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自分語りしたくてインタビューを受けてみた話

以前、こんな記事を書いた。

その後、自分語りをするために「無名人インタビュー」というプロジェクトに参加させていただくことにした。今回はその感想的な記事です。

「無名人インタビュー」についてはこちらから☟☟

私の参加したインタビュー記事はこちら⤵⤵⤵


ここからはインタビュー感想。

まず、現在の自分について話し始める。
とりあえず仕事について話すことになったのだけど、ごめんなさい、初っ端からじわっと気持ち悪い気分になってきた。

というのも、フリーターとして今やっていることに恐らく自分は納得しきれていないし、フリーターになった経緯もまだ他者に語れるほど消化できていなかったのだ。言葉にしようとするとフラッシュバックというか、なんというか、心がぐじゅっとする。

今の仕事の説明はできるけど、やっぱり「私の話」ではないなと思ってしまう。そして前職やフリーターに至る経緯については話したくなさすぎた。私の人生における暗黒期だったのは自覚していたけれど、ここまで語れないとは思わなかった。

さらに言えば、このアカウントの身バレ防止のために伏せたい部分もあるので、いよいよ何話せばいいのかわからない。でも、まともに語れなければインタビューは成立しない。
過去の自分に心臓をベタベタ触られているような気持ち悪さに加えて、メタ的な観点から今のインタビューの状況をみて「これでいいのか」「これは大丈夫なのか」という不安も湧いてくる。上手いことインタビューになるように話さなければなんて、変なプレッシャーも出てきた。

頭がぐるぐるしてしんどくなってくる。「これで大丈夫ですか」と言ってしまって、気を利かせたインタビュアーさんがとりあえず仕事の話から逸らしてくれた。インタビュアーさんには申し訳ない、これは私のメンタルの問題。


基本夢想ばかりで現実に即してない。自分のインタビューについて、抱いた印象。

でもこれは、現実を生きる上で軸となりやすい「仕事」について、私がまだ模索中だからかもしれない。先の見通しも全く持てないし。
やりたいことを仕事にして生きていくつもりだった。そのためにがんばったのに。人生は思うようにいかないものです。私のアイデンティティを構築していた軸をひとつ失ったのだから、今の私の骨組みがなくふわふわしてるのは仕方ないかもしれない。

仕方ないかも、と気づけたのはよかった。


noteに書いたことはやっぱり話しやすいし頭に浮かんでくる。一度文章に落としこむことで、引き出しができたんだなと実感。
ただ既に自分で記事にできたものを二番煎じで他者に語っても、今回の目的(自分語り)のためには意味が無い気はして、避けた。


インタビューとしてこれでいいのか、大丈夫か、と思う気持ちもありつつ。
原稿を確認していたら、経験についての私の考えは、思ったより言葉に落とし込めていたので驚いた。実際タイトルに使っていただけて、ちょっと嬉しい。

いろんな場所に行って、いろんな人に会って、やみくもに経験値を上げよう。楽しい思い出、面白い思い出をたくさんコレクションしよう。当分の私の生き方の指針はこれだな。


インタビューして話を引きだしていただくことで、話が下手なりになんとか自分語りができた、気がします。
今の自分について考えを整理するきっかけにも、なった。やってみてよかったです。

無名人インタビュー関係者の皆さま、ありがとうございました!

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