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生きづらさを抱えた繊細なHSPと不安症に付き合うコツ

最初に

HSPとは「人一倍繊細で敏感な気質を持つ人」のことで、この気質を持っていることによってストレスを感じやすかったり、他人から理解を得られず生きづらさを抱えている人がたくさんいます。

HSPの人は外部からの刺激や他人の感情に敏感なため、他の人よりも不安を感じやすい傾向があります。

不安をうまく解消することができればいいのですが、そのまま不安や恐怖の感情が慢性的に続くようになってしまうと、『不安症』を発症してしまう恐れがあります。

今回はHSPと不安症の違いや共通点、不安を上手にコントロールする方法について紹介します。



HSPと不安症の違い

HSPの特徴

HSPは敏感で繊細な「気質」であるため、病気として診断されるものではありません。

主な特徴として、大きな音やにおい、強い光などに敏感に反応します。
また、感受性が強いため他人の感情に共感しやすく、良くも悪くも影響を受けやすい傾向があります。

HSPは病気ではありませんが、強い刺激や不快な環境にストレスを受けやすいのでその結果心身に不調をきたし、強い不安の感情に襲われたり、うつ病などの精神的な病気を発症する可能性は十分にあります。

生きづらさを緩和するためにはストレスを受けないように工夫したり、自分の性格とうまく付き合っていくことが大切です。



不安症の特徴

生活に支障が出るほどの強い不安や恐れを感じ、心身に不調が現れることを不安症といいます。

誰にでも持っている不安という感情が他の人よりも強くなり過ぎた結果、過剰に恐怖を感じるようになり症状を発症してしまいます。

不安症は大まかに、「パニック障害」「社会不安障害」「強迫性障害」「全般性不安障害」という種類に分けることができます。

症状の特徴としては、緊張や恐怖でパニック発作が現れる、動悸や息切れ、体の震えなどがあり、これらの症状によって、不安になる状況やその対象を回避しようとして学校や職場、人間関係などに支障がでる場合があります。

不安症は病院で診断を受けることができ、認知行動療法などを用いて不安をコントロールする治療をおこないます。




不安を対処する方法

リラックスできる方法や空間を見つける

不安をコントロールするための方法として、リラックスできる方法や空間を見つけると良いでしょう。

人それぞれの性格や特徴によって、落ち着く場所やリラックス方法は異なります。

自分に合った「心身共に安らげる空間」を探してみましょう。

たとえば、ゆったり読書ができる静かな部屋や、車通りが少なく自然が多い公園、穏やかなBGMが流れるカフェなどがおすすめです。

家の中では照明を暗くしてお気に入りのアロマを焚いてみたり、ゆっくり入浴する時間を取ったりするのも良いでしょう。

HSPの人は強い香りが苦手なので、アロマや入浴剤を選ぶときはやわらかい香りのものがおすすめです。



刺激を調整するアイテムを使う

感受性が高いHSPの人にとって、刺激を調整するアイテムを使用することは不安をコントロールすることにも繋がります。

たとえば寝るときに耳栓やアイマスクをする、遮光性の高いカーテンを使用する、ノイズキャンセリングイヤフォンで雑音をカットするなどさまざまな刺激を調整するアイテムを使ってみましょう。

また、HSPの人は強い光があまり得意ではないので、部屋の照明を間接照明のような薄暗いものにするのもおすすめです。

やわらかく温かみのある間接照明の光は心を落ち着かせてくれるので、高いリラックス効果を期待できます。

真っ暗な部屋だと不安になってなかなか眠りにつけないという人は間接照明などの明かりを設置して、意識的にリラックス状態を作り出しましょう。



SNSやテレビをなるべく見ない時間を作る

SNSやテレビは情報収集などにとても便利ですが、強い刺激や不快な情報も意図せずに飛び込んでくるので注意が必要です。

特に強い共感性を持ち影響を受けやすいHSPの人は、SNSを見るだけで気分が落ち込んだり体調を崩す人もいるでしょう。

事故や事件、戦争や災害などのネガティブな感情を呼び起こすようなニュースは、情報に触れるだけで強い不安を感じたり、自分のことのように受け止めてしまう人も中にはいるかもしれません。

「自分の周りでもいつか同じようなことが起きるかもしれない」「今後の将来はどうなるんだろう」と不安な気持ちが大きい場合、なるべくSNSやテレビを見ない時間を作るようにした方が良いでしょう。

スマートフォンの電源を切って持ち歩かないようにするなど、自分なりの対処法を見つけておくと良いかもしれません。



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