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プロフィール

いまさらと思わないでもないが、プロフィールを書いてみた。
少しでも僕のことが伝わればと書くうち、3,000字を優に超してしまった。


第1章🔷略歴

幼少期~思春期

・1970年、兵庫県明石市生まれ
・10歳まで明石市、大学に入るまで神戸市で育ち、磯くさい
・結構な頻度でアナゴ寿司、鯛刺しを食べていた
・幼稚園から中学まで神戸大学附属明石、その後は県立長田高校へ

「よう来たのぉ」と言わんばかり(1歳頃?)

幼稚園から高校までの日々を思うとき、真っ先に頭に浮かぶのは好きだった女子の顔や名前、その子と話したことなどばかり。
恋に胸を焦がしまくった15年間だった。
勉強のこととか、ほとんど記憶から欠落している。

大学時代

京都大学 工学部 電気工学第2学科
・言葉を計算機にどう扱わせるかという言語工学領域のAI研究
・そもそも僕は完全な文系人間で、理科や数学は大の苦手

大学は必修科目以外は出席せず、4年間で40種ほどのバイトに明け暮れた。
ほとんどが1日だけ、あるいは数日限りの短期バイトだが、八百屋と編集プロダクションだけは長期。
本を作る喜びに目覚め、周囲がほぼ大学院に進むなか、出版社に就職。

社会人時代

編集(5年)
・東京の大手出版社で書籍編集
・主に日本史(中世史、仏教史)、日本民俗の選書を中心に編集
・人工知能専攻を活かし、デジタル百科辞典の編集も

村おこし(20年)
・愛媛の山中に移住し、半官半民の第3セクターにて村おこし
・地元特産品のブランディングで、全国規模の知名度を獲得
・取組内容は、個人名とともに衆議院で石破地方創生大臣が紹介
・住み込み型インターンプログラムを整え、学生のキャリア形成に携わる

地域循環経済(2年)
・神戸のエネルギー会社にて、エネルギーの地産地消の取組
・エネルギー自立で地域経済が循環する仕組みを構築

脈絡のない雑多なキャリアに見えるが、実は正反対。
むしろ、自分の中では確固たるテーマを芯に生きてきた。
それは、こんなテーマだ。

第2章🔷人生のテーマ

一貫するテーマは、埋もれた原石を見つけ、磨いて宝石となすこと。
対象は商品や地域、人材など、その形は問わない。

編集とは
感度高く問題意識を持ち、適任と思われる著者に執筆してもらった粗い原稿を磨いて一冊の書に仕上げ、世に問う仕事。

村おこしとは
地域が見落としていた価値を拾いあげ、唯一無二の宝として磨いて世に発信し、評価の高まりを地域に還元する仕事。

出版から村おこしへの転職は、傍目からは畑違いに映るんだろうけど、僕にとっては同じ仕事だ。
さらにキャリア形成も、自分には何もないと卑下する学生に寄り添い、心の内に光をあて、生を享けた意味、存在価値をともに見出してきた。

今後どんな原石と出会えるかと考えると、ワクワクが止まらない。

第3章🔷働くことについて

正直、将来働かなくてもいいように今働いているといった認識。
生粋のナマケモノなのだ。

しかし他人からは、仕事を仕事と思っていないと評される。
愛媛の村おこしは、年間の3分の1ほどは全国行脚し、休みも20日ほどしか取らなかったが、苦にもならなかった。
自分ではナマケモノのはずなのだが、単に鈍いだけかもしれない。

第4章🔷好きなこと・もの

▶書くこと

文章を作るのがずっと好き。
小さい頃から歴史小説、推理小説、ショートショートなど書くのが楽しく、学校の作文や読書感想文も好きで、新聞投書などもちょくちょく。
新卒で出版社を選んだのは、自然な流れだった。

文章は人に読まれてこそ、というのが信念。
だから読みやすく、人に伝わる文章を心がける。

メンバーシップ・ちょこっと倶楽部〈エディターコース〉を主宰。
メンバー特典記事では、文章のコツを伝え、エッセイ講座も開いている。

2015年、共著で『農業再生に挑むコミュニティビジネス』を上梓。
村おこしに賭けた思いを綴った。

▶旅すること

旅行というより旅が好き。
同じ日本なのにこんなにも違う?の発見を求めて、国内を旅。
泊まるならホテルより民宿が好み。

1998年、国家資格・国内旅行業務取扱主任者を取得。
資金さえあれば、旅行代理店を開業していいらしい。

▶食べること

うまいものを食べるために生きている、と心から信じている。
化学調味料の味を嫌い、コンビニの食品は基本的に食べない。
フィーリングでふらりと新店を開拓し、たまにハズレ。

料理するのも大好き。

noteの僕の記事でよく読まれ、スキが多いのはなぜか食にまつわる記事。
食の記事ばかり集めたマガジンがこちら👇

▶撮ること

幼い頃からカメラをおもちゃにし、小学校で写真部に所属。
大学時代の編集プロダクションのバイト以来、撮って書ける人を目指す。
愛機はSONYのスーパーコンデジ・RX100m5
作品集のマガジンもいつか作れれば。

▶人前で話すこと

なぜかはよく分からないが、小さい頃から人前に立って話すのが大好き。
少人数だとあまり喋らないのだけど。

幼稚園で在園生挨拶をしたときに、うわ楽しい!と思ったのが最初。
社会に出てからも、講演や講義、授業などを頻繁に行う。
総務省主催のITフェアで立ち見の出る中、2時間話したのが最長だ。
原稿なし、パワポなし、寝る人なし。

▶模型

帰ってきたウルトラマン世代で、特撮に異常性愛的な関心を示す。
緻密な模型を作って徹底的に破壊したい願望あり。
小学生の頃、岐阜城のプラモデルを作って破却し、それを歴史小説にした。
でももったいない気持ちもあるので、それ以来自重している。

ジオラマ作りは今でも心の癒やし。

▶音楽

小1から中1までピアノをやっていた。
もっとも好きな曲は、ショパン『ノクターン Op.9 No.2』。
最近はあまり弾けていないので、腕は落ちまくり。

小3の頃

中学時代は級友とヘヴィメタバンドを結成し、キーボード担当。
Night Ranger、Mötley Crüe、Ozzy Osbourneなどをコピーした。

▶絵

小さい頃は暇さえあれば絵を描いていた。
幼稚園でお絵描き教室に通う友達を心底羨ましいと指をくわえていた。
大学時代は旅にスケッチブックを忍ばせていた。
抽象画を解する目は持ち合わせず、ひたすら写実派。

『スキーブーツ』(1991)
『下宿』(1992)

▶縁の下の力持ち

幹事になって同窓会の準備をする、頼まれて旅のプランを立てるなど、支える側、用意する側に立つことが好き。
自分は楽しまなくていいとか、自己犠牲の精神とかいうのではなく、僕は僕でしっかり楽しむが、それとは別に支えるのも大好きという感覚だ。

▶神戸

子供の頃は神戸に特別な感情はなかったが、大学に入るあたりから神戸いいかもと思い始め、今では神戸愛を語り出したら止まらない。
歴史の深い関西で、わりと新参者の神戸の町は周囲との軋轢もなかなか大きいが、神戸の発信を続け、一人でも多くのファンを作りたい。

神戸の記事を集めたマガジンがこちら👇

メンバーシップ・ちょこっと倶楽部〈神戸おでかけコース〉を主宰。
メンバー特典記事では、神戸の観光コース、旅のティップスを伝えている。

第5章🔷これが僕

▶価値観

信長ではないが人生50年と考えてきたので、すでにアディショナルタイム。
いつこの人生が終わっても悔いが残らないようにしたいという考えだ。
だから、今やれることをつい前のめりで詰め込んでしまいがち。
そろそろゆったりすることも覚えてもよい年頃。

ダメな部分も含めて、自分のことが好き。
自分を好きでいてあげんかったら、こいつのこと誰が好きになるん。
自分を好きになってはじめて人を好きになる資格があると思っている。

▶人柄

大人になってからは、温厚で怒るところを想像できないとよく言われる。
確かに若い頃と比べると、角が取れ穏和になっただろう。
しかし、怒りを感じるポイントは年齢に関わりなく同じ。
それを露わにしないだけの年の功は積んだようだ。

▶仕事

今は無職ながら、執筆や編集の仕事を少々。

勤めるってなんだ?
他人の夢につきあうだけで終わって満足?
まず自分の思いを基点にしたい。
その思いが誰かのお役に立てるなら。
僕ならではの何かを提供できたら。
――そんなことを考える毎日。

▶note

noteを始めたのは、愛媛暮らしの18年間、毎週4万人に対して村おこしのメルマガを配信していたのが、2019年の退職でパタリと止まったから。
そのメルマガに書いたエッセイを発表する場にnoteを選んだ。

その後、通刊714号分を発表し終え、今は毎日書き下ろし。
テーマはとくに定めず、思ったことを自由な立場で書き連ねている。

これまでの2年半でもっとも読まれた記事はこれ。

もっともスキの多い記事は、旧のプロフィールページ。

第6章🔷これから

▶最後の奉公

上にも書いたが、人生すでにアディショナルタイム。
最後の奉公は、次代を担う若者を育てることだと思っている。
滅びる前に自らの経験を伝えることがやはりヒトとしての責務かと。

2023年、国家資格キャリアコンサルタント取得。
キャリア相談は随時受けつけている。

▶夢

いつか民宿をやりたいなという夢が膨らんだり萎んだり。

学生の頃の旅では、民宿が大好きだった。
商業的な民宿ではなく、戸宅の一部を貸す、今でいう民泊に近いスタイル。
風呂も家主のものを借り、食事も家主ファミリーの隣室でとるような。

愛媛の山奥に飛び込んだのも、将来民宿をやるための勉強のつもりだった。
いつか民宿を開き、そこでいろんな人を迎え、いろんな話をし、うまい食事を提供できれば、人生最高に楽しいだろうな。

(2022/10/24記・2023/4/18追記)

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