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オーストラリアでの日々

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オーストラリアでの生活を中心に、現地で体験したことや面白いと思ったことなどについて書いていきたいと思います☺︎
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2022年10月の記事一覧

【嗚呼、人生 vol.144】オーストラリアの23度は体感日本の31度

【嗚呼、人生 vol.144】オーストラリアの23度は体感日本の31度

ある事情で、朝の9時から昼の2時までずっと外にいなければいけないことがありました。

その日の最高気温は23度とのことだったので、過ごしやすいくらいの気温だーと思い、日本で買った夏物のワンピースを着ていくことにしました。

日差しは強かったのですが、少しの風もあったので、木陰にいると少し寒く感じてしまい、ずっと日が当たるところに立っていました。用事が終わり家に帰るとぐったりしてしまい、4時間くらい

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【嗚呼、人生 vol.143】12年生のみんなが感謝のプレゼントをくれた

【嗚呼、人生 vol.143】12年生のみんなが感謝のプレゼントをくれた

先日、12年生の最後の授業でした。

オーストラリアでは、学生生活最後の試験が終わるのはまだ1ヶ月くらい先なのですが、その試験より前に卒業パーティーがあります。これは、オーストラリアの学校の七不思議の一つです。

それはともかく、とりあえず12年生の最後の授業が終わりました。

授業があと10分くらいで終わるというときに、生徒たちからプレゼントがあるということを言われました。

2人の生徒がサンキ

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【嗚呼、人生 vol.142】授業で使う資料作りをしているときに心がけていること

【嗚呼、人生 vol.142】授業で使う資料作りをしているときに心がけていること

それは大学3年生の晩秋ごろ、模擬授業をする課題がありました。実際にクラスメイトの前で授業をする前に、教授のところに行ってどのような内容の授業をするのか相談することができました。そのときに教授からいただいたアドバイスが今でも資料作りをする際に、頭の片隅にぽっと出てきます。

それは、「練習の練習になってしまわないようにね」というもの。

多くの人が、中学校の英語教育でThis is a penという

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【嗚呼、人生 vol.141】カミングアウトについて

【嗚呼、人生 vol.141】カミングアウトについて

ジェンダーに関することって、日本でも結構ホットな話題だけど、オーストラリアでも結構ホット。

学校で先生から聞いて驚いたことにこんなことがあった。
私が勤務している学校では、日本語の授業の始めに点呼をするとき女の子だったら「さん」、男の子だったら「くん」をつけるんだけど、性自認が生物学的性と異なる生徒やそもそもどちらの性とも自認していない生徒は、「くん」や「さん」をつけられるのを嫌がるらしい。でも

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【嗚呼、人生 vol.140】試験のリスニングのコツ

【嗚呼、人生 vol.140】試験のリスニングのコツ

私は高校受験、大学受験を経験しました。どちらも英語のリスニングがあり、大学受験に関しては15分の日本語のリスニングもありました。だから、リスニングの練習は結構しなれている方だと思います。

先日12年生の口頭試験が終わりましたが、彼らはまだ筆記試験が残っています。この筆記試験にはリスニングも含まれていて、希望する生徒と1対1でリスニングの練習をすることがあります。

ある生徒とリスニングの練習を始

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【嗚呼、人生 vol.139】【日記を書くことについて、あるいは、日記のすゝめ vol.13】 5年日記を書き始めてから今日で1ヶ月が経った

【嗚呼、人生 vol.139】【日記を書くことについて、あるいは、日記のすゝめ vol.13】 5年日記を書き始めてから今日で1ヶ月が経った

1年は12ヶ月あるから5年っていったら60ヶ月。60ヶ月分書くスペースがあって、そのうちの1ヶ月が埋まった。こう書くとまだまだって感じだけど、案外あっという間に過ぎた。

日記ってやっぱりいい。

5年日記を書き始めて10日が経ったときに更新したnoteには、まだ10日しか経ってないので過去のことはある程度覚えていますが、、みたいなことを書いていたけど、1ヶ月も経つとやっぱりけっこう忘れてる。

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【嗚呼、人生 vol.138】【いろいろな日本語 vol.15】月とmonth

【嗚呼、人生 vol.138】【いろいろな日本語 vol.15】月とmonth

日本語では1年を1月から12月と数えますよね。

でも英語では数字ではなくて月それぞれに名前があります。

毎授業の最初に先生が生徒に「今日は何月何日何曜日ですか」と聞きます。10月ももう後半を迎えているのですぐに10月と出てくると思いきや出てこない。どうしてだろう?と思い、当てられた生徒を見てみると、なにやら指折り数えています。

おそらく、Octoberだということはわかっているけれどそれを日

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【嗚呼、人生 vol.137】毎日を漢字で表してみる

【嗚呼、人生 vol.137】毎日を漢字で表してみる

5年日記を書き始めてから約1ヶ月が経ちました。

今までは、その日にあったことのハイライトと天気を書いていましたが、最近ふと思い立って「今日の漢字」を書いてみることにしています。

それを始めてからまだ1週間ほどなのですが、パラパラとページをめくると、どんな日だったかが一目でわかり、結構面白いのでおすすめです。

12月31日にはその日の漢字と1年の漢字を表してみようと思っています。

今から少し

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【嗚呼、人生 vol.136】楽しい授業をするために先生がしている裏の努力

【嗚呼、人生 vol.136】楽しい授業をするために先生がしている裏の努力

日本語の文字はたくさんあるからこそ、それらを楽しく覚えてほしいですよね。だから、ひらがなやカタカナをある程度勉強した後に、カルタをしたりします。

そのカルタ作りが本当に大変なんです。まずカタカナが書かれた紙を5セットコピーして、その後カタカナをひとつひとつ切り抜いていきます。そのままラミネートできたらいいのですが、A4の白い紙1枚だとぺらぺらになってしまうということで、画用紙もカタカナのサイズに

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【嗚呼、人生 vol.135】12年生の口頭試験がついに終わった

【嗚呼、人生 vol.135】12年生の口頭試験がついに終わった

先日、12年生の口頭試験がついに終わりました。当日はピーカン晴れ。
1番最初の子は9時20分からだったので、私は先生と一緒に9時から会場入りしました。
試験会場はある学校の一つの小さな建物で、生徒たちが入る部屋はRoom1とRoom2の2つの部屋がありました。

生徒たちは試験の30分前に着くように言われていて、着いたらすぐ受付をすませます。その後、試験の5分前まで最後の練習をしました。

今まで

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【嗚呼、人生 vol.134】プライベートチューターってすごい勉強になる

【嗚呼、人生 vol.134】プライベートチューターってすごい勉強になる

プライベートチューターを始めて3週間が経過しました。合計6回くらいをした感想を書いておきたいと思います。

まず一番に言えるのが、教えれば教えるだけ教えることに自信を持てるようになるということです。同じ学年の子を3人教えているので、3回ほぼ同じ内容から復習することになります。だから、1回目より2回目、2回目より3回目といった具合にどんどん教えるのが上手になっている自分がいることに気づきます。

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【嗚呼、人生 vol.133】オーストラリアで見つけた面白い英語

【嗚呼、人生 vol.133】オーストラリアで見つけた面白い英語

つい先日、ホストマザーと一緒にClaytonというところにあるアジアンマーケットに行きました。

そこで爪楊枝を見つけたのですが、その商品名が面白くてみなさんにも紹介したいと思い写真を撮ってきました。

それがこれ、

TOOTH PICKS 

面白くないですか?オブラートに包むこともなく、あたかも歯に付いたものを取るためのものという感じがして思わず帰ってきてから写真を撮ってしまいました。

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【嗚呼、人生 vol.132】12年生の最後の授業が終わった

【嗚呼、人生 vol.132】12年生の最後の授業が終わった

先日、12年生の最後の授業でした。最後の授業は楽しいことを、ということで百人一首をしました。

最初の方は戸惑っていた生徒たちでしたが、だんだん慣れてきて、最後の十数枚になったときには目を大きく見開きながら下の句のカードを探していて、とても楽しんでいるようでした。

そして授業の最後の時。サンキューカードと小さなギフトボックスをくれました。まさかギフトをもらえるとは思っていなかったのでとても驚きま

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【嗚呼、人生 vol.131】教えるって経験だわ

【嗚呼、人生 vol.131】教えるって経験だわ

大学生時代、模擬授業に怯えていた私。当時の精神状態があまり良くなかったというのもありますが、模擬授業の後で私は教員には向いていないと思うようになっていました。

最近オーストラリアでチューターの仕事を始めました。授業にキャッチアップするためにチュートリアルを希望している子たちを3人教えています。最初のいくつかのレッスンでは日本語の基本的な文法などを確認しているのですが、今のところほぼ同じ内容をそれ

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