やましろいしる

なんとなく週一回の頻度で更新を…と思いつつも、既に月に一回出来たら万々歳な不定期更新に…

やましろいしる

なんとなく週一回の頻度で更新を…と思いつつも、既に月に一回出来たら万々歳な不定期更新になっております。夢日記を小説仕立てにした夢日記ショートショートも、見た夢を覚えている日のみ書くため不定期更新。そんな体たらくですが、どうかゆたしくうにげーさびら。(20240131現在)

マガジン

  • 夢日記ショートショート

    実際に見た夢を小説仕立てにしたものです。いかんせん夢なのでハッキリとしたオチがない仕上がりになることが多くなりますが、その辺はご容赦ください。

最近の記事

初心にかえりたい秋

連日の猛暑にグッタリしがちだった今年の夏。 こんなに長くこんなに暑い日が続くなんて、秋は本当に来るんだろうかと思っていたら、やっと暑さが和らぎ微かな秋の気配を感じるようになった。 秋、と聞くと私の心は毎年ソワソワする。 どんな秋にしようかと焦ってしまう。 食欲の秋 読書の秋 スポーツの秋 … あと何があるかしら。 さて、そんな私は今年こそ読書の秋! ここしばらく遠のいていた小説なんかも読んで、物語に浸る体験を久々にしてみたい。 かつては文学少女よろしく読書といえ

    • 3行更年期日記 20240528

      手湿疹がなかなか治らない。エストロゲンが減ってくると皮膚も弱る。アトピー性皮膚炎持ちだった人はなおのことらしい。かつての敵にここで再会というピンチ。

      • 夏の引き潮とおぼろげな記憶

        幼い頃の記憶で、夏休みだっただろうか。 父に連れられ父の実家へ遊びに行ったときのこと。 叔父がデカいカーペットを担いで、コレを海で洗いに行くぞ!あんたちも一緒に行くね?ってことで、一緒に遊んでいたイトコたちと共に叔父についていった。 海はちょうど良い感じの引き潮で、浅い水面でゆらめくカーペットをみんなではしゃぎながらバシャバシャと踏みつけるように洗った…ような気がする。 引き潮の海を見ると、今でもその記憶の断片が思い出されることがあるのだか、疑問なのは、なぜ海でカーペッ

        • 誰にも読まれなくなってからが本番

          …っていうタイトルだけ思いついて、それだけを書いて保存して置いていた。 本文を書く前に読書記録を先にアップしてしまったので、順番としては逆になってしまったが。 それまでnoteを2ヶ月くらい、まるで更新してなくって、それで久々にアクセス状況を覗いてみると、さすがにそのカウンターもゼロになっていた。 うふふ、そりゃあそうだよね。 というわけで、私の記事が誰の目にも届いてないぞ!という錯覚により、だいぶ肩の荷も感じなくなったところでnoteをぼちぼち再開なのである。 こ

        初心にかえりたい秋

        マガジン

        • 夢日記ショートショート
          2本

        記事

          相性がいい語り手が見つかると、うれしいね

          「読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?」 おっ、タイムリー。 ちょうどそうしようと思っていたのよ。 というわけで、今回は読書記録であります。 肉乃小路ニクヨさん。 金融業界の会社員を経ながら、二足の草鞋でドラァグクィーンとして活躍し、今では「ニューレディ」という新たな肩書きを携えつつ、「経済愛好家」としての発信もおこなっている。 今回読んだ一冊は、そんな経済愛好家ニクヨさんの著書。 過去のnoteでも少し書いたが、私は経済や金融の話が苦手だ。 人間社会で生きる

          相性がいい語り手が見つかると、うれしいね

          みなおす

          いつもこの時間に聴いているラジオ番組、というのが私にはいくつかある。 ある日、いつものようにいつものとある番組をラジオで(正確にはradikoのアプリで)聴いていたら、どうも今日は内容が聴くに堪えない。 いつも楽しげに喋ってくれているパーソナリティの方々のことは好きだし、彼らの今日の喋りも別に悪くはない。 ただ、この日はリスナーへ募集していたメールのテーマがいわゆる「大喜利」の要素がある、つまり「ネタ」的なメールを募るものだったのだけど、今回はどうも、その内容が「私には

          文明の利器はうまく使うに越したことはない

          noteを始めて約5ヶ月、お恥ずかしながら更新がだいぶ途切れ途切れになりつつある。 noteのアプリを開くと、noteの運営からこんなメッセージが届いていたりする。 「○月×日までに記事を投稿すると、連続投稿△ヶ月目を更新できます」 運営は良かれと思って、モチベーションの維持が難しいであろう大半のユーザーへこのようなメッセージを送っているはずである。 ところがなんということか、私というヤツはそのメッセージを見た瞬間はつい、「無償労働を強制させられている!」と、反射的に

          文明の利器はうまく使うに越したことはない

          駆け込み更新にご注意下さい

          ああ、2023年という今年が…終わっていく。 駆け込みでnoteを書いている。 着々とネットデブリ化の道を歩み出した、私のnote。書くことが好きかも、と思っていたけれど、こんなに書けないとは。 それが再確認できただけでも、良い収穫かもしれない。 私は地元である沖縄のラジオ番組にメールを投稿をするのが趣味になってから約13年くらいになる。 そんなラジオ投稿も、流石に毎日ではなく気が向いたときに送っているくらいの緩さだ。 ラジオ投稿を書くのとnoteを書くことは、プラット

          駆け込み更新にご注意下さい

          【備忘録】まだ途上のこと

          何か書きたい!と意気揚々と始めたnoteだったが早くも更新が滞り、最初に危惧した「ネットデブリ化」がいよいよ現実味を帯びてきた。 何もしなかったわけではなく、ちょっと書いては「今はちがうな」とか、「書いててつまんないな」と思ってひとまず保存してそのまま、というのがポツポツある。 とある時事ネタから書いているものもあるが、書いていて気持ちが沈んでしまって書けなくなったものもある。 時事ネタは旬があるので、ビュー数とかを考えてるならばトピックがアツいうちに積極的に乗っかるべ

          【備忘録】まだ途上のこと

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」洋楽編 その2

          一回でまとめる予定だったプレイリストも第3回目。 以前に書いた邦楽編と洋楽編その1はこちらです。 それではさっそく、洋楽編の続きです。 洋楽編 その2Jackson Browne 「Pretender」 公式チャンネルで公開されている、自宅ライブの模様。 コロナ禍真っ只中の頃にアップされたようだ。 「Pretender」と聞くと、今ではOfficial髭男dismの印象が強いかもしれないが、私にとっての「Pretender」はこの曲。 同名のオリジナルアルバム自体が名

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」洋楽編 その2

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」洋楽編

          前回の邦楽編はこちら ↓ 今からおよそ30年前(こうやって文字化すると年月の経過が怖い)、当時中学生だった私が音楽の沼にどっぷしハマるきっかけのひとつとなった、恩師からの「棚からひとつかみテープ」自体は、邦楽も洋楽もごちゃ混ぜなプレイリストだったのだが、こちらでは便宜上、邦楽と洋楽を分けて紹介している。 洋楽編Eagles 「Hotel California」 ちょっと洋楽をかじったことがある人ならばもう説明不要であろう名曲。 オフィシャルでリリース当時のライブ映像があ

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」洋楽編

          夢日記ショートショート231017

          私は、友人のAとBと一緒に明日出発する旅行の計画についての打ち合わせをしていた。 Aが住むアパートの一室。 そろそろ帰って、各々で旅の支度をしようと一旦解散することにした。 私とBはAの部屋をあとにして、アパートから出ようとすると、見送りに出たAがふと、「そういえば、下の階の部屋が今度ひとつ空きになるらしいけど、随時内見できるらしいよ。B、引っ越したいって言ってたから今できるなら見て行ってみたら?」と提案してきた。 あたりはすっかり夜で、随時とはいえこんな時間から内見させ

          夢日記ショートショート231017

          伝言は頼りない約束

          夕食の支度をしようと、まずは炊飯器にお米をセットだと思って炊飯器を見やると、いつかの残り白飯が保温のまま鎮座していたときの絶望感といったらない。 昨日の晩がそうだった。 食べ切ったとは思ってなかった。 寝る前にラップに包んで冷凍庫へと思っていたのに、それをキレイさっぱりと忘れていた。 前日の自分に向けてブツブツ文句を言うのを抑えながら、「70時間」という文字が点滅表示しているフタをもう一度あけて(ショックで思わず一旦閉じてしまったので)、ひとまず哀れな残り飯を皿にあけた

          伝言は頼りない約束

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」(邦楽編)

          先日約4年ぶりに帰省した先で、家族や親戚、地元の友人といった近しい人々と久々な再会を果たしたのだが、折悪しく会いそびれた人々もいる。 とある恩師がそのひとりだ。 学校や家庭や地域だけの、狭い世界に閉じこめられざるを得ない中学生に、読書や音楽といった勉強以外の世界を広げてくれた、学習塾の先生。 学生時代にはバイト講師として舞い戻った際にも上司としてお世話になったし、お互いの結婚式に招待したりしてもらったりと、大人になっても緩やかながら交流がある恩師である。 塾に通ってい

          私の音楽遍歴「恩師からのカセットテープ」(邦楽編)

          ありがたい存在

          少し前に帰省した。 コロナ禍のご時世などもあって実に約4年ぶりだった。 ふるさとから離れた場所に生活拠点を置いて10年ともなると、実家に帰っているにも関わらず非日常に浸れているのが、ふと不思議に感じるものである。 幾人かの親しい友人にも再会できた。 どの友人に会っても、数年ぶりだというのに互いの近況そこそこに、くだらない話にも話が咲き、まるで毎日顔を合わせていた学生時代とそう変わらない空気感がとても心地良い時間だった。 思えば、そう親しくない間柄の人間と会うときほど

          ありがたい存在

          夢日記ショートショート 230901

          私と皐月は、銀行の待合スペースで固いソファに並んで座っていた。 この銀行は私の地元にある支店で、見慣れた空間だ。 地元を離れて久しい私はそれだけで懐かしさに包まれつつも、なぜ皐月の用事に付き合わされているのかだけはよく分からなかった。 「今日は何の用事なの?」 皐月に尋ねると、思ってもない用件を聞かされた。 「今まで皆が知らなかった先生のヘソクリがこの銀行にずっと預けっぱなしだったみたいで、そのお金を代わりに引き出してほしいってご家族に頼まれたの」 「ええ?それ、遺産っ

          夢日記ショートショート 230901