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伝言は頼りない約束

夕食の支度をしようと、まずは炊飯器にお米をセットだと思って炊飯器を見やると、いつかの残り白飯が保温のまま鎮座していたときの絶望感といったらない。

昨日の晩がそうだった。

食べ切ったとは思ってなかった。
寝る前にラップに包んで冷凍庫へと思っていたのに、それをキレイさっぱりと忘れていた。

前日の自分に向けてブツブツ文句を言うのを抑えながら、「70時間」という文字が点滅表示しているフタをもう一度あけて(ショックで思わず一旦閉じてしまったので)、ひとまず哀れな残り飯を皿にあけた。

状態をみてみると、意外とまだ柔らかくて、変な匂いもない。
捨てるにはもったいない。ちゃんと食べられそう。

晩ご飯前だがすでに小腹が空いていた私は、お椀一膳分にギリギリ満たない70時間白飯で腹ごしらえにすることにした。

しかし、保温状態だとはいえ約3日弱越しの白飯なのが気になったので、美味しさとささやかな殺菌効果を期待して、その白飯をゆかりふりかけで少し華やかにしてさしあげた。

70時間ゆかりごはんは普通に美味かった。

晩ご飯の白飯は抜いたのかというとそれはせず、量を減らすくらいで白飯はどうしても抜けなかった。
豚の生姜焼きで白飯抜きはつらい。

そういうことがあって今日は炭水化物を食べ過ぎている、と、夫に話したら、「食べ過ぎた分明日帳尻を合わせればいいさ」と言ってくれたのだが、頼りない過去の自分がそのまんま未来の自分になりかねない私にそんな芸当ができるのか…。

そして、このnoteを書く数時間前の私は、そんな昨日のことをすっかり忘れて、セブンイレブンのカステラを2切れも食べてしまったのだった。


この記事が頭の片隅からずっと離れていなくて。
いや、人のせいにしてはいけませんね。すみません。
全ては制御できてない私の食欲がおかしたことです。

セブンカステラも普通に美味かった。


では、ここで明日の自分へ大切な伝言をひとつ。

「間食は先送りできます。食べることを先送りしましょう」

今日の私とお前との、約束!!!!!!




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