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無名人ツーリズム

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人は町。インタビューとは旅。物語は記憶。 参加者のインタビュー感想と関連記事を集めています。
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#エッセイ

「無名人インタビュー」全活動紹介

私の名前はqbc! 本名は栗林康弘。 無名人インタビューという「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」をコンセプトにしたインタビュー企画の主催をしています! 2020年2月11日にスタートした無名人インタビューも4年目を迎え、現在は、「無名人インタビュー」を始めとした、さまざまなインタビュー企画を行うインタビュープラットフォーム組織へと変化しつつあります。 が。 ただですね、変化に変化を続けに続けた結果、初めてこの活動を見つけていただいた方には、非常にわか

No.184 令和6年6月4-5日 夢日記

 とてつもなく不思議な夢を見たので, 夢日記を残す.  場所は実家. より具体的に旧宅と新宅の間の``渡り''. 多分, ちょっとした小雨がパラついていた感じ. 時刻は日暮れ時. ふと東の空をみたら… なんと虹が見えた. それも普通の虹じゃない. 副虹がどうこうの次元じゃない. 5個も, 6個(上の方は掠れてみえにくかったが多分7個か, 8個くらい? あるいはそれ以上?)も何重ものアーチが重なるようにして, 空の上の方まで(まるで天へ昇る虹の梯子の如く)延びている凄ま

No.183 「神恩感謝」のこころ

 ようやく忌中が明け, 諸々の神社参りを再開した. 1年半くらい前から色々と偶然が重なって神社参りをするようになったが, 歳を取った事と, このほど祖母が亡くなったこともあり, 最近はまた神社参りする感覚が変わってきたような気がする.  まず昔は行っても, 基本的には特に願い事もないので, 通過儀礼的に参拝するだけだったのだが, 最近は「神恩感謝」という便利なフレーズを知ったので, 一層諸々に精が出ている. というのも, お参りしたり, 絵馬等を奉納する際に何か願い事を書

5月某日 インタビューを受けた話

 私についての話をするのが苦手だ。聞いた話なら、その語り口のまま話せばいい。だが、私の話は誰も口に出していない。私は私の力で、話を仕立て上げなければならない。即興でやるには難題過ぎる。だから大抵聞き役で生きてきた。どんな身の上話でも、打ち明けられる側でいた。  身近な人にも自分のことは明かさない。そんな私がインタビューを受けたらどうなるのか。一個人の一個人による実験をした結果、次のようなことがわかった。 1,相槌を求めるためと話し言葉に変換するために、間の多い話し方になった

No.179 無名人インタビューから1年

 無名人インタビュー からちょうど1年が経った. 正確にはインタビューを受けたのは昨年の3月末で, 記事が公開されたのがちょうど1年前なのだが, まぁともかく1年が経った.  『やせがまんばかりでもう半年どころか, 1年過ぎたが, 何が変わったか』. 去年はあれから原因不明の謎の体調不良に長らく苦しめられ, 直近では祖母が亡くなったりしたが, 正直あまり変わった気はしない. 強いて言えば, 去年より信心深く(?)なり, より神秘主義的(?)になったことだろうか. つまり

育休教員からwebライター、介護職やってるママが目指すところって?

元中学校教員からwebライター、介護職と異色のキャリアを築く私。 その先には、「子どもたちに思考力を育てる教育をしたい」という思いがあります。思考力とは、自分の頭で考え、思いを表現し、自分軸で生きられることです。 なぜそう思うようになったのか、自己紹介もまじえてお話ししていきましょう。レッツゴ! 📕基本情報愛称:アヤコ 生年月日:1990年4月18日 家族:無職から税理士を目指す夫(36歳)、エンジェル息子(3歳) 職業:中学校国語科教員(8年)webライター(2年)介護

小説書いてもらってみる006:生徒Aさん4稿目(最後まで書けた!)

こなだい上野の西洋美術館にいったらゴヤの展示やってました。ゴヤって、「子を喰らうサトゥルヌス」とかグロいのとか優美な肖像画が有名ですが、本領は版画だなあと思ってるのですよね。「妄」とかね。 昔ゴヤ見て、小説書きました。これ。うんうん。 美術館の話で、実はゴヤ自体は関係ないんだけど、でもこれゴヤ見てた時なんですよね。 という余談はさておき。 さあ小説を書いてもらってみるシリーズです!!!!! Aさんの3稿目(というか書き出し) 手紙を書きだした。でも書けない。私は人間に向

【自己紹介】わたくしって何者?

こんにちは。本州から出たことない人です。 わたくしはすこぶる元気です。 本日もイギリスよりお届けいたします。 本日は遅ればせながら、そして大変僭越ながら、わたくしの自己紹介をさせていただこうと思います。 【名前】本州から出たことない人 本州さんって呼んでください。 【名前の由来】生まれてから21年間、1度も本州を出たことありませんでした。飛行機にも乗ったことありませんでした。新幹線も人生で3回くらい。人生で1番の遠出は修学旅行の大阪。あとは名古屋に行ったくらい。しかし

自分語りしたくてインタビューを受けてみた話

以前、こんな記事を書いた。 その後、自分語りをするために「無名人インタビュー」というプロジェクトに参加させていただくことにした。今回はその感想的な記事です。 「無名人インタビュー」についてはこちらから☟☟ 私の参加したインタビュー記事はこちら⤵⤵⤵ ここからはインタビュー感想。 まず、現在の自分について話し始める。 とりあえず仕事について話すことになったのだけど、ごめんなさい、初っ端からじわっと気持ち悪い気分になってきた。 というのも、フリーターとして今やっている

No.169 鳥山明雑感

0. はじめに 鳥山明の訃報が, 文字通り世界を駆け巡り, 多くの人が衝撃を受けた. 私もその例に埋もれなかったので, この機会に鳥山明についての個人的雑感を簡単に述べる. 1. 漫画における功績 鳥山明の漫画論や功績に関しては, 無限に多くの人が無限に語っているので, ここでは, あくまで個人的な見解かつあまり言及されていないと感じる topic に絞って述べる.  一言で言えば, 鳥山明の漫画における功績とは 『漫画に「デザイン」という思想と方法を持ち込み, 実践

書き言葉と分人主義

ここへ来て、本の執筆作業が大詰めを迎えてきて、平日だけでなく休日もほぼPCに向かいっぱなしである。 書いている本の内容は、以前「無名人インタビュー」様にインタビューを行っていただいた以下のような感じ。 共著なので書く分量自体が多いわけではない。 だが、特に予備知識の無かった分野まで自分が書くことになった章もあり、インプットとアウトプットを同時にやらなければならないのが悩ましい。 そんな脳の自転車操業に加え、割り当てられた字数が極端に少ないため、なまじたっぷり書かされるより

No.155 令和6年にやること

 令和6年が始まった. 新年早々地震が発生し, 中々に大変な年明けになったが, 容赦なく正月の三が日は過ぎてゆく. そこで正月休みのうちに今年の抱負あるいは指針を簡単に述べたいと思う.  ここ 5, 6 年くらいは新年を迎えるごとに新しいことを始めることを心掛けてきた. しかし今年は, 昨年色々あったこともあるが, その逆. すなわちこれまでやってきた諸々の試みをやめたり, 統合することをやっていきたい. たとえば ・これまでつけてきた複数の日記を形式や様式を改め, 統

私はよくやさぐれる(小説家のエッセイ)

人生でどうにもならない事が起こった時、自分でそれを解決できないと感じる時、大きな高い壁や強い絶望感に心を支配され、この先が全く見えないと思う時、私はよくやさぐれる。 ああもう無理、何回やっても駄目、無理、もう頑張るの無理、疲れた、あと百年ぐらい休みたい。百年ぐらい寝てたい、なんにもしたくない、何にも頑張りたくない、勉強も仕事も家事もスキンケアも、トイレやお風呂すら嫌。そう思う事がよくある。これまでの人生、何でこんなに神からの嫌がらせみたいな事ばっかりなんだろう私の人生、って

二元論では越えられない坂

9月は忙しかった。、多忙すぎる。 1,活動実績・インタビュー記事投稿数:22本(先月15本) ・インタビュー実施数:31本(先月21本) 記事投稿、実施数ともに増加。 しかもインタビュー実施数のうち、22本はqbcが担当。インタビュアーメンバーの入れ替えや8月に無理して対応してもらった分、9月のメンバー稼働が減少。その穴をqbcが埋めるかたちになった。 待ってもらえればいいんだけど、少しでも前に進みたくて。 インタビュースキルのセミナーもやっているし、講座もだいたいできてい