#介護「敬老の日に思う」

「久しぶりに笑ったわ〜」。

先日、敬老の日のイベントを開催し、

会社のデイサービスに来てくださっている

高齢者の方たちに、

敬う気持ちをお伝えした。

コロナ禍でなかなか出来なかったイベント。

5月以降、少しずつ機会を増やしている。

スタッフにとっても、

コロナ禍の個別対応が習慣化していて、

忘れかけていた「みんなで楽しむ感覚」を、

思い出してもらう良い機会にしたいので、

今回は、

スタッフが何か一芸をして、

おもてなしをする内容にしようと話し合った。

暑い中、何度も練習をするスタッフもいた。

そのおかげで、

イベント当日は大盛況だった。

どんなことをしても良いが、

「必ず高齢者の方を巻き込む」ことをルールに、

いろんな内容を考えてくれていた。

歌の発表、（盆）踊り、手品、二人羽織、

ビンゴゲーム、寸劇などなど。

最後は利用者のカラオケ大会となり、

私も飛び入りで参加させてもらった。

私は古くから利用して頂いている、

認知症のある女性の高齢者の方と、

デュエットをさせて頂いた。

曲は、「いつでも夢を」。

デュエットの相方のおばあちゃんは、

利用当初はカラオケが大好きで、

よく歌っておられたが、

年々、緩やかに認知症が進行し、

今ではあまり歌わなくなっておられた。

それでも、覚えているフレーズだけでも、

歌って楽しんでもらいたくて、

一緒に歌わせてもらった。

もちろん、

この曲は、このおばあちゃんが、

よく歌っておられた曲だ。

結果、

私がほとんど歌い、

おばあちゃんが、

「いつでもゆ〜めを〜〜♪」

を時々歌ってくださる感じで、

globeのケイコとマークパンサーのような

掛け合いになったが、

拍手喝采を浴びたおばあちゃんは、

いつもより笑顔を浮かべておられた。

曲が終わっても、

「いつでもゆ〜めを〜♪」を

少しの間、繰り返しておられ、

その言葉が、

私たちへのメッセージにも感じられた。

みんな、とても笑顔になった。

敬老の日のイベント。

高齢者を対象にした介護の世界では、

当たり前のように来る毎年のイベント。

ただ当たり前のように準備するのではなく、

1回1回、

敬う気持ちがちゃんと伝わるように、

また利用してくださる方たちが、

「まだまだ必要とされている」

と感じてもらえるように、

大切な日として、

これからも捉えていきたいと思う。

＜スタエフ告知です↓＞

◎9月23日（土）あさ８時〜
　「うりもの井戸端会議」
コメント欄の方とのトーク。
テーマは『最近、笑ったこと』。
楽しく話しましょう🎙️✨


◎9月25日（月）よる１０時１５分〜
　「笑っていい解！」
　今回のお悩みは、
　『ご主人の謎のクレジット使用問題』です。
　まだまだ解決策のご提案を
　お待ちしております！

◎9月30日（土）よる９時３０分〜
　「グータンウリボ」
　ゲスト2人とうりもの3人トーク。
　今回のゲストは、彩夏さん、八風さん🎙️。
　トークテーマは、
　『夫婦喧嘩について』です！