なぜ十代の頃はあんなに徹夜していたのか?
なんだかんだで徹夜をしなくなった。年をとると徹夜がキツくなるなんて話を、むかしは他人事のように聞いていた。十代後半から二十代にかけて。しかし三十歳をすぎた今、たしかに徹夜はつらい。意味もなく夜更かしなどしたくない。夜は寝るための時間だ。
そもそも最近は徹夜などする意味もない。徹夜する場合、それは単純にスケジューリングの失敗を意味する。当時はなぜ、あんなに意味もなく徹夜していたのか。大学のテストがあるから徹夜、友達とカラオケに行けば徹夜、酒を飲むときもだれかの家で徹夜。眠くな