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兎がほざく

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ショート•エッセイ、140字以内。毎日投稿、どこまで続く?
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#書店

兎がほざく929

兎がほざく929

ほしい本の探しやすい場所。

通販は書名や著者名がわからない本はあまり探しやすくないです。

神保町の国文専門の古書店はその分野の本を探しやすいです。

ネットやSNSでその場所にたどり着きさえすれば、という店がほしいです。

画廊のように作者に書棚を貸す店でもいいです。

兎がほざく926

兎がほざく926

文フリに一万人集まる一方で本屋さんには継続の難しいところが出ています。

著者、出版社、取次、書店の四者の構造の中で、書店がネット通販に置き換わってきています。

電子書籍もあります。

本が読まれなくなったわけではないみたいです。

ほしい本の探し方が変わったのです。

兎がほざく🐇561

兎がほざく🐇561

本は装幀という衣裳をまとって書店の舞台に並びます。

そして読者をひとときの夢に誘います。

装幀はフィクションへの導入のために大事です。

装幀は舞台衣裳を仕立てるみたいなものです。

それは出版社の腕の見せ所です。

いつかいい衣裳を着せて作品を書店に送りたいです。

兎がほざく🐇499

兎がほざく🐇499

印刷が発達するまでの文学を考えると、初めの形は演劇なのかもしれません。

歌もストーリーも含めて、肉体で演じられ発声されたのでしょう。

だから現代の書店は舞台で、文芸書は演劇のフリーズドライかもしれません。

装幀は衣装やメイクや小道具の遠い親戚です、きっと。

兎がほざく🐇438

兎がほざく🐇438

本を作って売るまでにはたくさんの人の手を経ます。

出版社が原稿を校正して印刷を手配します。

多数の出版社から本を預かって多数の書店に届ける取次会社もあります。

その経路の端にいる本を出したい人と本を選ぶのに迷う人がもっと嬉しくなる方法はないか、時々考えます。

兎がほざく🐇441

兎がほざく🐇441

本は出版社で作るのが普通です。

出版社は作るコストがかかるので売れそうな本を選んで出版します。

発想を変えて、書店がネプリみたいにお客さんの注文で本を作るとどうでしょう?

装丁のメニューを選べるようにしても楽しそうです。

そう売れそうにない本も陽の目を見るかな?