯正は不要という理屈です。
これは米国式の矯正手法で、理にかなった方法と考えます。ポラテスト
No.17 両眼視機能検査 斜位検査【③固視点付き十字斜位テスト/偏光レンズ(ポラテス法・ドイツ式)】
■ 水平眼位 測定の種類① フォン・グレーフェテスト(プリズム分離法/米式) NO.15記事
➁ 十字斜位テスト(偏光板/ドイツ式) NO.16 記事
➂ 固視点付き十字斜位テスト(偏光板/ドイツ式)NO.17今回記事
NO.15/NO.16の記事で斜位検査の検査方法を紹介いたしました。本日は、3つめの検査方法で ”固視点付き十字斜位検査方法” を紹介いたします。
この検査方法も前回の「十字斜
No.16 両眼視機能検査 斜位検査【②十字斜位テスト/偏光レンズ(ポラテス法・ドイツ式)】
■ 水平眼位 測定の種類① フォン・グレーフェテスト(プリズム分離法/米式) NO.15記事
➁ 十字斜位テスト(偏光板/ドイツ式) NO.16 今回紹介
➂ 固視点付き十字斜位テスト(偏光板/ドイツ式)
前回の記事(NO.15)では、遠見・水平眼位テスト(#8)/フォン・グレーフェテストを紹介しました。
管理人の私は、このフォン・グレーフェテストを推奨していますが、斜位を検査するには、複数の検
No.14 両眼視機能検査 【両眼バランステスト②偏光板を使ったバランステスト/③交互カバーバランステスト】
■ おすすめ両眼バランステスト3種類① プリズム分離法
② 偏光板を使った両眼バランステスト
③ 交互カバーバランステスト
前回の記事(NO.13)で、プリズムレンズを使ったバランステスト"①プリズム分離法"を紹介しました。
管理人の私が、検者として検眼をする場合、主にこのプリズム分離法のバランステストを使ってます。両眼を上下に分離し左右融像を除去する事で、調節の介入を防ぎます。
なぜ調節
No.13 両眼視機能検査 【両眼バランステスト①/調節を介入させないプリズム分離法】
前回は、単眼での最弱最高視力(7M)の度数測定方法を記事にしましたが、今回は両眼でのバランステストの方法を2回にわけて記事にします。
実際の検眼の流れの中で、お勧め3つのバランステストを身につけて様々な顧客の眼に対応して使いこなしましょう。
■ おすすめ両眼バランステスト3種① プリズム分離法
② 偏光板を使った両眼バランステスト
③ 交互カバーバランステスト
■ ①プリズム分離法
左右眼の
No.12 両眼視機能検査 【単眼球面調整/調節を介入させない雲霧法のテクニック】
■若年層に多い調節緊張の検眼手法
No.10、No.11の記事で乱視軸と乱視度数の測定が終われば単眼の球面調整に入ります。
球面調整は、一般的には「レッド・グリーンテスト」で行うのが一般的ですが、ここでは「ひらがな視表」を使って球面調整をおこなうことをお勧めしてます。
レッド・グリーンテストは、色の違いの判別がつきやすく完全矯正値が比較的簡単に求めやすい感じがしますが、” 調節緊張の眼 "の被検者
No.11 両眼視機能検査 【乱視検査/引出し➁放射視線チャート➂4つの各経線を確認しよう】
通常の乱視検査は、クロスシリンダーを使って、乱視軸と乱視度数を測定します。前回の記事「NO.10 引出し① クロスシリンダーを使った乱視検査」を参考にして下さい。
今回の記事は、「乱視が有りそう無さそう?」と有り無しが微妙な顧客やクロスシリンダーの判断ができない人向けに対応する検査手法です。
【乱視検査手法 引出し➁】
2、放射線による乱視検査/(乱視軸の大まかな確認及びクロスシリンダー検