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上機嫌は大人のドレスコード

みなさんこんにちは、ウエマツです。

今回はオススメ本の紹介をさせていただきます。


石津貴代さん(著)
『メンタルトレーニングの教科書 〜本番に強くなる!自信をつける!』

前回紹介した、
メンタルトレーナーの石津貴代さんの2冊目の書籍になります。

前回の記事はコチラ↓

石津さんのHPはコチラ↓



メンタルトレーニングとは


まず、簡単に前回の記事のおさらいをしていきます。

メンタルトレーニングとは?
・メンタルをコントロールするためのメソッド

メンタルトレーニングの目的とは?
・メンタルをコントロールすることにより、高いパフォーマンスを発揮すること
・その結果、夢や目標を達成する

メンタルトレーニングの本質とは?
・究極の自己理解

究極の自己理解とは?
・自分の「心」を客観視する
・今の「心」の状態に敏感になること

以上になります。
もう少し詳しく知りたい方は前回の記事を読んでみてください。

メンタルトレーニングの教科書


今回紹介する本、

『メンタルトレーニングの教科書 〜本番に強くなる!自信をつける!』

今回の本は教科書と銘打ってあるように、内容はとても実践的です。

挿絵も多く入っていてタイプ別のメンタルのコントロールの仕方、
様々な場面での対処方などが詳しく書かれています。

実践的な本になるので、本の内容に関してはこの記事ではそれほど触れません。

ここからは、
私自身の体験を交えてメンタルトレーニングというモノを紹介させてください。

私とメンタルトレーニングの出会い


私、ウエマツは7〜8年程前から石津さんのメンタルトレーニングを受けています。

そもそもメンタルトレーニングを受けるキッカケになったのは、

「世の中のメンタルに対する考え方に違和感を覚えていた」からです。

その頃の私は会社員で、責任ある立場で仕事をしていました。

仕事には本当に真剣に向き合っていたし、サボることなくマジメにやっていました。

ただ、責任感や、仕事の納期などに追われ、合わせて人間関係があまりよく無かったりなど、色々と重なり仕事でミスを多くしてしまっていた時期でもありました。

冷静にやればなんてことのない仕事でもミスを連発して、冷静さを失い、さらにミスをする。
という悪い循環にハマってしまっていました。

その頃よく言われていたのは、

・やる気が無い
・覚悟が足りない
・努力が足りない

などになります。

そう言われて怒られる。
けど、言われたことがイマイチ腹落ちしきれず、
反省はするけど改善には至らない。

違和感は感じているけど、
違和感がなんなのかがわからないといった感じでした。

そんなある日、
Facebookのタイムラインに流れてきたのが石津さんのページでした。

その時初めてメンタルトレーニングというものを知り、
自分に合うか合わないかは別にして、この考えに触れてみたいと思い、
連絡したのが始まりです。

結果、やって良かったと心から思っています。

具体的に何が良かったか、それは、

「自分の今の精神状態をメタ認知できるようになったこと」だと、
私は考えています。

今の状態を言語化して、客観視できるようになったからこそ、
その場面に合わせて「それならこうしよう」という具体的な解決策を打つことができるようになりました。

落ち着いて仕事をすれば無駄なミスはなくせる!

そこからは仕事も安定して進めることができ、結果をドンドン出すことができるようになりました。
まぁ、安定して結果を出せるようになるまでには2〜3年くらいはかかりましたが・・・(笑)

振り返ってみると、あの頃感じていた違和感の答えは、

世の中の「メンタルへの軽視」と、「根性論」への信頼

だと思いました。

緊張することや、冷静さを失うことに対して、
無思考で闇雲に「根性論」を押し付けていることに気がつきました。

僕は学生時代から社会人になって数年間は、柔道をやっていました。
「心・技・体」とはよく聞くけど、
技と体を鍛えることは教えてもらっても、心の鍛え方は教えてもらったことがありません。

「気合だ!」「根性だ!」としか言われたことがなかったのです。

気持ちが弱ければ「もっとハードに鍛えればいい」という脳筋思考が、
日本中には根深くあることに気がつきました。

メンタルトレーニングに触れるようになって、それらの違和感を全て腹落ちさせてもらえました。

そんな私だから、
胸を張ってこの本を紹介できるし、
この記事が、メンタルトレーニングというものを知ってもらえるキッカケになればいいな、と思っています。


まとめ


なぜメンタルトレーニングが必要なのか
その理由は、

「自分の心の状態をメタ認知できる」

だと考えています。

本文から、

『人はなぜ緊張するの?』

緊張は怖いものではありません。緊張は誰にでもあるもの。
ふみこんでいえば、
緊張は「動物が生きる上で必要な身体反応」として、
もともと人間の体に備わっているはたらきの一つだからです。


人が緊張した時に出る反応は、
はるか昔、人類がサルに近い生き物だった頃の名残だと言われています。

37P

このように書いてあり、
なぜ緊張すると手汗をかいてしまったり、
体が固まってしまうのか、についても論理立てて説明されています。

これらを知ることにより、
今の自分の心の状態、体の反応などを客観視できるようになります。

調子がいい時はほうっておいても高いパフォーマンスを発揮できるのは当たり前、
調子が悪い時に具体的なリカバリーの方法を持っているというのはそれだけで自信にもなります。

社会人にとって「機嫌のいい状態」というのはドレスコードにも等しいモノです。
いつも「不機嫌な人間」なんて相手にもされません!
だからこそ、学ぶことに価値があると考えています。

最後に


メンタルトレーニングの考え方というのは、
全ての社会人だけでなく、学生の頃から学んだほうがいいように思っています。
受験や、部活動もある学生さんには、実践できる場面が多いし、
学校環境とメンタルトレーニングを学ぶことの相性はとてもいいようにも思っています。


これからの日本だけでなく、
世界中にイケメンタルな人が溢れて、世界がもっと豊かになればいいなと願っています。


以上、ウエマツでした〜

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