No.179 無名人インタビューから1年

 無名人インタビュー

からちょうど1年が経った. 正確にはインタビューを受けたのは昨年の3月末で, 記事が公開されたのがちょうど1年前なのだが, まぁともかく1年が経った. 

 『やせがまんばかりでもう半年どころか, 1年過ぎたが, 何が変わったか』. 去年はあれから原因不明の謎の体調不良に長らく苦しめられ, 直近では祖母が亡くなったりしたが, 正直あまり変わった気はしない. 強いて言えば, 去年より信心深く(?)なり, より神秘主義的(?)になったことだろうか. つまり, 1年でめっきり歳を取った気がする. その一つのきっかけが, 無名人インタビューを受け, その分析

をし, 辞世の句

運命の しるべのままに 幾星霜 
流れ流され 数奇な旅路

も詠んだことにあると思う. 

 あれから折に触れてふと思うのが,

「もし今, 無名人インタビューを受けたらどうなっただろう」

ということである. 多分, 以前(依然)と変わらず, 自分のこと(特に身バレにつながるようなこと)はやはり殆ど何もしゃべらないだろう. だから, 全体の taste としては殆ど似たような調子(謎の人?)になると思う. 

 他方で, 語る topics は多分毛色が違うものになる可能性が高い. 上記の無名人インタビューの分析でも述べているが, インタビューの中にいくつか分岐点が存在して, そこはインタビューの時期やタイミングによって違う分岐へ流れただろう. だから

「今やったなら, 果たして私は何について語るだろうか」

ということに興味がある. これも少し変わった毛色の占いの類の感覚がする. 

 ただそれでも(すなわち仮に別の分岐を選択したとしても)最終的には, 前回のインタビューのように, 最後は運命論, 神秘主義的オチに収束していくような気がする. つまりはそれが「今の私の在り様」ということなのだろう. 

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