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社員インタビューvol.1 | 支え合いの文化が、キャリアチェンジやライフステージの変化の後押しに

成長期にある企業で、“働きやすさ” を自分たちの手でつくる

━━河野さんがフロンティアに入社された経緯から教えてください。

河野:
フロンティアは、私のファーストキャリアです。就職活動をしていた当時から、「結婚や出産などのライフイベントを経ながらも長く働き続けられる企業に就職したい」という思いが軸としてありました。

しかし、そのために必要な “働きやすさ” や “会社の将来性” という観点から、自分に合うと思える企業になかなか出会えなかったんです。

当時は希望する業界や職種が明確に決まっていなかったため、友人の就職先などを参考にいくつか選考を受けていたのですが

学歴ではなく自身のパフォーマンスを正当に評価いただける環境で、かつ「これからさらに会社が成長していくだろう」と思える企業をHPや面接で得た情報から見つけるのは難しいなと悩んでいて。

そんな時に、紹介会社さんから偶然フロンティアをご紹介いただいたことが入社のきっかけになりました。

━━入社の決め手は何でしたか?

河野:
成長期にあるフロンティアは、まだ制度なども十分には整っていない環境だとわかっていましたが……成長の途上段階でも女性が多く活躍していたり、自分がこの会社で長く働いて成長していくイメージが描けました。

その中でこれから “働きやすさ” を自分たちの手で作っていけるだろうという思いが生まれました。

また、もともとコミュニケーション能力に強い自信がある訳ではなく、自分に営業は難しいのではとも思えましたが、その不安は “人” の印象から払拭された感覚です。

面接でお会いした方のお人柄や社員の皆さんのコミュニケーションの様子に、「営業が大変でも、こんな方たちと一緒なら頑張れそう」「距離が近く仲が良さそうで自分に向いている環境なのでは」と思えましたね。

――実際に入社されて、環境や仕事に対する印象としてはいかがでしたか?

河野:
やはり営業は楽な仕事ではありませんし、大変なことももちろんあります。本当に長くこの仕事を続けられるだろうかと思ったこともありました。

ですが、やればやった分だけお客様のお力になれる場面が増えたり、その中で自分のスタイルを確立して自信が持てるようになったり。

さらに関わらせてもらう後輩たちの成長した姿を見られたりと、喜びを感じられる部分も多いなと思います。

また誰かが悩んでいる時には、責めるのではなくフォローし助け合い、自分の成功だけでなく人の成功のためにも力を尽くせる風土があるなと感じました。

私も仕事が上手くいかない時に同期に支えられ、「転職という未知の選択肢をとるよりも、この仲間がいる場所で頑張っていこう」との思いで乗り越えてこられたなと思います。

左:プロインタビュアー 伊藤 秋廣様
右:インタビュイー 河野 真由


強みを活かして、会社の新たな仕組みづくりに挑戦

――営業職から、どのような経緯で現在の「人材開発部」に異動されたのでしょうか?

河野:
全社として採用を強化していくために教育体制を整えなければいけないという節目に、「人材開発部」を増員することになり、会社からお声がけをいただいたのがきっかけです。

もともと、部署に新しく入ってきたメンバーたちに教えることは好きだったため、このお話をいただいて率直に嬉しかったですね。入社して4年目になるタイミングで新しいことにもチャレンジしてみよう、と前向きな気持ちで異動を決めました。

一方で、自分のことだけをやる・自分の部署だけを見るのではなく、考えなければいけないことの幅も影響範囲も広がることに、より強い責任感が生まれたなと振り返ります。

――人材開発部に主任として着任され、どのようなことに取り組まれているのですか?

河野:
既存の教育カリキュラムをブラッシュアップしながら、実際に人事の皆さんが採用してくれたメンバーが現場で活躍できるように、基礎づくりをお手伝いさせていただいています。

具体的には、新入社員がお客様に差し上げたお電話を一つひとつ聞いて、フィードバックするなど、地道な取り組みが大切になります。

入社してくれたメンバーの性格も強みもさまざまなため、

意図した通りに施策が進む場合もそうでない場合もありますが、正解がない中でもどうすべきかを模索し続ける日々ですね。

――仕事が変わり、影響や責任の範囲も変わった中で、河野さんご自身の思いや感じるやりがいなどに変化はありましたか?

河野:
「やはりこうした方がいいのでは」といった声一つをきっかけにカリキュラムも柔軟に変化させているので、営業職の頃よりも目まぐるしさはあるものの、それが楽しいなと感じています。

工夫を重ねる中で思い描いた通りに取り組みを進めることができ、現場に新たに配属されたメンバーたちが実際に活躍している姿をみると、やはりとても嬉しいです。

「フロンティアには、 “帰ってこられる場所” がある」


――これから産休に入られると伺いました。

河野:
はい。上長をはじめ周りの方にご配慮をいただき、私が担当していた業務の分担もスムーズに進めていただいて、無事に取得に至りました。

――休職や1年後の復職に対する不安など、今のお気持ちを率直にお聞かせいただけますか?

河野:
産休・育休後の復職時に基本給が保証されていたり、「カムバック制度」も設けられていたり、

これまでに休暇を取得された方が変わらぬ部署・立場で復帰されていたりと、 “帰ってこられる場所” があると感じられているため、特に不安はありません。

「復職に向けてこれをやっておかなければ」などと考えることもなく過ごせています。

入社時はまだ制度も整っておらず、また産休・育休の取得実績も少なかったのですが、仲間が増えて会社が成長していく過程で「もっとみんなが働きやすい環境に変えていかなければ」と変化が生まれて。

その中で、単に制度ができるだけでなく、その制度を支えるメンバーの理解や支え合いの文化も醸成されてきたような印象です。

そういった変化を身近に感じられるのは、成長過程にある企業で働くことの面白みでもあるかもしれませんね。

――復職後は、どのようなキャリアを築いていきたいとお考えですか?

河野:
今と変わらずお仕事ができたら、それだけで嬉しいなと思います。

――それでは最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

河野:
営業に大変なイメージを持つ方も多いですし、教育に携わっていると「自分は営業に向いていないのでは」と相談してくれるメンバーもいますが……。

すぐに結果が出る人もいれば、地道にコツコツ頑張って後に大成される人もいて。また大きく数字をあげる人もいれば、安定的に数字を出し続けていく人もいて、働き方も貢献の仕方も人それぞれだと思うんです。

私も自分は営業に向いていないと思っていましたし、親にも「やっていけるの?」と心配されながら不安を抱えて入社しましたが、ここまで働けていますから。

目の前の事柄だけを見てすぐに判断してしまうのはもったいないなと。周りの方と支え合いながら、長い目でみて会社の “これから” を一緒につくっていける方が仲間に加わってくださることを、楽しみにお待ちしています。



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