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共同体主義(コミュニタリアニズムcommunitarianism)

1 新しい発見と構想に次ぐ更なる発見と構想

 皆さんこんばんは。色々と計画を急変させております。新しい発見と構想に次ぐ更なる発見と構想が、次々と出て来ており、計画を急変させておりますが、何卒宜しくお願い致します。
 さて、昨晩と本日、様々な情報や文献資料の収集に思索を積み重ねていった結果、以下のような成果が出ましたので、ご紹介させて頂きます。

2 共同体主義

 「共同体主義」(コミュニタリアニズムcommunitarianism)。大学時代、自分が少しだけ知った主義ですが、遂にこの度、本格的に研究し始めることを決行しました。それでは、以下の通り、その意味と、共同体主義の代表的な論者の先生を御紹介いたします。

2.1 共同体主義の意味

家族や村落など、血縁や地縁に基づいて自然的に発生した閉鎖的な社会関係、または社会集団。協同体。

共同体(きょうどうたい)の意味 - goo国語辞書

利益,目的を同一にする人々の合体。
(1) 社会学では,アソシエーションに対する用語として,自然発生的に共同体意識,共属感情をもって生活している人々の生活体もしくはその地域社会をさして使用される。
(2) 経済史上の用語としては,資本主義的生産以前の生産段階における社会組織の諸形態をさして使用される。

共同体とは - コトバンク (kotobank.jp)

(中略)個人は個別の共同体に属することで、つまり特定の共同体のなかで生まれ育ち、その共同体に特有の価値を身につけることによってはじめて主体になると主張した。また、「選択の自由」を保障する最低限のルール(「正義」)に従うという条件で、社会の成員はどのような信条を持ち、いかに振る舞おうとも社会によって干渉されないとするリベラリズムに反対して、「正義」を定義するためにはあらかじめ何らかの基準が共有されていなければならないこと(中略)

小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

2.2 アミタイ・エツィオーニ先生

1929年、ドイツに生まれる。エルサレムのヘブライ大学で修士課程を修めたのち、アメリカ合衆国に移住。1959年、カリフォルニア大学バークレー校で社会学の博士課程を修了。その後、ハーバード大学経営大学院教授、ブルッキング研究所客員研究員、コロンビア大学教授などを歴任し、現在はジョージ・ワシントン大学教授。1990年、コミュニタリアニズムの思想運動「応答的コミュニタリアン運動」を開始、コミュニタリアニズムを代表する思想的リーダーとなる。また、その機関紙『応答的コミュニティー:権利と責任』を創刊し、編集長として活躍した。1994~95年、会長を務めたアメリカ社会学会の重鎮であり、ホワイトハウスの政策決定にも少なからぬ影響を与えてきた。

アミタイ・エツィオーニ|プロフィール|HMV&BOOKS online

内容説明
「自由」と「秩序」、「権利」と「責任」が均衡し、両立しうるコミュニティをいかにして実現するか?…深い洞察力と明解な論理構成でわかりやすく語る画期的名著。
目次
序章 自由社会の中の美徳
第1章 善き社会をつくる要素
第2章 秩序と自律
第3章 アメリカの興亡
第4章 中心価値の共有
第5章 モラルの声
第6章 人間性の意味
第7章 統一の中の多様性
第8章 価値の最終判定者

3 拙作の変更

 以上の共同体主義に影響されて、拙作の廃止に統合や新規の創作等が決定しました。以下の通り、ご紹介いたします。

3.1『律民 草の根民主主義と参政』

 こちらの拙作は、『管子』を参考にした超短編の哲学書です。今晩で五割まで完成させて、次週の前半までに、出版手続きまで完了させます。超短編の哲学書ですが、我ながら、予定を遥か上回る程の深い内容を著述できているので、とても良い感じです。
 そして、政治の意義に広大さ・深奥さ・高遠さ等、そしてそれらと同時に、身近さや日常性に私生活等に確りと存在していることを、改めて深く再認識しました。この後、著述を再開します。

「中国古代の最も偉大な政治家」と称される春秋時代斉国の名宰相・管仲(管子)。その生涯と思想、功績を270点余りの豊富な図版とともに解説!「管鮑之交」(管仲と鮑叔牙との親しい交際。信頼に基づく変わらない深い友情をあらわす)でつとに名高い管仲は、孔子がその功績と徳行に高い評価を与えており、『論語』にも登場する。伝説に彩られた彼の生涯と事績を詳説し、彼の政治思想が記された典籍『管子』の内容を分析する。年譜・索引を付す。

3.2 『夢幻の自伝Ⅰ』・『墨守成規』

 上記の拙作の出版手続きが完了次第、直ちにこちらの二つの拙作の著述に取り掛かります。心身の準備(健全な精神・安定的な真理・強靭な意志・適度な運動の習慣等)が完了しましたので、遂に悲願の著述を開始していきます。

3.3 『自敬共同体主義 ある元ベトナム共産党員の手記』

 以前の第三作品目の拙作『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』は、こよなく愛する我が祖国ベトナムが、20世紀、名実共に、1945年~1989年まで、実に44年以上にも亘って戦争や紛争等を抱え、数多の甚大な困難・苦難・危難に戦火や戦禍を抱え続けていた激動の世紀にて、北ベトナムとその後の統一ベトナムでは、悪しき権威主義や全体主義等によって、自国の発展や進歩は致命的までに阻害されてしまい、そして、国家規模・民族規模の、産業政策や経済政策等の大失敗に、冤罪事件や弾圧事件の多発、思想や文化等の停滞、道徳心や倫理観の低下や退廃、政府に立法・行政・司法等の腐敗に人心の疲弊や荒廃等、数多の深刻な問題が多発してしまい、その悪影響に病弊や弊害等は、祖国の社会と文化に広くかつ深く蔓延し、それらは、着実に減少したり、改善されているものの、今現在でもその悪しき影響力は根強くかつ深く続いているという惨状を猛省することで誕生した拙作ですが、こちらの拙作では、自分が私淑しているホー・チ・ミン主席の遺徳を批判的・発展的・独創的に学び受け継いで、自分自身のその時代の記憶に経験(夢の中で得たもの)を大いに活かして、建設的・革新的な批判や猛省を実現した著述していきます。
 なお、こちらの拙作は、前述の「共同体主義」、そして、アミタイ先生の作品を参考にして著述して参ります。
 我が祖国ベトナムでは、伝統的・歴史的・文化的な背景と境遇から、「家」をはじめ、「共同体」を極めて重視しております。(もちろん、今現在は良い意味でも悪い意味で変化しております。)
 しかし、ベトナムが植民地政策の悪影響とその弊害から、無知無学な民族でいることを強いられ、そして共産主義・社会主義のイデオロギーの悪影響とその弊害から、個人はもちろんのこと、共同体を軽視や無視して、「団結」(đoàn kết)や「民主集中制」(Nguyên tắc tập trung dân chủ)等の言葉を口実にして、個人や共同体を強制に抑圧や弾圧したり、異見に懐疑や批判を厳禁や封殺したり、多様性や相対性等の全否定の正当化に用いたりして、正に悪しき権威主義・全体主義等を美化するための詭弁となってしまっていました。
 そこで、権威主義・全体主義の悪影響に病弊や弊害等を払拭しては、民主主義・自由主義・個人主義等を奨励しつつも、それらに対する懐疑的・批判的・否定的な分析や詳解等に取り組んで、問題点に欠点や弱点、そして悪影響に病弊や弊害等を抜本的かつ徹底的に洗い出し、個人と、集団・団体・組織・社会・国家等の善き絆を創っていくことを自分は決行し、そして、その絆を創造していくに当たっての起点にして基点は「共同体」であるということを信じて、「共同体主義」を独創的に研究して、参考にします。
 そして、前述の我が祖国の負の歴史とその中での自分の記憶に経験と、「共同体主義」が悪しき権威主義や全体主義にも繋がるという問題点から、自分は、「自敬」のある共同体主義の創造を志した次第です。

じ‐けい【自敬】
(Selbstachtung の訳語) 哲学で、自己のうちに人格の尊厳を認めること。利己心や自負とちがい、自己のうちに人格の価値を認めることは、同時に他人のうちにも人格の価値を認めることを含んでいる。自尊。〔哲学字彙(1881)〕

精選版 日本国語大辞典

 また、こちらの拙作は、前作の拙作『墨守成規』とも深く関連することになります。というのも、墨家自体が、正に「共同体」を実践的かつ技術的に、そして防衛学的に重視していたからです。そして『墨守成規』に関連するさらに前作の拙作『夢幻の自伝Ⅰ』でも、墨家との交流の記憶に経験(夢で得たもの)があるため、これを大いに活かして、著述して参ります。

4 結語

 何度も何度も延期してしまい、申し訳ございませんが、次週(明日)からこそ、拙サイトの記事を更新いたします。今まで投稿しなかった分を、研究活動・執筆活動と両立させていきながら、次々と投稿していきます。

 宜しくお願い致します。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。