「おでかけティップス」~神戸観光コース vol.004~
「六甲山」という山はどれほど名が通っているのだろう。
全国的には、まぁ名前は聞くよね、といったところなのだろうか。
六甲山はよく「関西の奥座敷」と形容される。
おそらく標高が900mほどあって冷涼で、観光スポットが点在するうえ、山のすぐ北側には有馬温泉まであるから、なんだろう。
神戸は人口150万人を擁する大都市なのだが、市内にケーブルカーが2本、ロープウェイがなんと4本もある山の街でもある。
それについてはこの記事にまとめた。
これらのロープウェイはもちろんすべて六甲山系に架かっている。
山上を走るバスも2社あって、車がなくとも十分に楽しめる。
ロープウェイありケーブルカーあり山上バスあり、そして温泉あり、というのはちょうど関東の奥座敷といわれる箱根に似ているだろうか。
箱根の場合、長年にわたって小田急系と西武系がしのぎをけずり、今もなおしこりを残しているというが、それは六甲も同じ。
長らく阪急系と阪神系で別々に六甲開発が進み、バスもそれぞれ、ホテルもそれぞれだったが、利用者そっちのけの抗争は勘弁願いたい。
さて今日は、その六甲山を巡ろう。
阪急の神戸三宮駅は、私鉄の駅とは思えない超高層ビル。
震災後長らく仮設のプレハブビルだったが、ようやく改築された。
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